2024.05.08
スポーツベットのオーバーとは?シンプルな賭け方の魅力を紹介!
近年オンラインで賭け事を行う方が増えてきており、その中で初心者でも始めやすいと話題になっているものがスポーツベットです。安全にスポーツベットを楽しむためには、知識と情報収集がとても大切です。スポーツベットのオーバーとは何か、アンダーとは何か、といった基本から理解を深めることで、スポーツ観戦をいつもとは違う視点で楽しむことができます。
スポーツベットの賭け方の1つであるオーバーアンダーには、適しているスポーツとそうでないスポーツ、活用のコツや注意点があります。これからオーバーアンダーを試してみたい方に必要な情報を全て揃えたこの記事を読み、ぜひ、実際のスポーツベットに活かしてみましょう。
[この記事で分かること]
- スポーツベットのオーバーとは
- スポーツベットでオーバーアンダーの賭け方が用意されている競技
- スポーツベットのオーバー基準値はなぜ小数になることがあるのか
- スポーツベットでオーバーに賭ける手順
目次
スポーツベットのオーバーとは
スポーツベットの「オーバー」とは、試合中の合計得点数が基準点以上になるか予想する賭け方のことをいいます。同様に、「アンダー」とは基準点以下になるかを予想する賭け方です。
スポーツベットのオーバーとアンダーは、スポーツの勝敗が決まる【得点(ラウンド数)】を予測するだけで賭けられるシンプルにより、賭け事の初心者にも試しやすく、人気の高い賭け方です。シンプルさが人気のオーバーアンダーですが、スポーツベットでさらに利益を求めるために欠かせないことは、情報収集と予想です。「好きなチームや選手が勝つはずだ」といったシンプルな考えでベットするのも良し、シーズンが始まってから今までの出場選手やチームの状況まで調べ上げ、勝敗率と得点の獲得選手を予想してベットするも良し、オーバーアンダーを使ったスポーツベットの臨み方は様々です。
スポーツベットのオーバーアンダーは「スポーツの勝ち負けを予想する」といったシンプルな構造のため、対象のスポーツが元々お好きな方、ルールを把握できている競技の経験者の方をはじめ、あらゆるプレイヤーが気軽に楽しめる賭け方です。
スポーツベットのオーバーアンダーは、スポーツの種類によって選択肢が異なります。ここからはスポーツベットで人気の競技のうち、オーバーアンダーが用意されている競技をいくつかご紹介しましょう。
スポーツベットでオーバーアンダーの賭け方が用意されている競技
スポーツベットでオーバーアンダーが用意されているスポーツには、次のような種類があります。
以下で、それぞれの競技を詳しく見てみましょう。
サッカー
スポーツベットのオーバーアンダーの「王道」といわれている競技が、サッカーです。
サッカーは試合頻度が高いため、情報収集がしやすい競技として、スポーツベットでも人気の種目です。普段からサッカーを観覧している方にとっては、選手のコンディションを想定し、勝利チームを予測しやすいでしょう。日本のJリーグから海外プレミアリーグ、大きな国際大会であるワールドカップ等もスポーツベットの対象となっています。
スポーツベットのオーバーは、「何点以上、点を取る」ということが賭けの勝敗につながるため、好きなチームの勝利を予想するだけでなく、得点王になる選手の予想も可能。試合観戦以上の楽しみ方が、無限に存在するのです。
スポーツベットのオーバーアンダーを予想しやすい競技がサッカーといわれているように、得点が入りにくい競技は的中率が上がります。プロとアマチュアといった技術や経験に差がある親善試合を除き、サッカーはプロ同士の試合で10点以上得点が入ることは稀といえるため、オーバーアンダーの予想がしやすいスポーツベットです。
野球
日本でも盛り上がりを見せる野球も、スポーツベットのオーバーアンダーの対象となっています。近年では、日本人選手が海外のメジャーリーグへ進出し、活躍する機会が増えてきているため、これまで野球を見ていなかった方にとっても、情報の入りやすいスポーツとしておすすめです。野球のスポーツベットのオーバーアンダーも、サッカー同様に得点で決められます。
長期に渡って同一チームで活躍している選手だけでなく、歴代ランキングに近付いている注目選手も出場機会が優先的に多くなるため、出場選手を事前に予測できます。モチベーションが上がっている選手の活躍と、過去の成績からも、得点率を算出しやすくなるのです。
日本人選手もメジャーリーグで注目されている今、スポーツベットのオーバーやアンダーと共に、「個人選手がホームランを打つかどうか」の選択も、スポーツベットで賭けられます。このように、野球のスポーツベットは、チーム単位で見るか、個人で見るかによっても、賭けの幅が広がるのです。
バスケットボール
バスケットボールは近年、日本人選手が大きな大会で上位の成績を残したり、注目選手が増えたことによって、国内メディアで大きく取り上げられるようになりました。またバスケットボールは、世界の中で競技人口が最も多いスポーツと言われています。チームプレイでありながら、個人の技術の高さが得点に大きく影響する側面や、スピーディに試合が進む側面から、未経験者でも飽きずに試合観戦を楽しむことができるのです。
バスケットボールは天候によって試合の勝敗が左右されないため、スポーツベットのオーバーやアンダーの予測が大きく外れにくい競技の1つです。特定の選手のパフォーマンスもスポーツベットのオーバーやアンダーに影響が出ることを前提として、予想を考える必要があります。
テニス
世界的にも人気の競技であるテニスも、スポーツベットのオーバーアンダーの対象です。テニスはテクニックだけでなく、持久力、瞬発力など体力や精神面も、勝敗を大きく分けるスポーツです。そのため、「実力では差をつけていた選手が、逆転負けをしてしまう」といった状況も、試合の中で多く生まれます。優勝候補といわれているベテラン選手や注目選手だけでなく、新人王が誕生する可能性も十分にある、試合で目が離せない競技です。
天候不良によって試合が延期されることや、怪我等で試合が止まることもあるため、「トラブルに対して動揺せず力を発揮できる選手が強い」といわれています。
スポーツベットのオーバーやアンダーで賭ける際、天候不良に見舞われた場合の試合は未決とされ、試合が再開した段階でマーケットも再開扱いとなります。選手による試合放棄、不戦勝等はベットが無効となり返金されるため、ベットが無駄になることもありません。
ボクシング・総合格闘技
日本人選手も多く活躍しているボクシングや総合格闘技にも、スポーツベットのオーバーとアンダーの賭け方があります。球技と異なり、ボクシングや総合格闘技には点数が存在しません。そのため、勝者・試合結果を予想するシンプルな賭け方と、ラウンド数でオーバーアンダーに賭ける方法の2つが、スポーツベットのボクシングや総合格闘技の代表的なベット方法です。例えば、1分30秒で試合の勝敗が決まった場合、オーバー1.5が的中ということになります。
ボクシングや総合格闘技は、強さだけでなく、身体能力も必要な競技です。ボクシングや総合格闘技では体重の重さによって階級が異なります。そのため、同等の体格の相手が対戦相手となり、大きなハンデが生まれません。
ボクシングや総合格闘技は、世界的にも小柄といわれている日本人選手も多く活躍していることから、身体の大きさだけでなくスピードや瞬発力も重要なスポーツといえます。選手のコンディションや試合の運び方を知識として蓄えておくことで、勝ち負けを判断しやすくなるでしょう。
スポーツベットのオーバー基準値はなぜ小数になることがあるのか
スポーツベットのオーバーアンダーでは、試合結果が基準値に一致した場合は引き分けとなり返金されます。実際の競技の試合では、得点数が小数になることはありません。しかし基準値を整数ではなく、小数にすることで、引き分けが存在しないことをわかりやすくしているのです。
例えば、「オーバー1.5」の場合、対象の試合で両チームの得点が合計2以上になれば、的中となります。また、「オーバー1.0」に賭けた場合も、両チームの合計得点数が2点以上で的中です。しかし「オーバー1.0」において両チームの合計得点が1点の場合は、引き分けという結果になります。
スポーツベットのオーバーとアンダーにベットした場合、試合結果でどのように変化するのか、以下で詳細を見てみましょう。
基準値が整数の場合の的中・引き分けのケース
スポーツベットのオーバーアンダーで、サッカーの試合に賭けると想定しましょう。賭け方はAチーム対Bチーム「オーバー1.0」とし、的中させるためには試合結果が2-0、1-1というふうに、両チームの合計得点が2点以上となる必要があります。
オーバー1.0といった数字で惑わされやすいのですが、両チーム合計得点が1点の場合、賭けの結果は引き分けになるのです。ベットの基準値が整数の場合、賭けでの結果は的中・引き分け・不的中の3通りとなります。
基準値が小数の場合の的中・引き分けのケース
こちらでは、上記と同じ試合に「オーバー1.5」といった小数で賭けます。的中となるための条件は、両チームの合計得点が2点以上、つまり試合結果が2-0,0-2、1-1以上であれば両チーム合計得点が2点、オーバー1.5以上となり、的中という結果です。
ベットの基準値が小数の場合、賭けでの結果は的中・不的中の2通りとなります。このように、整数と小数では、賭けの結果の種類が異なるのです。
スポーツベットにおける「オーバー0.5」と「オーバー1.0」の試合結果別の的中表
スポーツベットのオーバーアンダーでベットする場合、その基準値によって結果の見方が異なります。
小数で賭ける場合は、的中か不的中の2通りの、シンプルな結果です。一方、整数を基準値にした場合、引き分けの結果が加わります。引き分けの場合は、ベット金額の半額が返金されるため、不的中の損失割合を下げる役割を担ってくれるでしょう。ご自身にあったオーバーアンダーの賭け方を追求することで、負担を減らしながらスポーツベットを楽しむことが可能になります。
以下で、具体例を見てみましょう。
「オーバー0.5」「オーバー1.0」にべットし「0-0」で試合が終わった場合
賭けたベット(オーバー0.5,1.0) | オーバー0.5 | オーバー1.0 |
試合結果(0-0) | 0 | 0 |
ベット結果 | 不的中 | 不的中 |
オーバー0.5で的中するには1点以上の得点が必要であり、オーバー1.0で的中するには2点以上得点されることが必要です。そのため、「0-0」で終わった場合は、どちらも不的中、全不的中という結果になります。
「オーバー0.5」「オーバー1.0」にべットし「0-1」で試合が終わった場合
賭けたベット(オーバー0.5,1.0) | オーバー0.5 | オーバー1.0 |
試合結果(0-1) | 1 | 1 |
ベット結果 | 的中 | 引き分け |
試合結果が0-1となった場合、試合中に加算された得点は1点です。そのため、1点以上の得点が必要なオーバー0.5は的中、オーバー1.0は引き分けとなり、ベットした金額の50%が返金されます。
「アンダー0.5」「オーバー1.0」にべットし「0-0」で試合が終わった場合
賭けたベット(アンダー0.5,オーバー1.0) | アンダー0.5 | オーバー1.0 |
試合結果(0-0) | 0 | 0 |
ベット結果 | 的中 | 不的中 |
試合結果が0-0の場合、アンダー0.5は、1点以下という条件が当てはまっているため、的中です。一方、
オーバー1.0の場合は、2得点以上が的中の条件となるため、このケースでは不的中となります。アンダー0.5は的中、オーバー1.0は不的中となり、半的中という結果となります。
「アンダー0.5」「オーバー1.0」にべットし「0-1」で試合が終わった場合
賭けたベット(アンダー0.5,オーバー1.0) | アンダー0.5 | オーバー1.0 |
試合結果(0-1) | 1 | 1 |
ベット結果 | 不的中 | 引き分け |
試合結果が0-1の場合、アンダー0.5は不的中、オーバー1.0に関しては引き分けで、ベットした金額の50%が返金されます。
スポーツベットにおけるオーバーの表記の違い
スポーツベットのオーバーやアンダーには、これまで説明した整数と小数以外にも、「+」や「-」などの様々な表記があります。
サッカーや野球等、得点の数で競うスポーツベットには、「オーバー1.0」や「オーバー1.5」といった表記があります。しかし小数表記の中には、0.5だけでなく「0.75」といった書き方がされている場合もあるため、注意が必要です。表記の違いによっては、表記されている数字が含まれないケースもあるため、違いについての知識をつけておかなければいけません。
【例】「+2」「-2」など
数字の前に+や-がついているケースでは、2は含まれません。スポーツベットで「+2」にベットするということは、「最低でも3得点入らなければ的中しない」ということになります。
「−2」の場合は、少し見方を変えなければいけません。サッカーなどで得点がマイナスになるということはありません。では、このマイナスが何を意味するのかというと、ブックメーカーが設定するハンディキャップです。
プロの試合においても、世界ランキング1位と40位では実力の差が大きく、スポーツベットにおいて1位チームの勝利へのベットに比率が偏ることは安易に想像できるでしょう。このように多くのプレイヤーが同じチームにベットすると、予想が的中した場合のオッズが低くなり、配当も低くなるため、うまみを感じられなくなります。そこで、ブックメーカーが「‐2」という条件をつけることで、実際に獲得した得点から2点引いた数字で、オーバーアンダーの結果を見ることができるのです。これをハンディキャップベットといいます。
このように、実力差があるチーム同士の対戦も、ハンディキャップベットを活用することで、オッズの低下率を下げ、ユーザーにメリットが与えられるのです。
【例】「2+」など
「2+」のように、数字の後ろに+がある場合は、その数字を含みます。つまり、2+の場合は2を含むため2得点以上、5+であれば5得点以上を、試合で獲得すれば的中です。
+を「以上」に置き換えて解釈すると分かりやすいため、見間違えるミスも少なくなります。
【例】「0.75」など
ブックメーカーによっては、「0.75」という表記もあります。0.75とは、1.0と0.5に50%ずつ賭けることで、部分的に的中といった結果も生み出せる数値となります。予想していたよりも得点数が増えなかった場合も、部分的に的中させることのできる方法であるため、損失を軽減させることができます。
こちらの表記は慣れるまで複雑な賭け方となるため、まずは0.5、1.5といった数値から慣らしていくとリスクが軽減されます。
スポーツベットでオーバーに賭ける手順
ブックメーカーへの登録後、スポーツベットのオーバーに賭けるには、多くのブックメーカーで概ね同じ手順を踏みます。以下では、スポーツベットでオーバーに賭ける一般的な手順をご紹介します。
1.オーバー・アンダーに賭けられる試合を選択する
オーバーやアンダーに賭けられるスポーツベットが多く揃っているブックメーカーを選ぶことが、非常に重要です。お好きなスポーツに賭けることが、予想のための情報を無理なく得られスポーツベットを楽しめる秘訣です。
2.オッズを確認する
注目度の高い試合では、人気のチームや人気選手に提供されているオッズは低いです。しかし、少額を継続して的中させ、コツコツと勝利を重ねることも、スポーツベットのオーバーアンダーの必勝法の1つといえます。より確実なオッズに注目しておくと、負けにくい選択が可能になるでしょう。
3.スコアにベットする
スポーツベットのオーバーアンダーは、無理のない金額で楽しむことが重要です。トーナメント戦であれば、試合は継続して行われるため、各試合に賭ける金額の調整も必要となります。現在のブックメーカーでは、仮想通貨の入金にも対応しているものが多いです。お持ちの仮想通貨を活用してみたい方は、各ブックメーカーの入金方法も事前に調べておきましょう。
4.試合結果を確認する
的中・不的中の結果関係なく、試合結果からは次の試合の予想に活かせる情報を仕入れることができます。
スポーツベットのオーバーアンダーは、シンプルさが人気の理由の1つです。シンプルが故に、劇的大逆転といった試合結果に左右されることもあります。試合結果とご自身の予想を照らし合わせ、ぜひ、ご自身にとって最適なオーバーアンダーの匙加減を身につけましょう。
スポーツベットでオーバーに賭ける際の注意点
スポーツベットでオーバーに賭ける際には、いくつか注意しておかなければならない点があります。スポーツベットのオーバーアンダーの賭け方だからこを気を付けるべき点を、2つご紹介します。
延長戦の取り扱いを事前に把握しておく
スポーツは、延長戦にもつれ込むほど白熱し、目が離せなくなります。しかし、スポーツベットのオーバーやアンダーを楽しむ際には、延長戦にもつれ込んだ際のルールを把握しておかなければ、大きな損失を生むことになります。
延長戦についての取り扱いの違いを、競技ごとに見ていきましょう。スポーツベットの王道とされるサッカーでは、延長戦は条件に含まれず、「前半・後半戦の合計90分で獲得されたゴール数」のみがベットの対象となります。
一方、サッカー以外のスポーツ、例えば野球やバスケットボール等は、基本的に延長戦も勝敗の条件に含まれるのです。ただし、ブックメーカーによっては延長戦を含まない場合もあるため、利用規約など詳細の確認が必要です。
ライブベットでは賭けた時点からルールが適用される
スポーツベットでは、試合観戦も楽しみたい人も多いため、ライブ配信をしているブックメーカーが多く存在します。ライブベットの醍醐味は、リアルタイムで状況を見ながらベットできるという点です。スポーツ選手のコンディションは日によって変わり、コンディションが試合結果に大きく影響をもたらします。そのため、実際にご自身の目で確認しながらベットすることが、スポーツベットで勝つ近道となるでしょう。ライブベットでは、試合を観戦しながら、シュート数やフリーキック数といった情報もリアルタイムで得られるため、最終結果を予測しやすくなります。
このライブベットで注意しなければならないのが、賭けるタイミングによって配当率が異なるということです。前半5分でベットするのと、後半残り5分でベットするのでは、的中した際のオッズに差が生じます。
ライブベットでオーバーアンダーに賭ける際には、「賭けた時点からルールが適用される」ということも念頭に置き、賭けるタイミングに注意しましょう。
スポーツベットのオーバーに賭ける際のポイント
スポーツベットのオーバーアンダーを的中させるために多くの経験者が行っていることは、情報収集です。スポーツベットのオーバーアンダーは「勝つか負けるか」といった単純な選択ではありますが、スポーツの世界には確率が潜んでいるのです。点数を獲得する選手が誰なのか、選手のコンディションが好調であるかどうかが、試合の明暗を分けます。特にスポーツベットのオーバーは勝敗でなく、1試合の合計得点数が的中するかが焦点となるため、少なくとも、今シーズンの試合結果の情報は仕入れておいて損はありません。
以下ではさらに詳細に、スポーツベットのオーバーアンダーのために把握しておくべき情報をご紹介します。
平均得点数を把握しておく
スポーツには、個人戦も団体戦も存在します。そのため、例えば団体戦において選手1人が個人でいい成績を残したとしても、チーム連携が上手くいかなければ勝利を得ることが難しいのです。
例えば、あるチームが5試合連続で試合に負けたとしましょう。しかし、試合の詳細が5試合とも3-2で敗北していた場合、そのチームは確かに勝てないチームではありますが、点数は獲得できるチームです。
スポーツベットのオーバーに関しては、勝ち負けよりも、「いかに点を取れる選手がいるか」が重要となります。今シーズンのスコアはもちろん、昨シーズン、3年遡って1試合の平均得点数を把握しておくことが重要です。その際、チームから移籍した選手がいないかどうかも、併せて見ておきましょう。「誰が、何点獲得したのか」が重要です。
最終スコアごとの確率を算出する
サッカーの試合がスポーツベットのオーバーによく活用されている理由に、試合結果の詳細が分かりやすいことが挙げられます。1試合90分のうち、シュートを打った数と、そこから得点に繋がった数字を見ることで、ゴール確率を出すことが可能なのです。もちろん、天候やホーム/アウェイといった環境に応じて左右されるため、細かく算出することが重要です。
以下の表は、統計・確率学で用いられるポアソン分布を使い、あるチームの1試合の平均ゴール数をベースに算出した、1試合あたりの平均ゴール獲得率です。
平均ゴール数 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4以上 |
0.8 | 45% | 36% | 14% | 4% | 1% |
1.2 | 30% | 36% | 22% | 9% | 3% |
1.6 | 20% | 32% | 26% | 14% | 8% |
2.0 | 14% | 27% | 27% | 18% | 14% |
上記の表を活用すると、1試合の平均ゴール数が「ホームチーム=1.2」「アウェイチーム=0.8」の試合における、1試合2.5ゴール以下になる確率を算出できるのです。
まず、アンダー2.5のベットで的中させることのできるスコア(2得点以下の試合のスコア)のパターンを全て書き出します。そして、上記の表を参考に、各チームに対する確率を掛け合わせることで、各スコアの確率を簡単に算出することができるのです。
最終スコア | ホームチームが指定点数を獲得する確率 | アウェイチームが指定点数を獲得する確率 | 最終スコアが生じる確率 |
0-0 | 30% | 45% | 30%×45%=13.5% |
0-1 | 36% | 45% | 36%×45%=16.2% |
1-0 | 30% | 36% | 30%×36%=10.8% |
1-1 | 36% | 36% | 36%×36%=12.96% |
2-0 | 22% | 45% | 22%×45%=9.9% |
0-2 | 30% | 14% | 30%×14%=4.2% |
合計2.5ゴール未満の確率 | 67.56% |
上記のように、各スコアにおける「2.5ゴール未満になる確率」が明確になりました。これらの確率を全て合わせることで、最終的に、アンダー2.5を的中させることのできる確率が分かるのです。
上記の表の場合、最終スコアが生じる確率を足すと、13.5% + 16.2% + 10.8% + 12.96% + 9.9% + 4.2% = 67.5%という結果になります。つまり、今回の例におけるアンダー2.5の的中率は、67.56%です。
賭けるべきオッズを見極める
的中させることのできる確率を算出できた後は、賭けるべきオッズを見極める必要があります。多くの国で一般的とされているオッズの形式は、デシマルと呼ばれている小数表記です。
オッズを100とし、上記で算出した67.56で割ると、1.48という数字になります。確率から賭けるべきオッズは、この1.48を超えるものといわれているのです。
確率の数字を算出できれば、スポーツベットのオーバーやアンダーで賭けるべきオッズ・賭ける必要のないオッズを見極めることができます。スポーツベットでは、全てのオッズにベットする必要はなく、賭け金を効果的に増やせるゲームを見極めることが大切です。
ライブベッティングを活用する
スポーツベットのオーバーとアンダーで、最も人気のあるサービスがライブベッティングです。ライブベッティングは、ライブで試合観戦ができるブックメーカーのサービスの1つです。試合開始後にもベットができるため、大きく予測が外れることが少なくなります。賭けるタイミングを見計らえば、負けなしで勝ち続けることも可能といえるでしょう。
ブックメーカーの取り扱うライブベッティングの試合が行われている日程であれば、365日いつでも、ライブ放送で世界中のスポーツベットを楽しむことができます。お好きなタイミングで注目の試合を楽しみながらスポーツベットができるため、ぜひオーバーアンダーと併せて活用すべきサービスです。
キャッシュアウトを活用する
スポーツベットで活用されているキャッシュアウトとは、イベントが終了するまでにベットを清算することを指します。賭けがうまくいっている場合もそうでない場合もキャッシュアウトを有効活用することで、キャッシュアウトのタイミングに基づくオッズを得ることが可能です。予想が外れてしまいそうな場合には、早めにキャッシュアウトすることで損失を最小限に抑えることができます。
スポーツの世界では、怪我やペナルティ等、予測不可能な状況が起こることも少なくありません。キャッシュアウトのタイミングを見計らえば、大きく損をしてしまうという状況を回避することも可能です。
スポーツベットのキャッシュアウトは、全てのブックメーカーで取り入れられているわけではなく、試合によっても利用不可の場合があるため、ベット前に利用規約を確認しておく必要があります。
スポーツベットでオーバーを利用した投資法
スポーツベットのオーバーとアンダーには、細かく掘り下げると、さらに選択できる投資法が存在します。競技によってはそのスポーツ特有のルールがあり、投資法もそのルールを有効活用し変化させることで、勝率をあげる一助となるでしょう。
特にゲームを先制して勝敗が決まるテニス、得点が生まれないまま試合を終えることも珍しくないサッカーには、基本のスポーツベットのオーバーとアンダー以外の賭け方があるため、詳しく見ていきましょう。
【テニス】オーバーゲーム投資法
テニスでスポーツベットのオーバーを利用する際、最終ゲーム数でオーバーアンダーを決める方法だけでなく、オーバーゲーム投資法という選択ができます。テニスのオーバーゲーム投資法は、1セットで何ゲーム数になるかを予想する方法です。
テニスには1セット6ゲームといったルールがあり、先に6ゲーム決めれば勝者です。つまり6-0で終わるゲームもあれば、6-5といった長時間に及ぶゲームもあるため、予測が難しいスポーツなのです。最低でも6ゲームは掛かるため、「オーバー6.5以上」の予測が基本です。オーバー6.5にベットした場合、6対1以上で的中となるため、大きく負けにくいとされています。
一方、オーバー6.5があまりにも予想しやすい数字であり、オッズも低く、スポーツベットの楽しさを感じられないという方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、オーバー7.5、8.5あたりを予想すると、オッズに期待でき、楽しむことができるかもしれません。
【サッカー】アンダーゴール投資法
スポーツベットでサッカーを選択すると、アンダーゴール投資法といった方法も活用できます。これは、「1試合中、何点以下」といった予想でベットする投資法です。
サッカーは1-0等、1得点で勝敗が決まることが多いスポーツです。点数がなかなか入らないということは、観戦客にとって見応えがある、レベルの高い選手同士の試合にもよくみられます。ゴールを決めきれないFWの選手が悪いのでなく、技術が高いGKがチームにいるために失点率が低いチームも、存在します。能力の高い選手のポジションがディフェンス寄りであれば、アンダーゴール投資法が有効的といえるのです。
アンダーゴール投資法は、試合開始40分以降でベットすることが多く、勝率が高いことで有名です。しかし勝率が高い反面、オッズが低くなります。敏腕トレーダーと呼ばれる経験豊富な投資家の勝率は99%といわれるほどですが、オッズの低さが平均1.01程度といわれるため、勝ち続けなければ投資としての旨味を感じにくい方法です。
【サッカー】オーバーゴール投資法
オーバーゴール投資法とは、アンダーゴール投資法の反対の意味となります。つまり、「何点以上得点が入るか」に賭ける投資法です。スポーツベットのオーバーアンダーは、競技によって呼び名が異なることがありますが、投資のルールは同じです。
先述のアンダーゴール投資法は勝率が高く、その代わりにオッズが低くなります。オーバーゴール投資法は逆に、勝敗率は少し下がりますが、オッズはアンダーと比べて高く設定されていることがほとんどです。
サッカーは、他の競技と比べ、得点の入り方が予測できない場合があります。「90分の試合の中で得点が入りやすい時間帯は、60分を過ぎた頃から」と言われているように、後半になれば持久力の差が出てくるほか、選手の交代等の采配が大きく関係するのです。各チームの得点率などを事前に調べておくことで、勝率をあげることも可能となります。
ご自身に適した競技、投資方法で選択肢を広げると、スポーツベットをより楽しむことができるでしょう。
オーバー以外にもあるスポーツベットの賭け方
スポーツベットの賭け方は、オーバーアンダーに限らず、様々な種類があり、それらを使い分けることが重要です。スポーツベットを楽しむためには、競技ごとの特徴によって賭け方を上手く変える必要があります。以下でご紹介するスポーツベットの賭け方の中には、「複雑な計算なしで、まず賭けて経験を積みたい」という方にもおすすめの方法もあります。ぜひ、ご自身に合った賭け方を見つけましょう。
マネーライン
スポーツベットの最もオーソドックスな賭け方であるマネーライン (1Ⅹ2) は、シンプルな勝敗予想です。Aチーム vs Bチームの試合で、「どちらが勝つのか」といった予想で賭けられるため、初心者でも始めやすい賭け方の1つといえるでしょう。マネーラインはボクシングや総合格闘技などの個人競技で多く利用されています。この特徴を押さえ、個人戦の競技にマネーラインを活用すると、予想がしやすく負けにくい賭けが楽しめるでしょう。
注意点は、競技によっては勝ち・負けだけでなく、引き分けの選択肢も含まれることです。サッカーでいえば、90分間の試合では0-0、その後延長戦に入りAチームが1点獲得し、延長戦込みで1-0でAチームの勝利となった場合、マネーラインでは「引き分け」が的中となります。「延長戦を含むか否か」といったルールは、ブックメーカーごとによって異なるため、事前に調べておくと安心です。
ハンディキャップ
スポーツベットのオーバーアンダーでも多く活用されている方法に、ハンディキャップがあります。文字通り、ハンディキャップを含めた点数で最終得点を予想するため、オッズの均等性を保つために必須の方法です。
サッカーで例えてみましょう。JFL (J1、J2、J3) は日本サッカーリーグでトップといわれ、プロのサッカー選手が所属しています。JFLの下には地域リーグ、都道府県リーグがあり、ピラミッド型の構造になっています。シーズンごとに入れ替え戦を行い、プロチームの称号を勝ち取るのです。実力の差はJ1とJ3で大きく離れており、このような対戦において、スポーツベットではハンディキャップが取り入れられています。
国際大会では、その国のトップチーム同士でも実力の差が大きく開いていることがあります。強い国や強いチームには、海外から有名選手が移籍を希望します。そのため、レベルの高い選手が1つのチームに集まることがよく起こり、強豪チームは代々、個人技術の高い選手が集まっていることで有名です。
ハンディキャップは強豪のAチーム、Bチームとの対戦に「Aチーム -1.5点」といったハンディキャップを設けます。誰もが「Aチームが勝つだろう」と予想してしまうゲームも、ハンディキャップを設けることで、オッズの偏りを均等にすることができるのです。
パーレイ
スポーツベットのオーバーアンダーで、特に上級者向けの投資方法が、パーレイです。パーレイは別名「アキュムレーター」。1つの競技にシングルで賭けるのではなく、複数の競技で複数ベットする方法を指します。難易度が高いため、オッズが高いことが特徴的です。
注意しなければいけないのは、パーレイでは全て的中させなければいけないという点です。3つの内、2つ的中したとしても、賭けは成功しません。競技のルールや賭け方に精通していること、スポーツベットのオーバーやアンダーの経験が豊富であることが、要となります。
フューチャー
フューチャーは日本で「先物」といわれる、事前の賭けです。大きな国際大会では、大会開幕前にすでに対戦相手が確定している状況もあります。フューチャーは、このように事前に開示されている情報をもとに、ベットを楽しむ方法です。フューチャーの利点は、通常のスポーツベットのオーバーアンダーよりもオッズが高くなることです。フューチャーで賭けを的中させるためには、事前に登録選手や試合での得点確率等、細かな情報を仕入れておくことが必要といわれています。
プロップ
プロップベットと呼ばれる方法は、特定の選手やチームにベットするということです。もう少し掘り下げて見てみると、「大会の中でどの選手が1番に得点を入れたか」「KO勝ち、もしくは2ラウンドで勝利する選手は誰か」というように、試合の中で起こりうる事柄に対して賭けることができるのです。
プロップベットはスポーツベットのオーバーやアンダーと異なり、知識がなければ予測が難しいとされています。「スポーツに詳しい投資家が知恵を試すためのベット法」ともいわれている投資法です。ブックメーカーによってオッズに差が出ることもあり、一般的には、複数のブックメーカーを利用しながら行うことがおすすめされています。
プロップベットは得点、時間、ファウルなど、様々な事柄を賭けの対象としています。そのため、長期間かけて選手やチームの情報収集をしておく必要があり、上級者向けといえるでしょう。
アウトライト
アウトライトは長期的なベット戦略のことです。スポーツベットのオーバーやアンダーは1試合に賭けるため、2.3時間あれば結果が分かります。しかしアウトライトに関しては、大会で上位3位に入るチームの予想等、結果に時間がかかる内容がベットの対象です。「このチームは予選を勝ち抜く」「あのチームは予選敗退する」など、数試合を終えなければ分かりえない事柄を賭けの対象とするため、大会自体を長く楽しむことができるのも、アウトライトの1つの特徴です。
例えばワールドカップでは、日本代表チームの予選突破にベットしていた日本人も多くいます。このように、アウトライトでは、母国を応援しながらスポーツベットを長く楽しむことも可能です。
また、チームの勝敗だけでなく、個人選手のMVP予想など選択肢も豊富にあるため、長期的な応援と併せてアウトライトベットを活用してみてはいかがでしょうか。
オーバーで賭けられるスポーツベットをお探しならStake(ステークカジノ)
スポーツベットを楽しむためには、まず安全で選択肢が豊富なブックメーカーを見つけることが重要です。そこでおすすめするのが、ステークカジノです。ステークカジノはオランダ領キュラソー政府による厳しい審査を通過した証、キュラソーライセンスを取得しているため、安全です。競技の選択肢も、競馬、ボクシング、サッカー、野球など、30種類以上の豊富なラインナップです。さらに、ブックメーカーだけでなく、3,000種類以上のカジノゲームを取り揃えたオンラインカジノの側面も持っていることも、ステークカジノの魅力です。
以下では、ステークカジノの魅力をより詳しくご紹介します。
オーバーで賭けられるスポーツを豊富に取り扱い
スポーツベットのオーバーを楽しむためには、ご自身の賭けたいスポーツがブックメーカーで取り扱われていることが重要です。ステークカジノでは、スポーツベットのオーバーで賭けられるサッカー、バスケットボール、アメリカンフットボール、野球をはじめ、30種類以上の人気スポーツを豊富に取り揃えております。ステークカジノのスポーツベットであれば、あなたのお気に入りのスポーツが必ず見つけられるでしょう。
また、ベットの有無を問わずスポーツ観戦ができるライブ配信が豊富であることも、ステークカジノのスポーツベットの魅力です。ベットしない試合も観戦できるため、時間や場所を選ばず、世界各地の多彩なスポーツ観戦をお楽しみいただけます。
魅力的なプロモーション
ステークカジノは、降格なしのVIPプログラムや、最新のイベントを対象にしたボーナスなど、様々なプロモーションを常時ご提供しております。特に、注目度の高い大会が開催されているタイミングでは、獲得賞金が2倍になるプロモーションが盛りだくさん。
出典:ステークカジノ
このほか、ステークカジノでは、毎日賭けるたびに自動参加できるデイリーレース、賭けるほどに当選率が高まるウィークリー抽選会などのプロモーションに加え、賭けずに稼ぐことのできるアフィリエイトプログラムもご用意しております。これらのオファーを活用してスポーツベットのオーバーアンダーに賭けることで、賭け金を抑えながら資金を長期的に運用することができ、継続的にスポーツベットを楽しめるでしょう。
業界屈指!20種類以上の仮想通貨に対応
ステークカジノは、仮想通貨の取り扱いに強いブックメーカーとしてよく知られています。取り扱う仮想通貨の銘柄は、20種類以上。定番のビットコインやイーサリアムに加え、ビットコインキャッシュやライトコインなどのアルトコイン、テザーやダイといったステーブルコイン、そしてドージコインなど、幅広いカテゴリーの仮想通貨から、入金・出金に使う仮想通貨をお選びいただけます。
仮想通貨をお持ちでない方も、ご安心ください。ステークカジノでは、銀行送金やVega Walletを用いたご入金も可能です。
いずれの入出金方法においても、入金前には本人確認(KYC)を「レベル2」まで済ませる必要があります。ご登録の後に、運転免許証・パスポート・マイナンバーカードのいずれかをご提出いただきレベル2までの本人確認を済ませておくと、後の入金がスムーズに行えるので、おすすめです。
シンプルなオーバーの賭け方でスポーツベットを楽しもう
スポーツベットのオーバーアンダーは、多くのプレイヤーが楽しむシンプルな賭け方です。好きなスポーツで、好きなチームの勝利を期待しながら、少額からオーバーアンダーにベットしてみてはいかがでしょう?
いざスポーツベットに参加するとなると、銀行口座や個人情報を提出することを躊躇する方も多いでしょう。しかし、ご安心ください。ステークカジノでは、仮想通貨を利用することができるため、銀行口座やクレジットカードの情報を提出せず、匿名性と安全性を確保して楽しむことができます。
様々な投資や賭け事がある中で、身近なスポーツを取り入れたスポーツベットは、あなたの生活を潤す1つの手段です。ステークカジノでは、競馬の凱旋門賞やサッカーワールドカップなど、華々しい国際大会から、eスポーツや国政選挙などスポーツの枠組みを超えたジャンルまで、様々な賭けに対応しております。あなたの身近にあるスポーツに一手間を加え、さらに白熱したスポーツ観戦の時間を作り出すことができるステークカジノで、スポーツベットのオーバーアンダーを始めてみませんか?
Betwise Entertainment シニアマーケティングマネージャー
オンラインカジノ業界に15年以上従事し、主に仮想通貨を重点としたマーケティング戦略の策定に携わる。豊富な知識とデータ分析力で、クライアントの成長と業界発展に貢献している。
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