オンラインカジノの「違法」の範囲を徹底解説!適切な使い方も

2025.04.23
2025.04.23

近年注目を集めるオンラインカジノですが、違法かどうか疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。オンラインカジノの違法性には、「運営の違法性」と「利用の違法性」の2種類があり、正確な情報を知らないまま利用すると法に抵触したり、出金や個人情報に関するトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

本記事では、オンラインカジノが「違法」とされる範囲やその根拠をわかりやすく解説し、トラブルを回避するための適切な使い方もご紹介します。オンラインカジノを適切に楽しむため、正しい知識を身につけましょう。

[この記事で分かること]

  • オンラインカジノに関して違法に当たる行為
  • オンラインカジノの違法利用に関する刑罰
  • 違法なオンラインカジノの見分け方
  • 違法にならないオンラインカジノの利用方法
  • 責任あるギャンブルについて

目次

日本ではオンラインカジノの開帳も参加も違法

多くの日本の人々が、「オンラインカジノは違法なのか、それとも、いわゆる ”グレーゾーン” なのか」と疑問を感じていることでしょう。結論からお伝えすると、日本ではオンラインカジノの利用も、そして開帳・運営も違法です。では、なぜ違法となるのか、以下で解説します。

日本でオンラインカジノの運営が違法な理由

日本国内でのオンラインカジノの開帳や運営は、「賭博場開帳等図利罪(刑法186条2項前段)」にあたります。

賭博場開帳図利罪とは、賭博場を開帳し、利益を得ようとした場合に成立する犯罪のことです。この罪に問われると、3か月以上5年以下の懲役が科されます。

このことから、「日本で運営されているオンラインカジノはすべて違法」と判断できるのです。

日本からオンラインカジノへの賭けが違法な理由

海外で合法的に運営されているオンラインカジノも含め、日本での賭博に関する行為は原則として法律で禁止されています。ここでいう「賭博」は、次の両方の特徴を持つ行為を指します。

  • 運に左右される勝敗によって財産的な損得が生じる
  • 金銭やその他の価値あるものを賭ける

この両方の条件を満たす場合、たとえば金銭をかけて行うスロットやテーブルゲームなどの行為は、法律上の賭博と見なされます。例外的に認められる「一時の娯楽」とは異なり、処罰の対象になります。

オンラインカジノもこの定義に該当します。そのため、国内からオンラインカジノを利用すれば刑法違反となり、「賭博罪」により50万円以下の罰金または科料が科される可能性があります。また、一度きりではなく継続的に賭博を行っていたと判断される場合は「常習賭博罪」として、より重い処罰、すなわち3年以下の懲役が科されるおそれがあります。

日本国内の違法にならないギャンブルとは

一方、国内では違法とされないギャンブルもあります。

1. 公営ギャンブル(法律で特別に認可されているもの)
公営ギャンブルには、競馬、競輪、オートレース、スポーツくじが含まれます。次のように、異なる官公庁や地方自治体の監督により運営されています。

  • 競馬(JRA、地方競馬)
    └ 農林水産省・地方自治体の監督下
  • 競輪
    └ 経済産業省・自治体が運営
  • オートレース
    └ 経済産業省所管
  • 競艇(ボートレース)
    └ 国土交通省所管
  • スポーツくじ(toto、BIG)
    └ スポーツ振興くじとして文部科学省所管

2. 宝くじ
宝くじは、総務省によって管轄され、都道府県などの自治体が主催しています。当せん金付証票法という法律に基づき発行されています。

3. パチンコ・パチスロ
パチンコ・パチスロは法律上、「遊技」扱いであるため、「ギャンブル」でないと解釈されます。また、出玉を景品に交換することから、勝って得ているのは景品であり、現金を得ているわけではないと見なされています。現実にはギャンブル的性質が強いですが、これらのシステムにより違法とされていません。

4. アミューズメントカジノ
アミューズメントカジノとは、アミューズメントパークの店内だけでチップを使い、現金や商品と交換しない形でカジノゲームが楽しめる形式のものです。こちらは、チップの現金化がなければ合法です。

「知らなかった」も違法?オンラインカジノの利用と刑罰

オンラインカジノを利用した後で違法と分かった方や、何年も前に違法と知らずオンラインカジノを国内で利用した方には、「それでも賭博罪に問われるのか」という気がかりがあるでしょう。以下では、違法と知らずにオンラインカジノを利用した場合の刑罰について、解説します。お心当たりのある方は、ぜひご確認ください。

オンラインカジノの違法利用と刑罰

日本国内でオンラインカジノを利用したことによって罪に問われた場合、賭博罪や常習賭博罪という犯罪が成立します。逮捕以降のプロセスを、以下で詳しく見てみましょう。

①逮捕
逮捕された場合、留置所に収容され、最大48時間の身柄拘束が行われます。身柄拘束期間中は1日8時間を超えない範囲で取り調べを受けます。なお、逮捕のための正当な理由や根拠が認められなければ、在宅捜査として捜査を行い、事件を進めていくこととなります。

②勾留
逮捕された被疑者は、48時間以内に事件を検察官へ送致する必要があります。事件を引き継いだ検察官は、さらに24時間以内に引き続き被疑者の身柄を拘束するかどうかを判断します。拘束する必要があると判断された場合は、裁判官に対して勾留請求を行います。勾留請求が認められればはじめに10日間の身柄拘束、さらに勾留延長が認められるとプラス10日、合計20日間勾留されます。なお、勾留も逮捕時同様に勾留すべき理由が必要です。

勾留されている被疑者の場合は、勾留期間中に起訴もしくは不起訴の判断がなされます。不起訴となった場合は、賭博罪もしくは常習賭博罪に関する事件は終わり、刑罰が下されることはありません。ただし、不起訴は無罪とイコールではありません。罪を犯した事実が認められるものの、起訴して刑事罰を科すほどではない場合にも不起訴処分となります。

③起訴
起訴された場合は「正式起訴」もしくは「略式起訴」のいずれかが下されます。正式起訴は、刑事裁判を経て判決が下され、その内容に従って処罰が実行されます。略式起訴は、100万円以下の罰金に対してのみ行うことのできる起訴方法であり、刑事裁判は行われません。裁判官が略式命令という形で判決を言い渡し、罰金を収めることで事件は完結します。なお、常習賭博罪に問われた場合は略式起訴はできません。なぜなら、常習賭博罪の法定刑は「3年以下の懲役」であるためです。

④刑事裁判
正式起訴された場合は、刑事裁判であなたの犯した罪が審理され、有罪か無罪かが判断されます。有罪である場合は、どの程度の刑罰が妥当か判断され、判決として言い渡されます。

⑤服役
判決が確定した場合、その判決に従って刑に服します。罰金刑であれば、罰金を納めて事件は終わりとされます。罰金を支払わなければ、1日5,000円程度で労役場留置となります。常習賭博罪が適用された場合は懲役刑となります。懲役刑の場合、執行猶予付きの判決が下されなければ、一定期間刑務所へ収監されます。

「違法じゃない」と思ってオンラインカジノを利用した場合は?

インターネット上の「海外サーバーを使っているため問題ない」「日本ではグレーゾーン」などの情報により、オンラインカジノを違法と知らずに利用する人も少なくありません。

オンラインカジノの違法利用で問われる、刑法の賭博罪。賭博罪は故意犯(刑法第38条1項)と定められていますが、この場合の「故意」とは、「オンラインカジノに参加する」という行為自体を認識していることを指します。そのため、違法であると知らなかった場合も、違法でないと思っていた場合も、オンラインカジノに能動的に参加したこと自体は「故意」に当たるため、賭博罪に問われる可能性があるのです。

また、刑法第38条3項では、「法律を知らなかったことを理由に責任を免れることはできない」と定められています。そのため、「違法でないと思っていた」ということが証明できたとしても、賭博罪には問われるのです。ただし、「オンラインカジノの利用が違法でない」と正当と信じた事情があれば、量刑が軽くなる可能性は0ではありません。

オンラインカジノを利用したら100%逮捕される?

オンラインカジノを利用して賭博罪などに問われた場合でも、100%直ちに逮捕されるとは限りません。逮捕は個人の自由を奪う重大な措置であるため、慎重な判断が求められます。

逮捕には、合理的な根拠が不可欠です。逃走の危険性が高い、または証拠を隠すおそれがあるなどの相応の事情がなければ、身柄を拘束することは認められません。オンラインカジノの違法利用に関して逮捕するには、賭博罪の裏付けとなる十分な理由が必要なのです。

過去にオンラインカジノを利用していても違法で逮捕される?

賭博罪には時効があり、時効経過後であれば罪に問われません。賭博罪と常習賭博罪の具体的な時効は、次の通りです。

  • 賭博罪 … 賭博をしてから3年
  • 常習賭博罪 … 最後に賭博をしてから5年

そのため、一度きりのオンラインカジノの違法利用が3年よりも前であった場合や、最後にオンラインカジノを違法利用してから5年以上が経過している場合は、時効のため、逮捕されません。

なお、過去にオンラインカジノを違法利用し時効になっている方も、後にご紹介する違法にならないオンラインカジノの利用方法をよく理解し、同じ過ちを繰り返さないよう注意しましょう。

不安があれば弁護士へ相談

万が一、オンラインカジノの利用をきっかけに警察に身柄を拘束されたり、任意の事情聴取を求められたりした場合には、「不起訴処分や略式命令の可能性を探ること」「常習性の有無を争うこと」など、慎重な対応が多く求められます。

オンラインカジノの利用の違法性に関してご不安がある方や、過去の利用に関して気がかりな点がある方は、ご自身だけの判断で事態を悪化させる前に、法律の専門家に相談しましょう。

注意!違法なオンラインカジノの特徴 & 利用のリスク

日本国内で運営されているオンラインカジノはもちろん違法ですが、インターネット上には海外で違法に運営されているオンラインカジノも多数存在します。これらのオンラインカジノを利用すると、ご自身が賭博罪に問われることはもちろん、個人情報や資金に関するトラブルも避けられません。ここでは、違法なオンラインカジノの特徴と、それらを利用した場合のリスクを、詳しくご紹介します。

違法に運営しているオンラインカジノの特徴

実際にオンラインカジノのサイトのどの部分を見れば違法かどうかが判断できるのか、疑問に感じている方も多いでしょう。違法に運営しているオンラインカジノの特徴を、以下に7つご紹介します。

正規のライセンスがない・偽物のライセンスを表示

違法なオンラインカジノの大きな特徴の1つに、正規のライセンスを保有していない点が挙げられます。

通常、オンラインカジノは合法的に運営するために、政府などの機関によって発行されるライセンスを取得しています。ライセンスには、マルタゲーミングライセンス(MGA)、イギリス賭博委員会ライセンス(UKGC)、キュラソーライセンス、ジブラルタルライセンスなどの種類があります。

これらの認可を得ていないにもかかわらず、合法であるかのように見せかけるため、実在しない機関名を掲げたり、他社のライセンス情報を無断で使用したりするケースもあります。また、一見それらしく見えるロゴや証明書を掲載し、ユーザーを安心させようとするサイトも少なくありません。

正規のライセンスかどうかを見分けるためには、次のポイントを確認してみましょう。

  1. サイトに記載されているライセンス番号や発行元をチェックし、実在するライセンス機関の公式サイトで照会する
  2. ライセンス証明書の画像やロゴだけで信用せず、実際のリンクが公式機関に飛ぶかどうか確認する
  3. 該当する国や地域の法律でライセンス発行が認められているかを確認する

これらをチェックし、少しでも怪しい点が見つかれば、そのオンラインカジノサイトの利用は控える方が賢明です。

運営元が不透明

合法的に運営しているオンラインカジノは、必ず運営元の詳細情報を開示しています。 一方で、公式サイト上に運営者に関する記載が見当たらない場合は、詐欺や不正行為を疑う必要があります。

特に以下のような情報が確認できないオンラインカジノには、注意が必要です。

  • 運営企業の名称や所在地
  • 取得しているライセンスの国や登録番号
  • 導入されているゲームソフトウェアの開発元
  • 利用規約
  • 問い合わせ先やサポート窓口

無許可の送金手段を使用

違法なオンラインカジノの中には、正式な決済サービスを利用せず、無許可の送金手段で資金のやり取りを行っているケースがあります。たとえば、個人間送金アプリや、名義不明の銀行口座への振り込みを求めるような手口が挙げられます。これらは資金の流れを隠すために用いられることが多く、マネーロンダリングや詐欺の温床にもなりかねません。

正規のオンラインカジノであれば、電子マネー、公認の仮想通貨取引所などの信頼性の高い決済サービスを採用しています。不透明な送金方法を提示するオンラインカジノは違法性が高く、利用者が金銭トラブルに巻き込まれるリスクも大きいです。決済方法を確認し、少しでも不審な点があれば利用を避けるべきです。

出金トラブルが多い

違法オンラインカジノでは、出金トラブルが多発する傾向にあります。たとえば、次のようなトラブルです。

  • 出金申請をしても長期間処理されない
  • 突然アカウントが凍結される
  • 理由を明かさずに出金を拒否される
  • 「ボーナスを利用したから出金できない」という理由で出金を遅らされる
  • 「身分証の再提出が必要」という理由で出金が遅らされる

合法に運営しているオンラインカジノであれば、利用規約に沿ってスムーズに出金が行われるのが一般的です。出金時に不明瞭な条件が課されたり、サポート対応が曖昧な場合は、詐欺的な運営をしている可能性があります。出金がスムーズに行えないという評判の多いオンラインカジノは、利用者が損害を被るリスクが高いため、避けるべきでしょう。

不正なゲーム・ソフトウェアを使用

違法なオンラインカジノでは、公正性が担保されていないゲームや、不正に操作されたソフトウェアが使われていることがあります。たとえば、プレイヤーに不利な設定が施されていたり、当たり判定が不自然に偏っていたりするなど、通常の確率から逸脱した挙動を見せることが特徴です。

合法な運営を行うオンラインカジノでは、第三者機関の監査を受けたライセンス付きのソフトウェア(例:Playtech、NetEntなど)を採用しており、ゲームの公平性が保証されています。一方、違法サイトでは正規ライセンスを偽装し、実態の分からない開発元のゲームを提供しているケースもあります。

違法オンラインカジノのイカサマにあわないよう、オンラインカジノが提供しているソフトウェアの情報もよく確認しましょう。

サポート対応が悪い、または存在しない

違法なオンラインカジノでは、ユーザーサポートの対応が著しく悪かったり、そもそもサポート窓口が存在しない場合があります。たとえば、問い合わせをしても返答がまったく来ない、返答が機械的で内容に一切答えていない、対応が遅すぎるなどが典型です。

合法なオンラインカジノ運営企業であれば、ライブチャットやメール、電話などで迅速かつ丁寧な対応を行うのが一般的です。対して、違法カジノは運営者の実態が不明なことが多く、トラブルが起きた際にも相談先がなく、泣き寝入りを強いられることもあります。サポート体制が整っていない、ずさんな対応が目立つオンラインカジノの利用は極めて危険です。

ボーナス条件が極端に厳しい 、または詐欺的

違法オンラインカジノの中には、一見魅力的な高額ボーナスを提供しているように見えても、実際には極端に不利な出金条件が設定されているケースがあります。たとえば、50倍以上のベットが必要だったり、わずかな条件違反で全額没収されることもあります。また、ボーナス獲得後にアカウントを凍結されるなど、詐欺まがいの手口が使われることも少なくありません。

正規ライセンスを取得したオンラインカジノであれば、ボーナス条件は明確で、公平性が担保されています。しかし、違法サイトではそのような透明性がないため、利用者が一方的に不利な状況に追い込まれるリスクがあります。安易に高額ボーナスに惹かれず、出金に必要な条件を必ず確認することが重要です。

日本で運営しているオンラインカジノは100%違法

運営元が日本国内のオンラインカジノは、完全に違法なオンラインカジノと判断できます。これは、「賭博場開帳等図利罪(刑法186条2項前段)」で日本でのオンラインカジノ運営が違法とされているからです。

万一、日本で運営しているオンラインカジノを見つけた場合は、登録も入金も行わないよう注意しましょう。

日本の「インカジ」の違法性にも注意!

オンラインカジノの略語「オンカジ」に似た言葉に、「インカジ」があります。「インカジ」とは「インターネットカジノ」の略で、実店舗でオンラインカジノを遊ばせる業態を指します。

インカジは一見、ネット上のゲームを店内でプレイしているだけのように見えますが、日本国内で賭博行為を行っていることに変わりはありません。警察による摘発も年々増加しており、店側だけでなく利用者も賭博罪に問われる可能性があります。

たとえインカジの店舗側が「プレイするオンラインカジノは、海外の合法カジノ」などの主張をしていても、日本の法律ではそれらのオンラインカジノの利用がそもそも認められていません。そのため、インカジは完全に違法です。インカジに安易に足を踏み入れると、刑事罰や前科のリスクを負うことになります。決して利用してはいけません。

違法オンラインカジノの利用のリスク

上記でご紹介したような違法に運営しているオンラインカジノを利用すると、様々なリスクを負う危険性があります。

①刑事罰のリスク
まず、日本国内からアクセスして賭博を行った場合は、「賭博罪」や「常習賭博罪」に問われる可能性があるため、刑事罰の対象となります。

②経済的・プライバシー面の被害
オンラインカジノサイト自体が詐欺目的で運営されているケースも多いです。これらの違法オンラインカジノでは、入金しても出金できない、アカウントを凍結される、個人情報が流出するなど、深刻な被害を受ける恐れがあります。

③犯罪への加担
違法オンラインカジノの利用により、マネーロンダリングや反社会的勢力との関係が指摘される例もあります。「違法オンラインカジノとは知らなかった」では済まされず、思わぬ形でトラブルに巻き込まれるリスクが考えられるのです。

違法オンラインカジノのリスクは、「知らなかった」では済まされないものばかりです。くれぐれも安易な利用は避け、合法的に透明性を保って運営しているオンラインカジノを選びましょう。

【おすすめ】違法にならないオンラインカジノの利用方法

ここまで日本でのオンラインカジノの運営や利用が違法であることについて解説してきましたが、「では日本人はオンラインカジノを全く利用できないのか?」と疑問に感じている方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、日本人にもオンラインカジノを合法的に利用する方法はあります。ここでは、日本人におすすめの、違法にならないオンラインカジノの利用方法を2つご紹介します。

①海外の合法地域で、合法オンラインカジノを利用する

日本の刑法では、海外での合法的な賭博行為については処罰の対象とはなりません。そのため、海外のオンラインカジノ合法国や合法州の滞在中に、合法オンラインカジノを利用すれば、その行為は違法ではないのです。

ただし、海外のどこでもOKというわけではありません。例えばアメリカなど、州によってオンラインカジノの利用の合法・違法が異なる国もあります。海外滞在中や移住後のオンラインカジノ利用を検討する場合は、必ず滞在地の法律を確認し、自己責任のもとプレイしましょう。

また、海外でオンラインカジノ利用で得た賞金については、一定の基準を超えると日本で課税対象となる点にも、注意が必要です。オンラインカジノで得た勝利金は「一時所得」にあたり、必要に応じて確定申告が求められます。法律上のトラブルを避けるためにも、オンラインカジノの賞金にかかる税金など税務面のルールにも目を向けておくことが重要です。

②ベット額なしのカジノゲームアプリを利用する

日本でカジノゲームをプレイしたい場合は、金銭を賭けずに遊べるアプリなどが好ましいです。現金を賭けずに、スマートフォンアプリなどで純粋に娯楽としてカジノゲームを楽しむ場合には、法的な問題は生じないからです。

もともと、賭博罪の対象となるのは「賭け」を伴う行為であり、カジノ風のゲームをプレイすること自体が直ちに違法となるわけではありません。そのため、ベット額無しで遊べるカジノ風ゲームのサービスなら、違法の心配なく安心して利用できます。

ただし、次のような場合には賭博罪に抵触する可能性が高いため、注意が必要です。

  • アプリ内で課金してプレイする
  • ゲーム内通貨を現金に換えられる仕組みがある

上記のような場合で、「①ゲームの結果が偶然に左右されるもの」かつ「②その結果によって財産的な利益のやりとりが生じる」となると、法律上は賭博に該当し、オンラインカジノ同様、違法と判断される可能性があります。利用前に、ゲームの仕組みをよく確認しましょう。

違法性だけじゃない!オンラインカジノで必須の「責任あるギャンブル」

オンラインカジノを適切に利用する上で注意すべきは、違法性だけではありません。オンラインカジノは賭け金を伴うギャンブルであり、ギャンブルには心身を脅かす依存症や経済的な問題など、危険性もあります。これらの問題を理解し、健全にオンラインカジノを楽しむのは、オンラインカジノプレイヤーのマナーと言ってもいいでしょう。

多くの合法オンラインカジノは、プレイヤーが自己管理をしながらオンラインカジノを利用できるよう、「責任あるギャンブル」に関する取り組みを行っています。下記にご紹介するツールなどを活用し、スマートなオンラインカジノプレイヤーを目指しましょう。

自己制限ツール

オンラインカジノの自己制限ツールとは、自分でプレイ時間や入金額の上限を設定したり、一時的または永久的にアカウントをロックする機能のことです。このツールにより、利用者のギャンブル依存を防ぎます。

たとえば「1日の入金限度額を○円まで」と設定すれば、それ以上の入金ができなくなります。自己制限ツールは、ギャンブルとの健全な付き合いをサポートするためのものであり、過度な利用を防ぐうえで有効な手段です。利用者自身の自制心とあわせて活用することが重要です。

自己排除制度

オンラインカジノの「自己排除制度」とは、利用者が自らの意思でカジノサイトの利用を一定期間または無期限で制限・停止できる仕組みです。ギャンブル依存のリスクを軽減するために導入されており、「もうオンラインカジノをやめたい」「自分ではギャンブルへの欲をコントロールできない」と感じたときに有効です。

自己排除を申請すると、選んだ期間中はログインできなくなり、再開も原則として本人の申し出がない限りできません。また、複数のオンラインカジノにまとめて制限をかける仕組みを提供している国や団体もあります。

自己排除制度は、プレイヤー自身の生活や金銭管理を守るための重要な手段であり、ギャンブルによる問題が深刻になる前に活用することが推奨されます。

ギャンブル依存症対策

オンラインカジノでは、ギャンブル依存症対策としてさまざまなサポート機能が提供されています。ギャンブルとの付き合い方が健全であるかを見直すチェックリストのほか、プレイヤーの行動パターンをモニタリングし、問題の兆候が見られた際に警告を出す仕組みを導入しているオンラインカジノもあります。加えて、ギャンブル依存症対策の専門機関への相談窓口や支援団体の情報を案内するページを設けるなど、啓発活動も行われています。

これらの対策は、プレイヤー自身がギャンブルと適切な距離を保つために活用できる重要な支援です。

未成年者のギャンブル防止

責任あるギャンブルの実現には、未成年者の参加の厳重な制限が不可欠です。多くのオンラインカジノでは、法定年齢に満たない利用者がアクセス・登録・プレイすることを禁止しており、年齢確認のための本人確認書類の提出を義務付けています。これにより、未成年者の不正利用を未然に防ぐ仕組みが整えられています。

また、保護者向けには、子どもが不適切なサイトにアクセスできないよう制限する「ペアレンタルコントロール」ソフトの利用も推奨されています。

透明な運営とゲームの公平性の確保

責任あるギャンブルを実現するためには、オンラインカジノの運営が透明であり、ゲームの公平性が確保されていることが重要です。

信頼できるオンラインカジノは、政府や公的なライセンス機関から認可を受け、定期的に監査を受けることで運営の透明性を保っています。たとえば、第三者機関によるゲームソフトの検証や、乱数生成器(RNG)の使用状況のチェックなどを通じて、ゲームが不正なく公平に行われていることが確認されています。

また、プレイヤーが安心して遊べるように、利用規約や支払い条件、ボーナスの適用ルールなども明確に表示されているのが一般的です。こうした情報開示により、ユーザーは自分のリスクを理解し、納得の上でプレイできます。

オンラインカジノの違法性に関するよくある質問

オンラインカジノの違法性については、多くの方が様々な疑問を抱いています。ここでは、オンラインカジノの違法性に関するよくある質問を5つご紹介します。ご自身も同じ疑問を抱いていないか、ぜひチェックしてみてください。

違法賭博とは何?

違法賭博とは、偶然の勝敗によって財産上の利益の得失を争う行為で、刑法185~187条の「賭博罪」に該当するものを指します。金銭のやり取りがあり、かつ法律で特別に認められていない賭け事は処罰の対象となり、反社会的勢力の関与も社会的に大きな問題とされています。

オンラインカジノの違法利用はいつから取り締まるようになった?

日本では、刑法は明治時代に制定されており、オンラインカジノ利用者への一定の取り締まりは以前から行われていたと考えられます。しかし、近年オンライン利用者の増加に伴い、捜査の対象や方法が変化し、問題視されるようになってきました。

オンラインカジノは日本で違法でも、なぜアクセスできる?

オンラインカジノへのアクセスを制限することは、日本国憲法第21条第2項の検閲にあたるため、違憲行為となります。そのため、日本での利用が違法であっても、オンラインカジノサイトへのアクセスは可能なのです。

オンラインカジノの利用が違法なのにCMが流れる理由は?

オンラインカジノが日本でCMを流す場合、その背景では、「有料版に誘引しない」「射幸心を煽らない」などの基準が満たされています。

消費者庁によると、たとえ「カジノ風」のゲームサイトでも、お金を賭けなければ「あくまでゲーム」とみなされます。現金を賭けない無料版のみを紹介することで、オンラインカジノのCMというよりは、ゲームのCMとして流しているのです。

海外はオンラインカジノの違法な利用をどのように防止している?

海外では、各国が独自にオンラインカジノの利用を規制しています。

  • フランス、イタリアなどはオンラインカジノをブロッキング
  • ブロッキングの対象とするウェブサイトのリストを公開
  • オーストラリアではクレジットカーでの支払いを禁止

これらの取り組みで、オンラインカジノの適切な利用を促しています。

透明性の高い合法オンラインカジノなら、Stake(ステークカジノ)

オンラインカジノの運営や利用と違法の関係性を理解し、合法で適切な運営のオンラインカジノを探している方におすすめなのが、ステークカジノです。ステークカジノは2017年創業のオンラインカジノ、そしてブックメーカーでもあります。世界中のオンラインカジノプレイヤーやスポーツベッターがステークカジノを選ぶ理由を、以下でご紹介します。

①Stake(ステークカジノ)のライセンスと運営情報

ステークカジノはオランダ領キュラソーライセンスを取得し、Antillephoneに発行されたライセンス番号8048/JAZに基づいて運営しています。キュラソーライセンスは、取得後も定期的な監査が行われます。そのため、キュラソーライセンスはステークカジノが現在も健全な運営ができていることの証なのです。

ステークカジノの運営は、Medium Rare N.V.、登録番号:145353、登録住所:Korporaalweg 10, Willemstad, Curaçao によって行われています。決済代行会社は Medium Rare Limited 、住所は 7-9 Riga Feraiou, LIZANTIA COURT, Office 310, Agioi Omologites, 1087 Nicosia, Cyprus、登録番号は HE 410775 です。

②信頼を裏付ける公式パートナーシップ

ステークカジノの信頼性の高さの証は、ライセンスだけではありません。下記のような世界的に有名な競技団体やアーティストとの提携も、ステークカジノの運営の健全さを表しています。

  • UFC(総合格闘技団体) … 公式ベッティングパートナー
  • エバートンFC(イングランド・プレミアリーグ) … メインスポンサー
  • ザウバーF1チーム … タイトルスポンサー
  • ドレイク(ラップミュージシャン) … ブランドアンバサダー

③20種類以上の仮想通貨に対応

20種類以上の仮想通貨で入金・出金ができる点は、ステークカジノの人気の理由の1つです。取り扱い銘柄は、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーなものから、ドージコインやポリゴンなどのマイナーなものまで多彩です。仮想通貨なら、迅速かつスムーズな決済が可能です。

さらに、ステークカジノでは、本人確認(KYC)プロセスも比較的スムーズに進められるため、スピーディーに入金出金を行うことができます。

ただし、国内の仮想通貨取引所を通してオンラインカジノへ入金すると、口座凍結の恐れがあります。対策として、事前に海外の仮想通貨取引所でアカウント登録をしておくことが、推奨されます。「国内取引所→海外取引所→オンラインカジノ」の順で送金を行うことにより、口座凍結のリスクを避けた、安全な送金が可能です。

なおステークカジノは、日本円を用いた銀行送金や、電子決済、クレジットカードによる仮想通貨など、仮想通貨以外の入出金方法も豊富です。最も使いやすい決済方法を選ぶことができる点も、ステークカジノが選ばれる理由といえます。

④大手プロバイダーによるカジノゲーム3,000種類以上

ステークカジノでご提供しているカジノゲームは、プラグマティックプレイやハックソーゲーミングなどをはじめ、大手プロバイダー40社以上で作られているゲームです。大手プロバイダーのゲームは、第三者機関のテストなどにより、結果の公平性が保たれています。そのため、ステークカジノならゲームの違法性を心配することなく、オンラインカジノゲームがプレイできるのです。

スロットだけでも3,000種類バカラブラックジャック、ポーカー、ルーレット、ライブカジノ、そして高RTP(還元率)が特徴のステークカジノオリジナルゲームなど、幅広いゲームを楽しめる点も、ステークカジノの人気の理由です。

⑤30種類以上のスポーツに賭けられるブックメーカー

ステークカジノがご提供するのは、多彩なカジノゲームだけではありません。ステークカジノではサッカーや野球、競馬、eスポーツなど、30種類以上のジャンルでのスポーツベットも楽しむことができるのです。競争力の高いオッズはもちろん、特定の試合に適用できる「ペイアウト」や「賞金2倍」などのプロモーションで、よりお得なスポーツベットが可能です。

また、ステークカジノのブックメーカーには、無料で視聴できるライブストリーミング機能があります。登録だけで世界各地の試合がリアルタイムで視聴可能です。

このように、充実したオンラインカジノとブックメーカーの両方をシームレスに利用できる点も、ステークカジノが支持される理由の1つです。

⑥降格なしのVIPプログラム

ステークカジノのVIPプログラムには、一般的なオンラインカジノのVIPプログラムでは見られない「一度上がったランクは降格なし」という特徴があります。VIPランクの有効期限を心配せず、自分自身のペースで賭けられるため、ステークカジノのVIPプログラムは多くのプレイヤーから好評です。

ステークカジノのVIPランクはブロンズからオブシディアンまでの15段階。レベルアップボーナスやウィークリーボーナス、マンスリーボーナス、レーキバックなどの豊富なボーナスのほか、高ランクのプレイヤーには専属VIPホストのサポートも付きます。

⑦各曜日のプロモーション、その他のプログラム

ステークカジノでは、いつプレイしても賞金アップのチャンスが狙える、曜日ごとのプロモーションが充実しています。各曜日で提供されているプロモーションは、次の通りです。

毎日デイリーレース賞金総額10万ドルのレース賭けるだけで自動参加
ステーク vs エディ社長賞金総額$30,000山分け対象スロットでエディ社長よりも高倍率を狙う
倍率レース賞金総額$10,000対象スロットで高倍率の上位50位を狙う
レベルアップ賞金総額$20,000指定スロット5つの目標倍率全クリアを狙う
カオスコレクターズ賞金総額$10,000指定スロットで100倍超の上位50名を狙う
カジノを攻略せよ賞金総額$50,000新作スロットで最大ペイアウト・最高倍率を狙う
ウィークリー抽選会賞金総額$75,000$1,000賭けごとに参加券獲得

このほか、ステークカジノではアフィリエイトプログラム、特定のプロバイダーや試合が対象のプロモーションも多数ご提供しています。

⑧24時間365日対応の日本語カスタマーサポート

日本人オンラインカジノプレイヤーにとっては、言語が障壁となることもあるでしょう。ステークカジノでは日本人プレイヤーにとっても使いやすい環境であるよう、24時間365日対応の日本語カスタマーサポートをご提供しています。オンラインカジノやブックメーカーの専門知識を持った日本語ネイティブのスタッフが、ライブチャットやメールで迅速かつ丁寧にトラブルを解決いたします。

また、ステークカジノのサイトは日本語表記のページと、日本語での「よくある質問」のご紹介で、日本人プレイヤーのスムーズなご利用を支えています。

⑨責任あるギャンブルの機能「ステーク・スマート(Stake Smart)」

オンラインカジノは違法性だけでなく、ギャンブルへの ”のめり込み” にも注意しなければなりません。ステークカジノは信頼性の高いオンラインカジノの1つとして、責任あるギャンブルへの取り組み「ステーク・スマート」を提供しています。具体的には、次のような機能がご利用可能です。

  • ギャンブル依存の兆候チェックリスト
  • ギャンブル依存の自己評価
  • 責任あるギャンブルに関するよくある質問
  • 月間予算計算機
  • 自己排除機能
  • 金庫機能

ステークカジノはこのように、全てのプレイヤーがギャンブルとの距離を保ち、資金管理がシンプルに行えるよう、サポートしております。

オンラインカジノ利用は、違法性と責任あるギャンブルを理解してから

オンラインカジノを利用する際は、違法性の仕組みと責任あるギャンブルの姿勢を理解することが不可欠です。日本では、国内でのオンラインカジノの利用が違法であることの周知が不完全であり、利用者が思わぬトラブルに巻き込まれるケースもあります。オンラインカジノが「どこで」運営されているか、そしてオンラインカジノを「どこで」利用するかが、合法と違法の判断基準です。明確に合法と分かる地域にて、合法的に運営しているオンラインカジノを利用しましょう。また、オンラインカジノはギャンブル依存のリスクも高いです。ご自身の限度を守りながら節度あるプレイを心がけることも重要です。

違法性と責任あるギャンブルについて理解し、いざ利用するオンラインカジノをお探しの方には、ステークカジノがおすすめです。キュラソーライセンスや公式パートナーシップで証明される信頼性の高さ、大手プロバイダーによる多彩なゲーム、シームレスにスポーツベットも楽しめるブックメーカー機能、20種類以上の仮想通貨による高セキュリティの入出金、そして降格なしのVIPプログラムなどの魅力は、ステークカジノでしか体験できません。まずは、数分で完了するアカウント登録から始めましょう!

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執筆者
橘マリナ
ライター
橘マリナ タチバナ マリナ
所属:マーケティング部
5年以上オンラインカジノでプレイし、遊びながらギャンブルの楽しさと戦略を学んできた。2019年にオンラインカジノ業界に飛び込み、マーケティングやコンテンツ制作を中心にキャリアを築いている。高校時代にイギリスに留学した経験が、ブックメーカーに興味を持たせるきっかけとなった。格闘技や競馬に関する専門知識を有し、データ分析を活用した情報提供が得意。現在は海外に移住し、プレイヤー全体のニーズに応えることに情熱を注いでいる。
監修者
永井 晃
シニアマーケティングマネージャー
永井 晃
ナガイ アキラ
所属:マーケティング戦略部

Betwise Entertainment シニアマーケティングマネージャー
オンラインカジノ業界に15年以上従事し、主に仮想通貨を重点としたマーケティング戦略の策定に携わる。豊富な知識とデータ分析力で、クライアントの成長と業界発展に貢献している。

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