日本からブックメーカーは利用できる?安全性から賭け方まで徹底解説

2024.05.18
2024.06.06

海外で人気のオンラインギャンブル「ブックメーカー」は、日本からも利用可能です。法的な規制や安全性など、知っておくべきポイントはありますが、利用方法や注意点を把握しておけば、安全にギャンブルを楽しめます。

本記事では、日本からブックメーカーを利用する際におさえておきたい基礎知識から、実際の賭け方まで、詳しくご紹介します。

目次

日本からブックメーカーに賭けるのは違法?

ブックメーカーとは、さまざまなスポーツの順位を予想するギャンブルの場のことです。日本では古くから馴染みのある競馬や競輪もブックメーカーに該当します。近年は、スポーツの結果について賭ける場として提供されているサイトを指して「ブックメーカー」と呼ぶことが一般的です。

ブックメーカーの設立時期は、1790年代のイギリスにさかのぼります。当時のイギリスでは、乗馬レースやサッカーなどのスポーツで賭け事をするのが一般的でした。その後、ヨーロッパ全域にブックメーカーの文化が広がっていきました。2000年代に入り、ブックメーカーの舞台はオンラインに移ります。

日本にブックメーカーが普及し始めたのも、インターネットの普及が大きく影響していると考えられます。一方で、現在はまだブックメーカーの利用が合法なのか、不安に感じている人も多いようです。

結論から申し上げると、日本から海外のブックメーカーを利用することを「完全に合法」とは言い切れません。日本の法律では、公営ギャンブル(宝くじ、競馬など)と特定の条件下での私的賭博を除き、国内外のカジノや未認可の賭博形態は禁止されています。国内でのカジノを含む統合型リゾート(IR)の設立が承認されたニュースもありましたが、まだまだ根本の法改正とまではならず、議論の余地が残る状況だといわれています。

一方、法律上「海外のブックメーカーにインターネットを通じてアクセスし賭ける行為を禁止する」旨が明記されていないのも事実です。また、日本の刑法は、国外で行われるギャンブルに対して適用されない、ともされています。実際に、海外の合法的なブックメーカーを利用することで起訴されたり、有罪判決を受けたりした日本のユーザーは2024年時点ではいません。

上記を踏まえると、日本からブックメーカーに賭ける行為自体に対し、現行法で明確な規制は現段階ではない、と考えられます。次に、日本から海外のブックメーカーを利用する場合の合法性について、根拠を踏まえながら解説します。

日本からのブックメーカーの利用の合法性

ブックメーカー自体については、日本からの利用者が法的に問われたケースはまだありません。理由は、日本の法律の特徴にあります。

そもそも、日本国内の法令は属地主義に基づきます。そのため、海外に拠点を置くブックメーカーは日本の賭博法の適用外となるのです。そのため、海外でのギャンブル行為は日本の法律の影響を受けにくくなります。たとえば、海外旅行でのカジノ利用が問題視されないのと同様です。

また、日本の法律下では賭博罪が「必要的共犯」に該当します。胴元が合法の場合、参加者のみを処罰することは原則として困難です。これにより、日本人による海外ブックメーカーでのギャンブルを法的にどう取り扱うかは非常に複雑で、現状でははっきりとした答えを出すことは難しいです。

結果として、日本からブックメーカーを利用することは、現行法の下で直接的な違法行為とは見なされないと捉えられます。ただし、運営元が日本にあるなどの場合には明確な違法行為に当たります。リスクを伴う可能性があるため、利用する際には運営元情報をしっかり確認するなどの注意が必要です。

ブックメーカーは違法国に提供されない

日本の法律以外にも、ブックメーカーの国内利用が合法であることを示唆するポイントがあります。それが「違法国にはブックメーカーが提供されない」という事実です。

ブックメーカーには、「法律でギャンブルが禁止されている国からのアクセスは許可しない」という規定があります。この措置は運営側が取得しているライセンスの規定に基づくもので、それにより各国の法律を遵守する必要があります。仮に日本でギャンブルが「違法」とされると、ブックメーカーは日本からのアクセスを遮断し、利用者には残金を引き出すための期間が設けられます。

ブックメーカーは各国の規制に対して敏感で、運営基準も厳格です。規制国のユーザーがアクセスを試みた場合、そのアカウントは使用できないと通知され、資金の送金と共にアカウントが閉鎖されます。不正行為が確認された場合には、警告無しでアカウントが凍結される可能性があるため、ユーザーは規制を遵守することが求められます。

また、プレイヤー側の年齢制限もあります。具体的な年齢は国によって異なるのですが、日本のスポーツベットの年齢制限は一般的に「18歳以上、ただし高校卒業後」とされています。しかし厳密にはブックメーカーの規約によって異なるため、18歳の方であっても、まず規約を読み、何歳から可能であるかを確認しましょう。

違法なブックメーカーに注意!

日本からのブックメーカー利用には、リスクと注意点も存在します。例として、同じくオンラインギャンブルである「オンラインカジノ」での逮捕事例をいくつか見ていきましょう。

  • 2016年、オンラインカジノを利用した3名の日本人プレーヤーが逮捕されました。逮捕されたプレーヤーは「単純賭博罪」で略式起訴され、その後罰金刑に処されました。なお、一部は裁判により不起訴処分となっています。
  • 2023年、オンラインカジノ向けの決済サービス運営者が逮捕され、18名の利用者が単純賭博の容疑で書類送検されました。
  • 2024年、オンラインカジノを介してPayPayと暗号資産を交換する行為での逮捕事例がありました。

このように、違法なブックメーカーを利用した場合には、運営はもちろん、プレーヤーにも逮捕のリスクがあります。日本国内でブックメーカーやオンラインカジノを利用する際は、これらの逮捕事例を踏まえた上で、年齢制限などの基本的な点を含め、法的な規制やリスクに注意する必要があります。

逮捕事例から見る違法ブックメーカーの特徴

何が原因で前項のような逮捕が行われたのかについても解説していきます。2016年の「単純賭博罪」の事例を見てみましょう。

ここでの違法判断は「日本人特化サービスの提供」が決め手となりました。サービス内では日本人のディーラーが日本時間で対応していたほか、コミュニケーションも日本語で行われていました。また、プレーヤーも日本人同士だったようです。

このように、海外で運営されているオンラインカジノでも、日本国内の客を専門に扱うようなサービスは、日本の賭博法の適用を受ける可能性があります。そしてこれらの事例は、ブックメーカー利用者にとっても重要な警告となります。とくに日本人向けにカスタマイズされたギャンブルサービスを利用する際は、法的リスクが高まるため、注意が必要です。

なお、運営が日本に拠点を置いていればその時点で違法だと確定できます。日本からブックメーカーを利用する場合は、まずはそのプラットフォームの拠点を確認し、かつ運営の内容がどのようなものかを確認するようにしましょう。

ポイントは5つ!安全なブックメーカーのチェックリスト

前項のように、日本からのブックメーカー利用にはリスクが伴います。一方で、合法な運営ライセンスを持ち、厳格な監査プロセスをクリアしたサービスを選べば、安全にギャンブルを楽しめるでしょう。

また、スムーズなスポーツベットにはサポート体制の充実や使いやすさも重要です。そのほかにも、オッズの高さなどを事前に確認することもお忘れなく。安心・安全なブックメーカーを選ぶための5つのチェックリストをご紹介します。

①ライセンス

まずは運営元が適切なライセンス(運営許可証)を取得・保持しているかをチェックしましょう。

ブックメーカーは、ラスベガス、マカオ、韓国、シンガポールなどの主要カジノ市場に匹敵する厳格な審査を受け、国家公認のライセンス取得後に運営が行われます。ライセンス取得過程では、高額な審査料と長期間が必要とされ、業務の内容、過去の実績、代表者の人物調査を含む徹底したバックグラウンドチェックが実施されます。さらに、逮捕歴のある者や犯罪者の親族がいる場合には、ライセンスの発行が行われない仕組みが採用されています。

②監査

ライセンスの取得だけでなく、適切な運営が行われ続けているかをチェックするためには、第三者機関による監査状況についても確認しましょう。

ブックメーカーは、オンラインゲーミングサービスの信頼性を高めるため、世界的な外部監査機関による厳しい評価を受けます。この監査では、運営実績、ソフトウェアシステム、カスタマーサポートの質、ペイアウト率などがチェックされ、全項目をクリアすると認定マークを取得できます。認定合格は非常に難しく、一度で通過した企業は未だにありません。

監査は運営開始後も継続して行われ、プラットフォーム上での誤操作や不正を防ぐための厳重な管理が保たれます。さらに、ユーザーとのトラブルが発生した場合、仲介サービスを通じて平均48時間以内に解決される体制が整っています。

③サポート体制などから見る使いやすさ

ブックメーカーを選ぶ際には、ライセンスの有無に加えて、サイトの使いやすさや完成度も重要です。多くのボーナスや賭けの種類があっても、入出金のオプションが限られていると不便です。また、厳しい審査をクリアしたブックメーカーだからといって、必ずしもご自身に最適とは限りません。個人の遊び方や優先順位に合わせた選択が肝心です。

カスタマーサポートの充実度も大切な要素です。とくに出金手続きの遅れや予期せぬ障害が発生した場合、迅速なサポートが求められます。サポート体制の確認、とくに営業時間や日本語サポートの有無は、スムーズな問題解決とコミュニケーションのために必要です。これらを事前にチェックすることで、安心して利用できるブックメーカーを選びましょう。

④オッズの高さ

ブックメーカーによって提供されるオッズは異なります。収益性を考えるのであれば、高オッズのサービスを選択するようにしましょう。

ただし、特定のプロモーションやボーナス期間に限りオッズを上げるようなサービスも存在します。普段のオッズだけでなく、さまざまな観点からブックメーカーを選ぶようにしてください。

⑤サイトに関するレビュー・口コミ

利用者のリアルな声を聞くことは、運営の実態を把握するのに役立ちます。その意味で、レビューや口コミはブックメーカー選びにおける重要な判断材料のひとつです。

なお、ユーザーの口コミやレビューを調べる際には「正式なライセンスを持つブックメーカーが、必ずしも使いやすく高品質だとは限らない」という点を意識しましょう。ライセンスがあっても、評判が悪く欠陥も多いということであれば、やはりそのブックメーカーを選ぶべきではありません。さまざまなサイトのランキングや詳細な記事を確認し、有益な情報を集めるようにしましょう。

日本のブックメーカーでベットできるスポーツ4選

ブックメーカーであれば、国内のJリーグやプロ野球はもちろん、サッカーの欧州リーグやアメリカの各種プロスポーツにもベットできます。各サービスによって賭けられる種目や大会は異なりますが、ここでは日本国内におけるスポーツベットの特徴について解説します。また、スポーツベットの概要や、各種スポーツのオッズなど、詳細はこちらでもご紹介しています。

あわせて、スポーツベットにもカジノゲームにも応用できる、損を出さないためのコツをまとめた記事もご覧ください。

①野球

賭け方概要
マネーラインホーム、ドロー、アウェイに賭ける
オーバーアンダー基準値を上回るか下回るかに賭ける
ハンディキャップ片方にハンデが設定されたオッズ
オッドイーブン奇数になるか偶数になるかで賭ける
イエスノー質問に対してイエスかノーで賭ける
コレクトスコア試合終了時の結果に対して賭ける

野球には、イニング最高得点や得点が最も多い回を予想するという独自の賭け方があります。試合結果や特定のイベントに賭けるだけでなく、イニングごとの得点数などを予想するなど、他のスポーツベットにはない楽しみ方ができます。

②サッカー

賭け方概要
マネーラインホーム、ドロー、アウェイに賭ける
オーバーアンダー基準値を上回るか下回るかに賭ける
ハンディキャップ片方にハンデが設定されたオッズ
ダブルチャンス2種1組の結果に賭ける
オッドイーブン奇数になるか偶数になるかで賭ける
イエスノー質問に対してイエスかノーで賭ける
ダブルリザルト前後半の結果を予想して賭ける
コレクトスコア試合終了時の結果に対して賭ける

サッカーはマネーライン、オーバーアンダーが主流な賭け方です。さらに、特定のプレーヤーが得点を取るか、最初の得点者を予想するといった楽しみ方もあります。事前ベットは試合前に行われるので、その時々でのチームや選手の状況をよく考察しましょう。一方、ライブベットは試合中に行われ、試合の進行状況に応じてオッズが変動します。

③競馬

賭け方概要
単勝(ToWin)(たんしょう)一着になる馬を当てる
複勝(PlaceOnly)(ふくしょう)上位2着以内または3着以内に入る馬を予想する
馬単(Exacta)(うまたん)1着と2着になる馬を着順通りに当てる
馬連(Quinella)(うまれん)1着と2着になる馬の組み合わせを当てる
ワイド上位3着までに入る2頭の組み合わせを当てる
3連復(Trio)(さんれんぷく)上位3着までに入る馬の組み合わせを当てる
3連単(Trifecta)(さんれんたん)上位3着までに入る馬を着順通りに当てる
インシュランス(Insurance)賭けた馬が1着なら的中&2着なら返金
本命以外(BettingWithout)1番人気の馬以外が1着or2着

競馬は他のスポーツベットと異なり、マネーラインやオーバーアンダーなどの賭け方はありません。単勝や複勝、3連複や3連単など、一般的な競馬の賭け方が主流になります。なお、ブックメーカーごとに独自の賭け方が用意されている場合も。組み合わせることで、ひと味違った競馬の楽しみ方が広がります。

④格闘技

賭け方概要
マネーライン勝敗を予想する
勝ち方KO、TKO、判定、ギブアップなどを予想
ラウンド数合計ラウンド数や、勝利するラウンド数を予想する

格闘技はシンプルな賭け方が特徴です。多くの場合、「どちらの選手が勝利するか?」という勝敗予想のオッズしか提供されません。初心者にとっては予想がしやすく、メリットとも言えます。ただし、一部の格闘技やブックメーカーでは、別の賭けの方が用意されている場合もあります。賭け方を広げたい場合は、各ブックメーカーの公式サイトでオッズの種類を事前に確認することが重要です。

海外のどのような試合に日本から賭けられる?

国外のスポーツにベットできるのも、ブックメーカーならではの魅力です。各国の事例から見るオッズ設定の影響もさまざま。以下では、サッカー、バスケットボール、競馬などの多様なスポーツイベントにおけるブックメーカーのオッズ設定を国別に分析し、試合の予想や賭けの戦略にどのような影響を与えているのかを掘り下げます。

①イギリスの場合

2023年2月のプレミアリーグでは、第3週目の試合に注目が集まりました。

たとえば、2月19日のマンチェスター・ユナイテッド対レスター・シティ戦。ユナイテッド優勢が大方の予想となったため、レスターのオッズは5.20まで膨れ上がりました。同様に、2月26日のボーンマス対マンチェスター・シティFCの試合では、ボーンマスが10倍のオッズで注目されており、大きなリターンを狙える機会となりました。

このように、とくに有名なチームが絡む試合では、相手チームの高オッズに注目が集まります。

②イランの場合

2023年、AFCアジアカップでの日本代表とイラン代表が対戦するベスト4決定戦。試合の勝敗予想オッズは日本へ傾いていました。具体的な数字は1.92~1.79です。引き分けやイランの勝利のオッズも比較的高く、とくにイラン勝利の場合4.50と最も高いオッズが設定されていたブックメーカーもありました。グループステージでの不安定なパフォーマンスを見せた日本代表が、この試合でどのように課題を克服していくかが注目されていた一戦でした。

③イラクの場合

2023年のAFCアジアカップにおける日本vsイラクでは、イラクのチームに対する優勝オッズが35.00前後に設定されました。これは、トーナメントでのイラク優勝がまずあり得ない、と予想されたからでしょう。このような高いオッズは、リスクは高いものの、賭けが成功した場合のリターンも大きいため、冒険好きなプレーヤーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。

ちなみに、日本の優勝オッズは2.53から2.95の範囲で、日本がトーナメントで優勝する可能性がはるかに高いとブックメーカーは評価していました。

④オーストラリアの場合

2023年のバスケットボールワールドカップにおいて、オーストラリアは世界ランキング3位の名に恥じない強さを見せつけました。日本代表との1次ラウンド最終戦におけるオーストラリア勝利のオッズは1.05、日本勝利のオッズはなんと10.00です。当時のオーストラリアがいかに強豪であったかを示しています。

なお、日本代表はこの試合に敗れた後、17位から32位を決定するラウンドに進出。そのなかでのベネズエラ戦では格上と見られ、オッズは1.20と日本有利に設定されていました。

⑤韓国の場合

コリアカップ2023では、日本からの出走馬であるクラウンプライドとグロリアムンディが注目されていました。クラウンプライドは優勝候補として2.7倍、グロリアムンディは3.4倍のオッズが設定されており、両馬ともに高い評価を受けています。他の競走馬では、ウィナーズマンが9倍、サクセスマッチョが29倍、トゥホヌィバンソクが8.5倍となっており、各馬の期待値がオッズに反映されています。とくにクラウンプライドとグロリアムンディは、韓国国際競走のなかでもとくに注目される存在で、複数のブックメーカーからオッズが提供されました。

韓国国際競走では、通常オッズはレース前日に公開される傾向にあり、いくつかのブックメーカーは、レース当日のスタートプライス(SP)を基準にオッズを提供します。これにより、レース直前の動向や競走馬のコンディションを反映した賭けが可能です。

⑥ドイツの場合

2022年11月23日日本vsドイツの試合では、ドイツが1.51倍として明確な勝利候補と見なされていました。しかしながら、試合結果は1-2で日本の勝利。日本に対するオッズは6.48倍、引き分けのオッズは4.60倍でした。ドイツが優勢であると予想されていましたが、実際の試合結果は予想を覆すものとなったのです。当然、日本に賭けたプレーヤーには大きなリターンが生まれました。このように、低オッズのチームが敗れるという事例は、予想の難しさと同時に、スポーツベッティングの魅力につながります。

⑦メキシコの場合

2023年のWBC準決勝で、日本代表はメキシコと対戦しました。日本時間21日8時に開始され、日本がメキシコに逆転サヨナラ勝ちを収め、決勝進出を決めました。この勝利により、日本は決勝に進出。翌日アメリカとの決勝戦で日本が3対2で勝ち、3大会ぶり3回目の優勝を果たしました。

試合前のブックメーカーのオッズでは、日本が明確に優位と評価されており、主要なブックメーカーでのオッズは1.33~1.40でした。対するメキシコのオッズは、3.00~3.65の範囲となっていました。

日本のプレーヤーにおすすめなブックメーカーの特徴

ここからは、より具体的なブックメーカー選びのポイントについて解説していきましょう。とくに、日本人プレーヤーが使いやすいサイトの特徴をお伝えします。

まずチェックしたいのは、サイトの読み込み速度や日本語及び日本円対応です。もちろん、サービスが充実していることも重要な要素のひとつ。それぞれの要素について、具体的に解説します。

①サイト読み込みが速い

サイトの表示速度は、サイトの設計によって大きく異なります。賭けを有利に進めるためには、読み込み速度が速いサイトを選ぶことが大切です。

スポーツベットでは、リアルタイムでの情報収集や決定が必要な場合があります。とくにリアルタイムで行うライブベッティングでは、試合中にオッズが変動するため、素早い反応が求められることも少なくありません。そのため、サイトの読み込みが遅いと、賭けたいタイミングを逃してしまう可能性があります。

さらに、サイトの読み込みが遅いことで、入出金のトラブルが起こる可能性も考えられます。問題発生時の対応も、サイトの読み込み速度が遅いと大きなストレスになるでしょう。

もうひとつ注目していただきたいのが、スマホでの表示です。外出中、リアルタイムで変動するオッズを確認しながらブックメーカーを利用する人も少なくありません。少しでも素早い対応を実現するため、スマホでの表示を意識してサイトが設計されているかどうかも調べておきましょう。

②日本語や日本円へ対応している

日本人にとって使いやすいシステムが提供されていることは、重要なポイントのひとつです。言語や通貨のサポートはもちろんのこと、サイトのデザインやナビゲーションが日本人にとって直感的で分かりやすいかどうかをチェックしましょう。

また、トラブルや疑問が生じた際には迅速かつ適切なサポートが求められます。24時間体制で対応可能なカスタマーサポートや、日本語でのサポートが提供されていると安心です。

通貨に関しては、日本円に対応しているかも確認しましょう。外貨への交換に為替手数料がかからないブックメーカーを利用すれば、入出金のコストを軽減できます。JPY表示で配当金額などを確認しやすいかどうかも、長くブックメーカーを使っていく上では大切な判断材料です。

③提供サービスが充実している

野球、サッカー、競馬や格闘技などの主要スポーツだけでなく、ボクシングゴルフモータースポーツなどのマイナースポーツにも賭けられるブックメーカーを選ぶと、楽しみの幅が広がります。また、単純なマネーラインやハンディキャップだけでなく、コレクトスコアやプレーヤーへのベットなど、多彩な賭け方が提供されているかもチェックしましょう。

さらに、毎日の試合だけでなく、大会やトーナメント、特別イベントなど、さまざまなイベントに賭けられるかどうかもポイント。スポーツでは年間を通じて多くのイベントが開催されているため、それぞれに対応した賭けが提供されているかどうかもブックメーカーを選ぶための要素となります。

また、ボーナスやオッズの高さも大切です。新規登録ボーナスやフリーベットなど、ユーザーに対する魅力的なボーナスが提供されているかどうかもチェックしましょう。オッズの高さも利益を最大化する上で重要なため、他社との比較を行い、オッズが高いかどうかを確認してください。

日本円でブックメーカーに賭けるメリット・デメリット

日本円でブックメーカーに賭ける際のメリットとしては、直感的な金銭感覚の保持や為替リスクの回避が挙げられます。

外貨建てでは計算過ちによる無謀な賭けが発生する可能性がありますが、日本円使用時は資金管理が容易で、細かいベット額の調整が可能です。これにより、より効率的で賢い賭け方が実現可能となります。

以下では日本円で賭けるメリットとデメリットを細かく紹介します。

日本円で賭けるメリット

ブックメーカーでのベットに日本円を使うのは、金銭感覚を保ちやすいというメリットがあります。外貨建てのサイトで熱中しすぎると、為替レートの計算を忘れて無謀な賭けをしてしまうかもしれません。しかし、日本円ならいくら賭けているかが直感的に分かり、資金管理をしやすいため、そのリスクを軽減できます。

また、日本円で賭けるなら、日本円対応のブックメーカーを選ぶのがおすすめです。通常、日本円対応ブックメーカーでは、1円単位でベット額を調整できます。一方でドル建てのブックメーカーは、1ドル単位でしかベット額を変更できません。

日本円で賭ける場合、この差は勝率に大きく直結します。そもそも立ち回りの上手なプレーヤーは、複数のブックメーカーのオッズを比較し、わずかな差を利用して利益を生み出すものです。ベット額を細かくコントロールできないドル建てのブックメーカーでは、オッズによる差で利益を出すのが難しくなります。

たとえば、あるサッカーの試合でブックメーカーAではオッズが2.05倍、ブックメーカーBでは1.95倍だったとします。1万円ずつ賭ければ「アービトラージ」などのテクニックは成立しませんが、Aに10,250円、Bに9,750円のように配分すれば、どちらが勝っても一定の利益を得られます。こうした細かい調整を1円単位でできるのは、日本円対応のブックメーカーを利用するメリットといえるでしょう。

外貨でプレーする場合には為替の影響を受ける可能性がありますが、日本円で直接プレーすることで為替変動のリスクを回避できます。さらに外貨を使用する場合、為替手数料が発生します。日本円であれば為替手数料の負担がないため、余計な支出を抑えられるでしょう。

このように、日本円で賭けること、そして日本円対応のブックメーカーを選ぶことには、さまざまなメリットがあるのです。

日本円で賭けるデメリット

日本円で賭けるデメリットとして、そもそも「日本円に対応しているブックメーカーが少ない」ことが挙げられます。世界的に有名なブックメーカーを含め、全体から見ればわずか3割程度のサイトでしか日本円が使えないのが実情です。ドルやユーロ建てのブックメーカーと比べると、選択肢が限られてしまいます。

また、日本円の入出金方法についても、ブックメーカーごとにバラつきがあります。多くのブックメーカーではクレジットカードや銀行送金での入出金に対応していますが、オンライン決済サービスは一部のサイトでしか利用できません。たとえば、オンライン決済サービスの大手である「PayPal(ペイパル)」にいたっては、ほとんどのブックメーカーで利用できないのが現状です。入出金の利便性という点では、まだ改善の余地があるといえます。

さらに日本円でプレーする場合、初回入金ボーナスなどの特典を受けられないことがあります。初回入金ボーナスは通常、還元率の高い魅力的な特典といえます。しかし、日本円での入金を対象外にするブックメーカーが一定数あるため、その場合は損をした気分になるかもしれません。

日本でブックメーカーを探しているなら、Stake(ステークカジノ)は要チェック!

2017年に設立されたステークカジノは、キュラソーからの正規ライセンスを保持し、オーストラリアに本社を構えるゲーミングサイトです。サッカー、バスケットボール、野球など多岐にわたるスポーツベッティングだけでなく、オリジナル含む豊富なゲームタイトルも提供しており、24時間体制の日本語サポートや仮想通貨を利用したスムーズな取引が可能です。

ここでは、ステークカジノの特徴やユーザーにとっての利点を詳細に解説します。

Stake(ステークカジノ)のおすすめポイント①:安心のライセンス

ステークカジノは2017年にオープンしたゲーミングサイトで、キュラソーの営業許可ライセンス(8048/JAZ)を取得しています。本社はオーストラリアにあり、セルビアのカスタマーサポート部門も含め、数百名のスタッフが在籍しています。スポーツベットのセクションでは、サッカーバスケットボール、野球、テニス格闘技、アメリカンフットボール、ラグビーなど、多様な競技に賭けられます。

Stake(ステークカジノ)のおすすめポイント②:24時間体制の日本語サポート

多くのブックメーカーのサポート体制には時間や言語の縛りがある場合が多いなか、ステークカジノは日本語でのチャットとメールサポートに24時間対応しています。分からないことやトラブルが発生した際にも、気軽に問い合わせができるのは大きなメリットです。

Stake(ステークカジノ)のおすすめポイント③:仮想通貨でスムーズな入出金

ステークカジノでは、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、テザー、ドージコインなど20種類の仮想通貨を利用して入出金が可能です。仮想通貨の利用には、本人確認が不要で、上限がない入出金やボーナスの受け取りができるというメリットがあります。

入金方法は、ステークカジノのウォレット画面で入金通貨を選択し、表示された入金アドレスを仮想通貨の取引所に入力するだけ。出金方法も同様で、ウォレットを開いて出金タブを選択し、出金先のアドレスと金額を入力します。出金には最小金額や手数料の制限はなく、これらの方法を使えば、仮想通貨でのスムーズな入出金が可能です。

Stake(ステークカジノ)のおすすめポイント④:業界屈指の高オッズ・高ボーナス

例として2024年5月11日のスペインのラ・リーガでのアラベス対ジローナFCの試合のオッズを見てみましょう。

ステークカジノではアラベスの勝利が3.75、ジローナFCの勝利が2.02、引き分けが3.60のオッズが設定されています。一方で他社サイト、A社ではアラベスが3.50、ジローナFCが2.00、引き分けが3.50、そしてB社ではアラベスが3.60、ジローナFCが2.02、引き分けが3.50となっています。これにより、ステークカジノが他社に比べて高いオッズが設定されていることが分かります。

ステークカジノ

ステークカジノ

A社

ステークカジノA社

B社

ステークカジノB社

また、アメリカのNBAでのインディアナ・ペイサーズ対ニューヨーク・ニックスの試合では、ステークカジノとA社でインディアナ・ペイサーズのオッズが1.36、B社で1.35となっています。ニューヨーク・ニックスに対するオッズはステークカジノが3.30、A社が3.25、B社が3.28です。このデータからも、ステークカジノは競合他社より高いオッズを設定しており、勝ち負けどちらのチームに対してもオッズが高いことが確認できます。

ステークカジノ

ステークカジノ

A社

ステークカジノA社

B社

ステークカジノB社

さらに、ステークカジノは多様なボーナスも提供しています。勝ち負けに関係なく加算されていくリベートボーナス、週ごとの抽選、賭け額に応じた賞金レース、ドロップボーナスが当たるスロットなど、ゲーム性を高める特典が充実しています。

ブックメーカーの始め方とプレーの注意点

ここからは、ブックメーカーの選び方からアカウント設定、入金、賭けの設定、そして勝利金の出金までの流れを分かりやすく説明します。

ブックメーカーの始め方

  1. ブックメーカーを選択する

まずはご自身に合ったブックメーカーを選ぶことが大切です。信頼性や適切なライセンスの有無、他のユーザーのレビューを確認しましょう。
さらに、提供されているオッズの豊富さや賭けられるスポーツイベントの多様性、使いやすいウェブサイトデザインや頼りになる顧客サービスの有無も重要な要素です。新規登録時に提供されるボーナスやプロモーションも見逃せません。これらを比較検討して、自分に最適なブックメーカーを選ぶことが大切です。

  1. アカウントに登録する

ブックメーカーのウェブサイトにアクセスしたら、アカウント登録を始めます。通常、名前、住所、生年月日、メールアドレスなどの基本的な個人情報の入力が求められます。
一部のブックメーカーでは、セキュリティ確保や法的要件を満たすために、さらに身分証明書の提出が必要になることがあります。これにより、利用者が法定年齢であることや登録情報の正確性が確認されます。プライバシーとセキュリティを守るために、必要な書類を提出しましょう。

  1. 入金する

アカウントの設定が完了したら、実際にベットするための資金をアカウントに入金します。入金オプションはさまざまで、クレジットカードやPayPalなどの電子ウォレット、銀行振込などが一般的です。
一部のサイトでは仮想通貨を使用した入金も可能です。選んだ入金方法で必要な金額を入金し、その際には入金ボーナスが適用されるかを確認しましょう。

また、入金するにあたって、こちらの軍資金に関する記事も参考にしていただけます。

  1. 賭けの設定を行う

資金を入金した後は、興味のあるスポーツイベントや試合にベットできます。ブックメーカーはサッカー、テニス、バスケットボール、野球など、さまざまなスポーツカテゴリーを網羅しており、自分の知識や興味に合った試合を選べます。
興味のある試合やイベントを選択したら、賭けるオッズを選択します。オッズはチームや選手の勝利だけでなく、試合の状況や成績に関するものまで幅広く提供されています。

  1. ベットとフォローアップ

ベットをした後は、試合の結果を待ちます。多くのブックメーカーでは、リアルタイムで試合の進行を追跡できる機能を提供しているため、プレーヤーは自分の賭けた試合がどのように進行しているかを常に確認できます。

試合やイベントが終了すると、的中したベットの勝利金は自動的にアカウントに加算されます。この利益はそのままベットに使うことも、出金して現金化することもできます。自分の予測が的中して利益を手にすることは、スポーツベッティングの楽しみのひとつです。

  1. 出金する

勝利金がアカウントに追加されたら、出勤による現金化ができます。ほとんどのブックメーカーでは、出金方法は一般的に入金時に使用した方法と同じか、それに準ずる手段を利用します。ただし、出金手段はブックメーカーによって異なるので、利用可能なオプションを確認することが必要です。

出金処理には、即時で完了する場合もあれば、数日かかることもあるため、利用しているサイトの出金ポリシーをよく理解しておきましょう。

また、大きな額の出金を行う際には、追加の身分確認が求められることもありますので、必要な書類を揃えておくことも忘れないようにしましょう。出金手続きは多くのブックメーカーのサイト内で簡単に行えますので、あらかじめ手順を確認しておき、スムーズに申請を行いましょう。

ブックメーカーでのプレーの注意点

前述のとおり、ライセンスの有無などの確認は必要不可欠ですが、個人情報の安全性にも注意が必要です。登録や資金の出入りには個人情報が必要になりますので、ブックメーカーが高度な暗号化技術を使用してデータ漏洩のリスクを最小限に抑えているかを確認しましょう。プライバシーポリシーを読み、どのように個人情報が扱われるかを理解することも重要です。

また、ブックメーカーやオンラインカジノサイトでのベットは、宝くじや競馬などより還元率が高く、理論的には稼ぎやすいとされています。しかしプレーに使う金額は余剰資金に限定し、日常生活に影響が出ない範囲での賭けを心がけるべきです。複数の支払い方法や資金の引き出しオプションを確認しておくと、ひとつの方法が利用できなくなった場合に備えられます。

引き出し条件やボーナスの規約にも注意が必要です。多くのブックメーカーは初回入金時にボーナスを提供しますが、これらには賭け条件が付随することが一般的です。たとえば、ボーナス額の数倍を賭けなければならない等の条件が設けられている場合がありますので、その条件を満たせるかをあらかじめ検討し、無理のない範囲で利用しましょう。

さらに、その手軽さを活かして副業としてスポーツベットを行うこともできますが、そこから発生した収入について確定申告が必要な場合もあります。利益や税金の扱いに関してはこちらを読み、様々なリスクへの対策を入念に行いましょう。

最後に、オンラインプラットフォームにはリスクが伴いますので、定期的に法的状況や政府のギャンブルに対する方針をチェックし、変更があった場合の対応策を考えておくことが望ましいです。これらの点に注意を払いながら、ブックメーカーでのプレーを楽しんでください。

『まとめ』日本から安心して賭けられるブックメーカーなら、Stake(ステークカジノ)

記事前半でもお伝えしたとおり、日本からブックメーカーを利用する際には法的なリスクなどを踏まえた選択が重要です。とくに、違法ブックメーカーサービスを利用してしまうのは絶対に避けましょう。

ステークカジノは、キュラソーの営業許可ライセンスを持ち、オーストラリアに本社を構える安心のブックメーカーです。24時間体制の日本語サポートや仮想通貨でのスムーズな入出金、そして業界屈指の高オッズ・高ボーナスが魅力です。

日本にいながら海外のブックメーカーを安全に楽しみたいという方は、ぜひ、ステークカジノをご利用ください。

永井 晃
シニアマーケティングマネージャー
永井 晃
ナガイ アキラ
所属:マーケティング戦略部

Betwise Entertainment シニアマーケティングマネージャー
オンラインカジノ業界に15年以上従事し、主に仮想通貨を重点としたマーケティング戦略の策定に携わる。豊富な知識とデータ分析力で、クライアントの成長と業界発展に貢献している。

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