【凱旋門賞2024年】ブックメーカーのオッズは?過去の結果も紹介

2024.06.08
2024.06.10

世界中の競馬ファンが熱狂する凱旋門賞。2024年の開催も間近に迫り、各ブックメーカーが最新のオッズを発表しています。

この記事では、凱旋門賞の概要と魅力を解説し、過去の結果や注目馬を振り返りながら、2024年凱旋門賞のブックメーカーオッズを紹介します。競馬ファン必見の情報をお届けしますので、ぜひご覧ください。

[この記事で分かること]

  • 凱旋門賞の概要
  • 凱旋門賞のオッズ
  • 過去の凱旋門賞の予想
  • ブックメーカーで凱旋門賞にベットするメリット・デメリット

目次

凱旋門賞とはどんなレース?

凱旋門賞は、世界中の競馬ファンが注目する一大イベントです。栄誉と伝統、そして多くの名馬が繰り広げる激戦で知られています。

ここでは、凱旋門賞の概要と特徴、歴史と名馬、そして日本での人気と売上について詳しく解説します。

凱旋門賞の概要と特徴

凱旋門賞(Prix de l'Arc de Triomphe)は、フランスのパリにあるロンシャン競馬場で毎年10月の第1日曜日に開催される世界屈指の競馬レースです。距離2,400メートルの芝コースで行われ、3歳以上の牡馬(ぼば)・牝馬(ひんば)が出走します。せん馬(去勢された馬)には出走資格がありません。

レースの名称は、パリの象徴である凱旋門に由来しており、その高い格式と難易度から「世界最高峰の競馬レース」と呼ばれています。

賞金総額は非常に高く、優勝馬にはその年の競馬界で最も権威ある称号が授与されます。多くの国からトップクラスの競走馬と騎手が集まり、競馬ファンにとって一大イベントとなっています。

凱旋門賞の歴史と名馬

凱旋門賞は、1920年に第一次世界大戦後のフランス競馬を復興させる目的で創立されました。以来、数多くの名馬がその歴史に名を刻んできました。

歴代の名馬には、1965年に圧勝したシーバード、1977年と1978年に連覇を達成したアレッジド、そして1986年のダンシングブレーヴなどがいます。これらの馬たちはその時代の競馬界を代表する存在となりました。特にアレッジドの連覇は、過酷な凱旋門賞の歴史のなかで栄光あるエピソードとして語り継がれています。

日本からも多くの名馬が挑戦しています。ディープインパクト(2006年)、オルフェーヴル(2012年・2013年)、エルコンドルパサー(1999年)などがその例です。彼らの挑戦は日本の競馬ファンに大きな感動と興奮をもたらしました。

日本での凱旋門賞の売上は40億円超

2012年には、オルフェーヴルが凱旋門賞に出走したことにより、日本国内での馬券売上が40億円を超えるという記録的な数字を達成しました。この数字は、日本の競馬ファンが凱旋門賞に寄せる関心の高さを物語っています。日本馬が出走する際には、その注目度は特に高まり、多くの競馬ファンがテレビやインターネットで観戦します。

日本のメディアは毎年このレースを詳細に報道し、その結果は翌日のニュースでも大きく取り上げられます。こうした報道は、競馬ファンだけでなく、広く一般の人々にも凱旋門賞の重要性と魅力を伝える役割を果たしています。日本馬が活躍することは、日本の競馬界にとって大きな励みとなり、日本勢の凱旋門賞への挑戦はこれからも続いていくでしょう。

ブックメーカーによる凱旋門賞2024の最新オッズを紹介

「スポーツベット」とはスポーツの試合やイベントの結果、勝敗などを対象に賭けを行うことで、「ブックメーカー」と呼ばれる組織がこれを主催しています。「オンラインカジノ」のサイトで実際にそのようなスポーツベットが行われており、日本からも利用可能です。年齢制限副業として行う場合の注意点などの記事がありますので、スポーツベットを始める前にぜひご覧ください。

さて、2024年の凱旋門賞が迫るなか、ブックメーカーによる前売りオッズが発表されています。前売りオッズは競馬ファンにとって重要な情報源となります。

ここでは、前売りオッズの基本的な仕組みを説明するとともに、2024年10月に開催予定の凱旋門賞に向けた最新のオッズ、注目の競走馬たちを紹介します。

ブックメーカーの前売りオッズとは?

前売りオッズはレース前に設定される固定オッズで、賭けるタイミングによって決まります。出場が決まっていない噂されているだけの馬も含まれる点が、前売りオッズの面白いポイントです。

通常、前売りオッズでは賭けた馬が出走しない場合の返金はありませんが、NRMB(Non Runner Money Back)NRNB(Non Runner No Bet)というオプションを利用することでリスクを軽減できるため、覚えておきましょう。

2024年の各ブックメーカー凱旋門賞オッズ

2024年の凱旋門賞に関して、ブックメーカーから発表されているオッズは以下のとおりです。

※2024年5月30日時点

馬名A社オッズB社オッズ
【日本馬】シンエンペラー
(Shin Emperor)
17.00倍対象外
シティオブトロイ
(City Of Troy)
17.00倍対象外
【日本馬】ドウデュース
(Do Deuce)
21.00倍34倍
イランイラン
(Ylang Ylang)
21.00倍34倍
オペラシンガー
(Opera Singer)
21.00倍対象外
アラビアンクラウン
(Arabian Crown)
21.00倍26倍
ロサンゼルス
(Los Angeles)
21.00倍26倍
ホワイトバーチ
(White Birch)
21.00倍対象外
アンシエントウィズダム
(Ancient Wisdom)
21.00倍34倍
パッセンジャー
(Passenger)
26.00倍34倍
コンティニュアス
(Continuous)
26.00倍対象外
マルキーズドセヴィニエ
(Mqse De Sevigne)
26.00倍対象外
オーギュストロダン
(Auguste Rodin)
26.00倍対象外
【日本馬】レガレイラ
(Regaleira)
26.00倍17倍
ユーガットミー
(You Got To Me)
26.00倍未発表
シージャストインタイム
(Sea Just In Time)
26.00倍29倍
タムファナ
(Tamfana)
26.00倍対象外
ファストトラッカー
(Fast Tracker)
26.00倍34倍
サンウェイ
(Sunway)
34.00倍100倍
デリウス
(Delius)
34.00倍41倍
フィードザフレイム
(Feed The Flame)
34.00倍対象外
ルーヒヤ
(Rouhiya)
34.00倍26倍
フォレストフェアリー
(Forest Fairy)
34.00倍未発表
アレスト
(Arrest)
34.00倍未発表
アンビエントフレンドリー
(Ambiente Friendly)
34.00倍34倍
エミリーアップジョン
(Emily Upjohn)
34.00倍34倍
ソシエ
(Sosie)
34.00倍41倍
ハーフデイ
(Halfday)
34.00倍未発表
アルハキーム
(Al Hakeem)
41.00倍未発表
キプリオス
(Kyprios)
41.00倍34倍
アルカンター
(Alcantor)
41.00倍未発表
ルクセンブルク
(Luxembourg)
41.00倍未発表
パンセドゥジュール
(Pensee Du Jour)
41.00倍未発表
アル・リファ
(Al Riffa)
41.00倍65倍
ブルーローズセン
(Blue Rose Cen)
41.00倍未発表
インターノート
(Internaute)
41.00倍未発表
ダンシングジェミニ
(Dancing Gemini)
41.00倍41倍
カンデラ
(Candala)
41.00倍34倍
ウィルスカーレット
(Will Scarlet)
41.00倍未発表
アットラスト
(Atlast)
51.00倍未発表
マックダフ
(Macduff)
51.00倍未発表
アローイーグル
(Arrow Eagle)
51.00倍対象外
ルックデヴェガ
(Look De Vega)
51.00倍34倍
タワーオブロンドン
(Tower Of London)
51.00倍未発表
マニアティック
(Maniatic)
51.00倍未発表
アヴァンチュール
(Aventure)
51.00倍未発表
バブルガム
(Bubble Gum)
51.00倍未発表
ディエゴベラスケス
(Diego Velazquez)
51.00倍34倍
メロメロ
(Melo Melo)
51.00倍65倍
デイラマイル
(Deira Mile)
67.00倍未発表
ファンタスティックムーン
(Fantastic Moon)
67.00倍対象外
タスマニア
(Tasmania)
67.00倍対象外
スーヴィー
(Survie)
67.00倍未発表
デアトゥードリーム
(Dare To Dream)
67.00倍未発表
フレンドリーソウル
(Friendly Soul)
67.00倍未発表
キングウォリアー
(King Warrior)
67.00倍未発表
ハヤザーク
(Haya Zark)
67.00倍対象外
ガラレアル
(Gala Real)
67.00倍未発表
ゴーストライター
(Ghostwriter)
67.00倍未発表
セヴェンナズナイト
(Sevenna’s Knight)
67.00倍未発表
グレシアンストーム
(Grecian Storm)
67.00倍未発表
ザラケム
(Zarakem)
67.00倍未発表
ㇱヨラ
(Siyola)
67.00倍未発表
モンドマン
(Mondo Man)
67.00倍未発表
ナークズ
(Narkez)
67.00倍未発表
ダラススター
(Dallas Star)
101.00倍未発表
ワサビ
(Wasabi)
101.00倍未発表
ワフダン
(Wahdan)
101.00倍未発表
クリプトフォース
(Crypto Force)
151.00倍未発表
マキシキング
(Maxi King)
151.00倍未発表
ミスターハムステッド
(Mr Hampstead)
151.00倍未発表
シーマズローズ
(Sheema's Rose)
151.00倍未発表
ルデストリエ
(Le Destrier)
151.00倍未発表
【日本馬】イクイノックス(Equinox)対象外未発表
ウェストオーバー(Westover)対象外未発表
ウシュバテソーロ(Ushba Tesoro)対象外34倍
エースインパクト(Ace Impact)対象外未発表
オネスト(Onesto)対象外未発表
キャピュレット(Capulet)対象外50倍
キングオブスティール(King of Steel)対象外50倍
ザグレイ(Zagrey)対象外未発表
スプリーウェル(Sprewell)対象外未発表
セイブザラストダンス(Savethelastdance)対象外26倍
ソールシスター(Soul Siter)対象外未発表
デザートヒーロー(Desert Hero)対象外未発表
パディントン(Paddington)対象外未発表
ヘンリーロングフェロー(Henry Longfellow)対象外50倍
ワームハート(Warm Heart)対象外未発表
ダニエル(Danielle)対象外100倍
【日本馬】リバティアイランド(Liberty Island)未発表未発表
ミスターハリウッド(Mr Hollywood)未発表未発表
インディア(India)未発表65倍
エコノミクス(Economics)未発表13倍
オリゾンドレ(Horizon Dore)未発表未発表
シスファハン(Sisfahan)未発表41倍
【日本馬】スルーセブンシーズ(Through Seven Seas)未発表34倍
ボーヴァティエ(Beauvatier)未発表未発表
エアレンデル(Earendel)未発表34倍
ブルーストッキング(Bluestocking)未発表34倍
ルビーズアーレッド(Rubies Are Red)未発表50倍
マツリ
(Matsuri)
未発表41倍
エゼリヤ
(Ezeliya)
未発表41倍
ダイヤモンドレイン
(Diamond Rain)
未発表34倍

ブックメーカーに期待される上位10頭の競走馬を紹介

前述のオッズ表に登場した競走馬のうち、2024年の凱旋門賞で特に注目の高い競走馬を紹介します。これらの馬はそれぞれ異なる背景と実績を持ち、次の凱旋門賞での活躍が期待されています。

【日本馬】シンエンペラー(Shin Emperor)

2021年4月30日生まれのフランス産競走馬で、日本の藤田晋氏が所有しています。栗毛の牡馬で、調教師は矢作芳人氏です。これまでに5戦2勝の成績を残しており、主な勝鞍には2023年の「ラジオN杯京都2歳ステークス」があります。彼の父はフランスの名種牡馬シユーニであるほか、ガリレオやサドラーズウェルズといった母系の名血が流れています。

シンエンペラーはその優れた血統と実績から、将来的に凱旋門賞に挑戦することがかねてから期待されていました。この舞台でどのような走りを見せるか、多くのファンが注目しています。

シティオブトロイ(City Of Troy)

2021年生まれの牡馬で、名門クールモアが所有し、A.オブライエン調教師が調教を手がけています。父はアメリカ三冠馬のジャスティファイ、母はトゥギャザー・フォーエバーという血統です。

4戦3勝の実績を持ち、「G1デューハーストステークス」を含む重要なレースで勝利を収めています。2024年5月4日に行われた英2000ギニーでは、期待に応えられず9着となりましたが、その後も英ダービーや凱旋門賞への挑戦が期待されています。

【日本馬】ドウデュース(Do Deuce)

2019年生まれの牡馬で、父はハーツクライ、母はダストアンドダイヤモンズです。ノーザンファームで生産され、馬主はキーファーズです。友道康夫調教師のもと、調教を受けています。

2022年の凱旋門賞に挑戦しましたが、19着と結果は振るいませんでした。しかし、友道調教師は再挑戦の可能性を検討していました。ドウデュースはその後も活躍を続け、2023年の有馬記念で優勝するなど、その実力を示しています。

イランイラン(Ylang Ylang)

2021年生まれの牝馬で、調教師はA.オブライエン、馬主はマグナー、テーバー、スミス、ブラント、ウェスターバーグです。父は名馬フランケル(Frankel)、母はシャンボリック(Shambolic)。

イランイランはデビュー以来、6戦3勝の成績を収めており、特に2023年の「フィリーズマイル(G1)」では不利を克服して優勝しました。凱旋門賞を目指す有力馬の一頭として期待されています。

オペラシンガー(Opera Singer)

2021年生まれの牝馬で、父はジャスティファイ、母はリスカナです。調教師はA.オブライエンで、主な馬主はM.タボール、D.スミス、J.マグニアー夫人、ウェスターグループです。

5戦3勝の成績を持ち、主に1600メートルのレースで好成績を収めています。彼女は2023年の「マルセルブーサック賞(G1)」で圧勝し、注目を集めました。これからの活躍が期待されており、凱旋門賞でも注目の一頭です。

アラビアンクラウン(Arabian Crown)

2021年生まれの牡馬で、父は名馬ドバウィ、母はドバウィローズという血統を持つ競走馬です。彼は、ゴドルフィン所有の馬であり、調教師はC.アップルビーです。これまでに5戦4勝という優秀な成績を収めています。「クラシックトライアル」や「ゼットランドステークス」などのG3レースで勝利した実績があります。

アラビアンクラウンは英ダービー出走が期待されていましたが、2024年の英ダービーを故障で回避することが決定しました。凱旋門賞への出走も視野に入れていた彼の故障は、ファンにとって大きな悲報となりましたが、凱旋門賞での復活が期待されています。

ロサンゼルス(Los Angeles)

2021年生まれの競走馬で、父は名馬フランケル、母はティンバです。フランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎に所属し、多くのレースで上位に入賞しています。デビュー戦からそのポテンシャルを示し、特に2023年のG3「Prix des Chenes」で優勝し、実力を証明しました。

父フランケルは史上最強馬の一頭で、母ティンバも優れた競走馬です。この血統背景から、ロサンゼルスは中距離レースでの強さと、タフな環境でも粘り強く走るスタミナが特徴です。ファーブル調教師の戦略的な管理により、さらなる成長が期待されています。

ホワイトバーチ(White Birch)

2020年生まれの芦毛の牡馬で、父はカラヴァッジョ、母はドゥーナス、母父はエクシードアンドエクセルです。アイルランドで生産され、ジョセフ・オブライエン厩舎に所属しています。デビュー以来、数々のレースで印象的な成績を収めています。

特に注目されたのは、2023年の「ディーザートーダービー(G2)」での勝利です。また、2024年の凱旋門賞への期待も高まっています。彼の実力はその血統や過去の成績からも明らかであり、今後の活躍が多くのファンによって期待されています。

アンシエントウィズダム(Ancient Wisdom)

2020年生まれのイギリス産競走馬で、父は名馬ドバウィ、母はゴールデンバレンタインです。ゴドルフィン所有のこの牡馬は、チャーリー・アップルビー調教師のもとで管理されています。

2023年には、「G1フューチュリティトロフィー」を制し、その実力を証明しました。このレースではとりわけ終盤の追い込みが話題となり、多くの競馬ファンから注目を集めました。将来の大レースでの活躍が期待されており、2024年の凱旋門賞でも有力候補とされています。

パッセンジャー(Passenger)

2019年生まれの鹿毛の牡馬で、調教師はマイケル・スタウトです。父はユリシーズ、母はダウンヒルスカート。ユリシーズは「エクリプスステークス」などで活躍した名馬です。

パッセンジャーはデビュー戦で勝利し、「ダンテステークス」で3位、チェスター競馬場での「ハクスレース」では勝利を収めました。2024年のロイヤルアスコットでの「プリンスオブウェールズステークス」への挑戦が予定されており、凱旋門賞での結果も期待されています。

過去の凱旋門賞でのブックメーカー予想はどうだったのか?

凱旋門賞は毎年注目を集める競馬の大イベントであり、その予測はブックメーカーにとっても大きな関心事です。過去の予想と結果をさかのぼると各ブックメーカーの予想精度や、ファンを驚かせたドラマティックな展開を振り返れます。

ここでは、各年の凱旋門賞におけるブックメーカーの予想と実際の結果を詳しく見ていきます。

凱旋門賞2023の予想と結果

2023年の凱旋門賞におけるブックメーカーのオッズ予想は、1位がエースインパクト(3.75倍)、2位がフクム(6.5倍)、同じく2位がウェストオーバー(6.5倍)でした。結果として、1着はエースインパクト(オッズ3.50倍)、2着はウェストオーバー(オッズ6.50倍)、3着はオネスト(オッズ29.00倍)でした。

ブックメーカーの予想通り、エースインパクトが1着、ウェストオーバーが2着に入りましたが、3着には大穴であったオネストが入るという結果になりました。

2023年10月1日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われた第102回凱旋門賞では、1番人気のエースインパクト(騎手:C.デムーロ)が直線で外から末脚を伸ばし、2番人気のウェストオーバーを1.3/4馬身差で差し切り優勝。エースインパクトはこれで6戦無敗のまま凱旋門賞を制しました。3着には13番人気のオネストが短アタマ差でゴール。日本から参戦した3番人気のスルーセブンシーズは、後方から馬群を縫うように追い込み、3着から1.1/4馬身差の4着と健闘しました。

ブックメーカーの予想は、エースインパクトとウェストオーバーについては非常に正確でしたが、3着のオネストについては予測困難だったようです。ブックメーカーの予想の精度が一定の信頼性を示しつつも、競馬の予測が難しい点も同時に浮き彫りになりました。

凱旋門賞2022の予想と結果

2022年の凱旋門賞におけるオッズ予想は、1位がアルピニスタ(5.0倍)、2位がルクセンブルク(6.0倍)、3位がトルカータータッソ(9.0倍)でした。

結果として、1着はアルピニスタ(当日オッズ6.00倍)、2着はヴァデニ(当日オッズ9.00倍)、3着はトルカータータッソ(当日オッズ8.50倍)でした。

アルピニスタは予想通り1着となり、ブックメーカーの期待に応える結果に。予想上位に入っていたヴァデニも2着となりました。前年覇者のトルカータータッソも予想通り3着に入り、ブックメーカーの予想は非常に正確であったことが示されました。

アルピニスタは好位後ろでレースを進め、直線に入って抜け出し、後ろから追い込んだヴァデニを1/2馬身差で差し切り優勝。アルピニスタはこれでG1・6連勝を達成し、5歳牝馬による凱旋門賞制覇は85年ぶりとなりました。

凱旋門賞2021の予想と結果

2021年の凱旋門賞におけるオッズ予想は、1位がハリケーンレーン(3.5倍)、2位がアダイヤー(4.33倍)、3位がスノーフォール(6.5倍)でした。

結果として、1着はトルカータータッソ(当日オッズ67.00倍)、2着はタルナワ(当日オッズ5.00倍)、3着はハリケーンレーン(当日オッズ4.50倍)となりました。トルカータータッソは13番人気の伏兵で、予想外の大金星。タルナワは予想上位の馬として2着に入り、ハリケーンレーンも予想通り3着でした。

トルカータータッソは中団の外でレースを進め、直線の追い比べから抜け出し、2着のタルナワに3/4馬身差で勝利。ハリケーンレーンは短アタマ差の3着に入りました。

この年のブックメーカーの予想では、上位人気馬が順当に上位に入ると予測されていましたが、トルカータータッソが勝利するという展開は見抜けなかったようです。

勝ったトルカータータッソは、バーデン大賞からのGI連勝で凱旋門賞を制し、ドイツ産馬としては11年ぶりの優勝となりました。

凱旋門賞2020の予想と結果

この年の予想は、1位がエネイブル(2.25倍)、2位がストラディバリウス(7.5倍)、3位がソットサス(9.0倍)でした。

結果として、1着はソットサス(当日オッズ7.50倍)、2着はインスウープ(当日オッズ9.00倍)、3着はペルシアンキング(当日オッズ19.00倍)でした。ソットサスは5番人気ながら優勝を果たし、予想上位に入っていた馬が上位を占める結果となりました。

ソットサスは逃げ馬の後ろでレースを進め、直線での叩き合いから抜け出し、インスウープにクビ差で勝利。3着にはペルシアンキングが1.3/4馬身差で入りました。

レース3勝目を狙った1番人気のエネイブルは6着、日本から参戦したディアドラは8着、2番人気のストラディバリウスは7着に。ソットサスはこの勝利でG1・3勝目を達成し、鞍上のクリスチャン・デムーロ騎手と管理するJC.ルジェ調教師はともに凱旋門賞初制覇となりました。

ブックメーカーの予想は、ソットサスが上位に入ると予測していた点では的中しましたが、予想1番人気のエネイブルや2番人気のストラディバリウスが上位に入れなかったことから、全体的な予測精度には課題が残る結果となりました。

凱旋門賞2019の予想と結果

2019年の予想は、1位がエネイブル(1.57倍)、2位がジャパン(8.0倍)、3位がソットサス(9.0倍)でした。

結果として、1着はヴァルトガイスト(当日オッズ17.00倍)、2着はエネイブル(当日オッズ1.73倍)、3着はソットサス(当日オッズ8.00倍)。エネイブルは予想通り2着に入りましたが、1位に予想されていたにもかかわらず優勝を逃しました。ソットサスは予想通り3着に入りましたが、1着となったのは9番人気のヴァルトガイストで、これは予想外の結果でした。

ヴァルトガイストは中団後方からレースを進め、直線で先に抜け出したエネイブルをゴール前で差し切り、1.3/4馬身差をつけて優勝。ソットサスは1.3/4馬身差の3着に入りました。

勝ったヴァルトガイストは、父ガリレオ、母ヴァルドレルシュ、その父モンスーンという血統で、前哨戦のG2・フォワ賞を制して臨んだレースで見事な勝利を収めました。

凱旋門賞2018の予想と結果

2018年の予想は、1位がエネイブル(1.91倍)、2位がシーオブクラス(5.00倍)、3位がヴァルトガイスト(8.00倍)でした。

結果として、1着はエネイブル(当日オッズ2.00倍)、2着はシーオブクラス(当日オッズ7.00倍)、3着はクロースオブスターズ(当日オッズ29.00倍)となりました。エネイブルは予想通り1着となり、2連覇を達成。シーオブクラスも予想通り2着に入りましたが、3着には大穴のクロースオブスターズが入り、ブックメーカーの予想を超える結果となりました。

エネイブルは残り300mで内ラチ沿いに先頭に立ち、史上7頭目の連覇を果たしました。シーオブクラスは後方から追い込みましたが、短クビ差の2着に。クロースオブスターズは昨年2着の雪辱を果たせず3着となりました。

エネイブルの勝利は、10戦9勝目であり、G1レースでは6勝目という大偉業でした。これによりエネイブルは欧州競馬史に残るスーパーホースの仲間入りを果たしました。

海外ブックメーカーとJRAの競馬の違い

海外ブックメーカーとJRAの競馬には多くの違いがあります。ブックメーカーでは世界各国のレースに賭けられ、早期オッズやライブベットなど柔軟な賭け方が特徴です。

対してJRAは主に国内レースを中心に運営しています。賭けるタイミングが制限され、「パリミュチュエル方式」によりオッズが変動します。

以下では、海外ブックメーカーとJRAの競馬の違いについて解説します。

ブックメーカーならさまざまな海外競馬に賭けられる

ブックメーカーは、全世界で開催されている競馬に対してベットできるのが魅力です。

例えば、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリアなど、多種多様な国のレースに対応しており、これにより、競馬ファンは自分の興味に応じて広範囲のレースに参加できます。

対して、JRAは主に国内のレースに焦点を当てており、海外レースの運営は年間15回に限られています。JRAと比較して海外ブックメーカーは、賭けられる競馬レースの数が豊富です。

ブックメーカーとJRAではベットのタイミングが異なる

ベットのタイミングが多彩であり、隙間時間にでも手軽に競馬を楽しめるのがブックメーカーの魅力です。

例えばレースの1週間~3日前からオッズが公開され出走馬が確定する前にベットを行う「アンティポスト」や、レース中にもベットできる「ライブベット」があります。

これに対し、JRAではレース当日の限られた時間にしかベットができません。この違いにより、ブックメーカーでは早期のオッズの確定や、レース中の状況を見てベットを調整するなど、より柔軟なベッティングが可能となります。

オッズのシステム

オッズの仕組みが異なる点も、ブックメーカーとJRAの大きな違いです。

JRAは「パリミュチュエル方式」を採用しており、すべての賭け金をプールし、当選者に配分するため、オッズはレース直前まで変動します。

これに対し、ブックメーカーは「ブックメーカー方式」でオッズを提供し、賭ける時点でオッズが固定されます。ブックメーカーのオッズは、賭けた時点でオッズが確定するため、予想通りの配当を期待できます。しかし、JRAのオッズはレース終了時まで確定しないため、賭けるタイミングによっては配当が予想以上に変動することがあります。

賭け方の種類

JRAでは、単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単、枠連、WIN5など多様な賭け方が提供されています。これに対し、ブックメーカーでは単勝、複勝、イーチウェイが主流です。その他にもトリプルキャスト(3連単に相当)やデイリーダブル(2レースの連勝)など、独自の賭け方が存在します。

ブックメーカーの賭け方は比較的シンプルであり、JRAほど複雑ではありません。ただし、レースごとに特別な賭け方が提案されることもあるため、JRAとは違ったベッティングオプションを楽しめるケースもあります。

ブックメーカーで凱旋門賞などの競馬にベットするメリット・デメリット

ブックメーカーでは多彩なボーナスやプロモーションが提供され、アンティポストやライブベットで戦略的に賭けられます。また、多様な決済方法や独自のオッズ設定も魅力です。

一方で、規制や信頼性の問題、返金対応がないこと、日本の競馬ほど複雑な賭け方ができない点、そしてオッズの頻繁な変動に対応する難しさがデメリットとして挙げられます。

以下ではこれらのポイントを詳しく解説します。

ブックメーカーで競馬に賭けるメリット

ブックメーカーは多様なボーナスやプロモーションを提供しており、リスクを軽減しつつベットを楽しめます。アンティポストとライブベットにより、戦略的で柔軟なベットも可能。また、プレイヤーに最適なベッティング環境を提供するために、多様な決済方法と独自のオッズ設定を行っています。

以下では、これらのメリットについてより詳しく解説します。

ブックメーカーには多彩なボーナスとプロモーションがある

ブックメーカーは新規ユーザーや既存ユーザーに対してさまざまなボーナスやプロモーションを提供しています。初回入金ボーナスやフリーベット、キャッシュバックキャンペーンなどがあり、これらを利用することでリスクを軽減しつつ、ベットを楽しめます。

さらに、特定のイベントやレースに合わせた期間限定のプロモーションも魅力です。

アンティポストとライブベットで戦略的に賭けられる

アンティポスト(前売りオッズ)はレース前に賭ける方法で、早期に賭けることで高オッズを狙えます。一方、ライブベットはレース中にリアルタイムで賭ける方法で、レースの進行状況を見ながら戦略的に賭けられます。これにより、状況に応じた柔軟なベットが可能です。

プレイヤーのニーズに合わせたさまざまな決済方法が選べる

ブックメーカーは、クレジットカードや電子ウォレット、銀行振込、さらには暗号通貨など、多様な決済方法に対応しています。これにより、ユーザーは自分に最適な方法で資金を管理し、迅速かつ安全にベットできます。

各ブックメーカーならではのオッズ設定も魅力

各ブックメーカーは独自のオッズ設定を行っており、同じレースでも異なるオッズが提供されます。プレイヤーは最も高いリターンを得るために、複数のブックメーカーを比較して最適なオッズを選べます。実際に、オッズを確認しながら複数のブックメーカーを使い分けている競馬ファンもいます。

オッズの違いによって生まれる駆け引きも、ブックメーカーでのベッティングを楽しくしている要素の一つです。

ブックメーカーで競馬に賭けるデメリット

さまざまな魅力を持つブックメーカーですが、競馬を楽しむ際にはいくつかの注意点もあります。以下で、ブックメーカーのデメリットを解説します。

トラブル発生時に注意!規制と信頼性の問題

ブックメーカーのなかには、ライセンスが不明確なものや、規制が緩い国のライセンスに基づくものがあります。こうしたブックメーカーを利用すると、トラブルが発生した際に適切なサポートを受けられないリスクがあります。そのため、信頼できるブックメーカーを選ぶことが重要です。

ブックメーカーでは返金対応しないことがほとんど

ブックメーカーでは、賭けた馬が出走しなかった場合やレースが中止された場合に返金対応を行わないことが一般的です。このため、賭ける際にはこれらのリスクを理解し、予め対策を考えておく必要があります。

日本の競馬のように複雑な賭け方ができない

日本の競馬では、多彩な賭け方が提供されています。例えば三連単や馬連などの複雑な賭け方が可能です。しかし、ブックメーカーではシンプルな賭け方が主流であり、日本の競馬ファンは物足りないと感じることがあるかもしれません。

オッズの頻繁な変動に対応しなくてはいけない

ブックメーカーのオッズは頻繁に変動します。このため、常に最新のオッズをチェックし、適切なタイミングでベットを行う必要があります。特にライブベットでは、迅速な判断が求められるため、これが煩雑に感じられることがあります。

競馬以外も楽しめる!レースの予想ならStake(ステークカジノ)がおすすめ!

ここまで凱旋門賞について詳しく説明してきましたが、ステークカジノではF1やサイクリング、競輪、MotoGP、ナスカーなど、競馬に匹敵するスリリングなレースにベットできます。

ステークカジノはこれらのスポーツに特化したベット市場を提供しており、プレイヤーは豊富なオッズやライブベットでリアルタイムに楽しめます。競馬と同様の興奮と戦略性を持つレースに賭けることで、エキサイティングなベッティング体験が得られます。

各種スポーツのルールやベットについては、こちらから詳細をご覧いただけます。

また、オンラインカジノサイトであるステークカジノは、スポーツベットだけでなくオリジナル含む豊富なカジノゲームでも人気を集めています。これらのカジノゲームは還元率が高く、同時にウェルカムボーナスやリベートボーナスなどのボーナスやプロモーションが豊富に用意されているため、初心者の方にもおすすめです。

そしてコツや掴んで正しく戦略を立てれば、宝くじや競馬などよりも稼ぎやすいとされるカジノゲームですが、発生した利益は課税対象となることに注意が必要です。こちらの記事を読んで、「知らず知らずのうちに脱税していた」という事態にならないよう、しっかりと対策をしましょう。
オンラインカジノについての概要はこちらでご紹介しています。多くの種類のオンラインカジノサイトがある中で、自分に合ったものを選べるよう、注目すべき特徴をまとめているので、ぜひ参考にしてください。他にも、年齢制限軍資金についての記事もあります。これらの記事を活用して、安全に楽しむための準備を整えましょう!

F1

ステークカジノはF1チームのスポンサーを務めており、レースファンにとって魅力的なベット環境を提供しています。

F1に特化したベット市場では、レース結果、予選順位、ドライバーのパフォーマンスなど、ベットの参考となる多彩な情報が揃っています。特に、リアルタイムでオッズが更新されるライブベットは、レースの興奮をさらに高めるでしょう。

また、ステークカジノのF1チームのスポンサーシップにより、F1に関する最新情報や独占コンテンツにアクセスできる点もユーザーにとって大きなメリットです。

サイクリング・競輪

ステークカジノは、サイクリングと競輪にも広範なベット市場を提供しています。特に注目すべきは、「ツール・ド・フランス」や「ジロ・デ・イタリア」などの主要なサイクリングイベントで各ステージごとにベットできる点です。

また、競輪では、日本国内のレースも含め、様々なレースに賭けられます。これにより、サイクリングと競輪ファンは、自分の予想スキルを活かしつつ、幅広いレースのベットに挑戦できます。

その他のスポーツ

ステークカジノは、MotoGPやナスカーなどのモータースポーツにも豊富なベットオプションを提供しています。各レースに対する詳細な分析と予測に基づいた賭けが可能で、ユーザーは自分の知識をフルに活用できます。

さらに、ステークカジノのプラットフォームでは、これらのスポーツイベントに関する最新ニュースや統計情報も提供されており、より戦略的なベットが可能です。また、ライブベットの機能により、レースの進行に合わせてリアルタイムで賭けを楽しめます。

『まとめ』世界各国のレースで熱くなるならStake(ステークカジノ)

凱旋門賞は、競馬ファンにとって特別なイベントですが、ステークカジノでは、競馬と同じように楽しめる多彩なレースゲームが提供されています。

F1、サイクリング、競輪、MotoGP、ナスカーなど、スリリングなスポーツにベットでき、豊富なオッズやライブベットでリアルタイムに楽しめます。これまで競馬のベッティングを中心に行っていた方も、これらのレースに賭けることで、競馬に引けを取らないエキサイティングな体験が得られるでしょう。

競馬だけでなく、他のレースゲームも楽しみたい方は、ぜひステークカジノで新たなベットの楽しみ方を体験してください。

執筆者
橘マリナ
ライター
橘マリナ タチバナ マリナ
所属:マーケティング部
5年以上オンラインカジノでプレイし、遊びながらギャンブルの楽しさと戦略を学んできた。2019年にオンラインカジノ業界に飛び込み、マーケティングやコンテンツ制作を中心にキャリアを築いている。高校時代にイギリスに留学した経験が、ブックメーカーに興味を持たせるきっかけとなった。格闘技や競馬に関する専門知識を有し、データ分析を活用した情報提供が得意。現在は海外に移住し、プレイヤー全体のニーズに応えることに情熱を注いでいる。
監修者
永井 晃
シニアマーケティングマネージャー
永井 晃
ナガイ アキラ
所属:マーケティング戦略部

Betwise Entertainment シニアマーケティングマネージャー
オンラインカジノ業界に15年以上従事し、主に仮想通貨を重点としたマーケティング戦略の策定に携わる。豊富な知識とデータ分析力で、クライアントの成長と業界発展に貢献している。

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