2024.05.08
ブラックジャックのダブルダウンとは?使い方やタイミング、条件、確率などを解説
ブラックジャックは、シンプルながらも奥深いテーブルゲームです。たとえば、基本的なルールの中でダブルダウンと呼ばれる戦術を使用するかしないかで、ゲームの流れが変わることがあります。
この記事では、ブラックジャックにおけるダブルダウンの意味や使い方、使用条件について詳しく解説しています。さらに、ブラックジャックのプレイにおすすめなステークカジノ(Stake)についても紹介していくため、ぜひ参考にしてください。
目次
ブラックジャックのダブルダウンとは
まずはブラックジャックのダブルダウンについて簡単に解説しましょう。
- プレイヤーの戦術の1つ
- 賭け金追加して当初の倍にし、3枚目のカードを引く(ヒット)
- ダブルダウンを宣言後は1度しかカードを引けない
ブラックジャックは相手(ディーラー)とプレイヤーの二手に分かれて勝負します。ダブルダウンはプレイヤー側の戦術の1つで、1ゲーム中に1度だけ宣言し、賭け金を倍にできます。その後は1枚のカードしか引けません。通常は望むだけカードを引けますが、ダブルダウン宣言後は1枚のみ(合計3枚)に制限されるため、慎重な判断が必要です。
ブラックジャックのダブルダウンの使い方・流れ
ブラックジャックは、手持ちのカードの合計が「21」に近い方が勝ちというシンプルなゲームです。ここでは、ダブルダウンを使用する場合の流れを説明していきましょう。
- 配られた2枚のカードが「3」と「6」だったとすると、合計は「9」になります。この場合、次に「10」、絵札(J・Q・Kは10として数えられる)やA(1や11と数えられる)が出れば、合計が「19」か「20」になるため、理想的です。
- そこで、元の賭け金と同じ金額を追加でベットし、ダブルダウンを宣言します。
- 1度カードを引くと、それ以降はカードを引くことができないため、注意しましょう。
カードが2枚配られたあとは、次の1枚で勝負ができるかをよく考えてダブルダウンを行うか決めましょう。予想したカードが出なかった場合、2倍の賭け金を失ってしまうからです。
ブラックジャックのダブルダウンの使用条件
ブラックジャックにおけるダブルダウンの使用条件は以下の通りです。
ダブルダウンの使用条件 | ・ディーラーに宣言する(宣言せずに3枚目を引くと、そのゲーム中はダブルダウンを使用できない) |
テーブルによって使用条件が異なる | ・スプリット※後にダブルダウンができない場合がある ・ハンドが「10」か「11」の場合のみできる場合がある |
カジノやテーブルによってダブルダウンの使用条件が変わる場合があるため、どこでも同じようにプレイができるとは限りません。
※スプリット:最初に配られたカードがペア(同じ数字)だった場合、それぞれ独立させて2つの手とする。
ブラックジャックのダブルダウンのメリット・デメリット
続いて、ブラックジャックでダブルダウンを行うメリット・デメリットについて説明していきます。
ダブルダウンのメリット
ダブルダウンのメリットは、賭け金を2倍にすることで、勝った際に配当が増えることです。
ダブルダウンのデメリット
ダブルダウンのデメリットは、追加のカードを1度しか引けないということでしょう。運よく狙ったカードが出ればよいですが、出なかった場合には2倍の賭け金を失ってしまうことになります。
ブラックジャックのダブルダウンを使うタイミング
ブラックジャックでダブルダウンを使うタイミングは以下の3つです。
- 自分の手札に「A」がある場合
- 自分の手札の合計が「9・10・11」の場合
- 相手(ディーラー)のアップカードが「5・6」の場合
それぞれのタイミングについて解説していきましょう。
自分の手札に「A」がある場合
ブラックジャックにおける「A」は、1と11の2通りに数えられます。「A」があれば柔軟に対応できるため、ソフトハンドと呼ばれています。
仮に「A」と「2」が配られたとします。これは「13」にも「3」にもなり得ます。ダブルダウンをして、どんな数字がきてもバースト※しないため、かなり有利です。
※バースト:合計した数字が「21」を超えて負けること。
自分の手札の合計数が「9・10・11」の場合
手札の合計数が「9・10・11」の場合も、ダブルダウンを使うチャンスです。次に「10」のカード(絵札を含む)が出る確率が高い※ため、強いハンドになる可能性があるからです。自分のカード2枚の合計が「9」の場合、ダブルダウンをして「10」が来れば「19」になり、強いハンドになります。「10・11」にも同じことがいえます。
※ブラックジャックでは数字の10のほか「J・Q・K」も「10」と見なされます。確率にすると4/13になるため、ほかの数字が出る確率よりも高いことがわかります。
相手(ディーラー)のアップカードが「5・6」の場合
相手(ディーラー)のアップカード(目視できるカード)が「5・6」の場合、相手はバーストしやすいといえます。なぜなら、ディーラーは「手札の合計が17以上になるまでカードを引き続けなければならない」というルールに従わなければいけないからです。ここで、ディーラーのカードについて説明していきしょう。
ディーラーは各プレイヤーに最初の2枚のカードを配り終えてから、自身のカードを2枚引きます。このとき、1枚は伏せられ、1枚はプレイヤーに見えるようにテーブルに置き、これをアップカードと呼びます。
アップカードが「5・6」で、プレイヤーのアクション終了後に公開されるもう1枚のカードが「10」だった場合、すでに大きな数字を持っている状態から、合計を17以上にするための追加カードを引かなければなりません。
上述したように、「10」のカードが出る確率が4/13と高いため、アップカードが「5・6」だった場合はバーストするリスクが高いと予想できるのです。特にディーラーのアップカードが「5・6」の場合、バーストする確率は約40%とされています。
ブラックジャックのダブルダウン使用を避けたいタイミング
ブラックジャックにおいて、ダブルダウンの使用を避けたいタイミングは以下のような場合です。
- 相手(ディーラー)のアップカードが「A」の場合
- 自分の手札の合計数が「12以上」の場合
相手(ディーラー)のアップカードが「A」の場合
相手(ディーラー)のアップカード(目視できるカード)が「A」の場合はダブルダウンは避けましょう。理由は、ディーラーが手札を「21」に近づけやすいからです。ブラックジャックでは、ディーラーとプレイヤーの手札の合計が同じだった場合、引き分けになり賭け金は動きません。
自分の手札の合計数が「12以上」の場合
自分の手札の合計数が「12」以上の場合は、バーストする確率が高くなります。上述したように、ブラックジャックでは「10」が出る確率が4/13と高いため、「12」でダブルダウンし「10」が出ると、バーストしてしまい、負けてしまいます。合計して「12」以上の場合はダブルダウンの意味がないため、しないのが賢明です。
ブラックジャックのダブルダウンの効率的な使い方
ブラックジャックのダブルダウンを効率的に使うためには、ベーシックストラテジーの活用がおすすめです。ベーシックストラテジーとは、次のアクションを決める指標になる表を用いた戦略です。ベーシックストラテジーを活用すると次に取るべき最適な手がわかるため、これに沿ってダブルダウンを使うかを判断するとよいでしょう。
ハードハンド時のダブルダウンの使い方
2枚のカードの合計 | ディーラーのアップカード | |||||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | A | |||
ハードハンド | 8以下 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | |
9 | H | D | D | D | D | H | H | H | H | H | ||
10 | D | D | D | D | D | D | D | D | H | H | ||
11 | D | D | D | D | D | D | D | D | D | H | ||
12 | H | H | S | S | S | H | H | H | H | H | ||
13〜14 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H | ||
15 | S | S | S | S | S | H | H | H | S | H | ||
16 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H | ||
17以上 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
H:ヒット(カードを引く)D:ダブルダウン S:スタンド(カードをもらうのをやめる)
ハードハンドとは、最初に配られた「A」を含まない2枚のカードの合計のことを指します。この場合、表のように合計が「9・10・11」の場合、基本的にはダブルダウンをしたほうがよいのですが、相手(ディーラー)のアップカードによって、ダブルダウンするかしないかの最終判断ができます。ベーシックストラテジーを活用すれば、ハードハンドのどの合計時にダブルダウンをすればよいかがわかるのです。
ソフトハンド時のダブルダウンの使い方
2枚のカード | ディーラーのアップカード | |||||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | A | |||
ソフトハンド | A・2〜3 | H | H | H | D | D | H | H | H | H | H | |
A・4〜5 | H | H | D | D | D | H | H | H | H | H | ||
A・6 | H | D | D | D | D | H | H | H | H | H | ||
A・7 | S | D | D | D | D | S | S | H | H | H | ||
A・8〜10 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
ソフトハンドとは「A」を含むカードが配られた場合の手札を指します。「A」は1か11と数えられるため、表に従い、ディーラーのアップカードを見ながら戦略を練ることができます。
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さまざまなボーナスを獲得することにより、ブラックジャックをよりお得に遊べるでしょう。
ブラックジャックのダブルダウンに関するよくある質問【Q&A】
ブラックジャックのダブルダウンに関するよくある質問についてまとめました。
- ブラックジャックのダブルダウンとヒットの違いは何ですか?
- ブラックジャックのダブルダウンは使った方がよいですか?
ブラックジャックのダブルダウンとヒットの違いは何ですか?
ヒットはカードを引くアクションを指し、手札の合計が「21」を超えなければゲーム中何度でもできますが、ダブルダウン宣言後にカードを引けるのは3枚目の1回のみです。
ブラックジャックのダブルダウンは使った方がよいですか?
ブラックジャックは運に左右されるため、ダブルダウンはハイリスク・ハイリターンの戦術ともいえます。勝利すれば配当が増える魅力的な戦術なので、ベーシックストラテジーを活用しながら使いどころを見極める必要があるでしょう。
まとめ|ブラックジャックのダブルダウンを活用しよう
この記事では、ブラックジャックのダブルダウンについて解説してきました。ブラックジャックの用語やダブルダウンなど、慣れないうちは難しいかもしれませんが、カードゲームが好きな方はすぐに覚えられるでしょう。
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Betwise Entertainment シニアマーケティングマネージャー
オンラインカジノ業界に15年以上従事し、主に仮想通貨を重点としたマーケティング戦略の策定に携わる。豊富な知識とデータ分析力で、クライアントの成長と業界発展に貢献している。
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