【18歳以上】オンラインカジノの年齢制限とは?年齢詐称がバレたときのペナルティも徹底解説

2024.07.28
2024.10.07

ギャンブルには通常、その国の法律にもとづいた年齢制限が設けられています。それはWeb上に存在するオンラインカジノも同様です。基本的には18歳以上、20歳、21歳以上の成人でなければオンラインカジノは利用できない決まりになっています。

今回は、オンラインカジノの年齢制限について徹底解説します。未成年がオンラインカジノを利用できない理由、年齢詐称がバレたときのペナルティなど、すべてのユーザーが知っておくべき情報をまとめました。ぜひ最後までご覧ください。

[この記事で分かること]

  • オンラインカジノの年齢制限とその理由
  • 未成年がオンラインカジノで遊ぶ方法とリスク
  • 海外のギャンブル年齢制限
  • オンラインカジノの始め方
  • 日本人向けの優良オンラインカジノ選び方

目次

オンラインカジノに年齢制限はある?

仮に18歳以上であっても、学生であるうちはオンラインカジノを利用できません。ここでは、オンラインカジノにおける年齢制限の概要をご説明します。

プレイできるのは「18歳以上」

オンラインカジノには原則、年齢制限が設けられています。年齢制限には未成年者を保護する目的があり、一般的なオンラインカジノは18歳以上、サイトによっては20歳以上や21歳以上の年齢制限を設定しています。

年齢制限は各オンラインカジノの利用規約に明記されているため、アカウント作成時などに必ず確認しましょう。また、年齢を偽ってアカウントを作成することは禁止されています。発覚した場合、アカウントの永久凍結や、獲得した賞金の没収などの厳しいペナルティが課されます。

18歳の大学生/社会人はプレイできる?

18歳の大学生や社会人は、オンラインカジノを利用できます。ただし、20歳以上にならなければアカウントを作成できないサイトもあるため、必ず利用規約を確認してください。

アカウントを作成する際には、本人確認のために身分証明書や関連書類の提出が求められます。なお、他人の身分証明書の提示は利用規約に反し、重大なペナルティを受ける可能性があるので絶対にやめましょう。

18歳の高校生はプレイできない?

仮に18歳以上であっても、高校生はオンラインカジノで遊ぶことができません。このルールは年齢の問題に加え、社会的な立場や教育への影響を考慮して設けられています。

そもそも高校生は、適切な教育を受ける立場にあります。精神的にも未成熟な部分が多く、ギャンブルが学業に悪影響を与える可能性は否定できません。したがって、高校生である以上は、オンラインカジノで遊ぶことやアカウントを作成することは不可能です。これは未成年者や若年層の保護、そして法的リスクを最小限に抑えるための予防措置でもあります。

18歳の高校生がオンラインカジノを利用できるようになるのは、卒業式を迎え、3月31日を過ぎてからです。もちろん、参加できるのは年齢制限が18歳以上のオンラインカジノであり、20歳または21歳以上のサイトでは遊べません。

オンラインカジノに年齢制限がある理由

オンラインカジノは一般的に、法的・倫理的・社会的な観点から18歳以上、あるいは20歳以上といった年齢制限を設けています。ここでは、オンラインカジノに年齢制限がある理由をご説明します。

規約違反

オンラインカジノの利用規約は、各国の法律やライセンスの要件にもとづいており、カジノ運営者はこれを厳守する義務があります。年齢を偽って利用した場合、規約違反により以下のペナルティを受ける可能性があります。

  • アカウントの即時凍結または永久停止
  • 獲得した賞金やボーナスの没収
  • 入金額の没収
  • 法的措置(罰金や刑事罰)

これらの厳しい処罰は、後述する「未成年者の保護」と「ギャンブル依存症の予防」という社会的責任を果たすためのものです。決して形式的な規則ではなく、法的要件および倫理的責任の両面から定められています。

オンラインカジノ運営は、こうした社会的責任を果たすために一定の年齢に達しないユーザーを排除しています。

未成年者の保護

未成年者は、ギャンブルのリスクや金銭管理の重要性を十分に理解できていない人が多いとされます。これは、脳の発達や経験に起因します。

「米国国立精神衛生研究所(NIMH)」が公開している「The Teen Brain: 7 Things to Know」によると、人間の脳にある前頭前皮質は判断力や自制心に関わる重要な領域で、その発達が20代半ばまで続くことが分かっています。

同様に「ロチェスター大学医療センター」の記事「Teen Brain: Behavior, Problem Solving, and Decision Making」では、前頭前皮質は意思決定・自制心・結果の認識に責任を持つ脳の部位であり、この部分の発達は25歳頃まで続くとしています。このことから、未成年者は衝動的な行動をとりやすく、ギャンブルに対する自制心が未発達であると考えられているのです。

また、一般的に、十分な経済能力を有する未成年者は少ないと考えられています。安定した収入源を持たずにギャンブルに興じた結果、深刻な経済損失を招く恐れがあります。

こうした理由により、オンラインカジノでは厳格な年齢確認プロセスを実施しているのです。未成年者のアクセスを防ぐために、オンラインカジノはさまざまな対策を行っています。

ギャンブル依存症の予防

年齢制限により、個人が十分な判断力と自制心を持つ年齢になってからギャンブルに触れることができます。

オンラインカジノの年齢制限は、ギャンブル依存症対策として有効です。統計的に、20代前半までの若い男性はギャンブル依存症の発症リスクが高いとされています。これは上記の通り、判断力や自制心に関わる前頭前皮質の発達が20代半ばまで続くことを起因とします。

また、ギャンブルは脳内の報酬系を活性化し、快楽物質の一種であるドーパミンの分泌を促すとされています。若年層の脳は、報酬系の刺激に特に敏感です。この物質が大量に分泌され、成功体験を重ねることで依存症に陥るのです。年齢制限とはいわば、脳が脆弱な時期の人をギャンブルの刺激から守るための「予防線」といえます。

未成年がオンラインカジノで遊ぶ方法は?

一部の未成年は年齢を偽ったり、家族や友人になりすましてオンラインカジノで遊んでいたりします。ここでは、その具体的な方法と危険性、違法性についてご説明します。

年齢をごまかしてアカウント作成する

年齢を偽ってアカウントを作成し、オンラインカジノで遊んでいる未成年は少なくありません。しかし、カジノ側は複数のタイミングで年齢確認を実施しており、ユーザーの年齢詐称を見抜きます。発覚した場合、アカウントの永久停止だけでなく、法的措置に発展する恐れがあります。

他人のアカウントでプレイする

友人・知人など、他人のアカウントでオンラインカジノをプレイする悪質な未成年もいます。発覚した場合、未成年者本人だけでなく、アカウント所有者も法的責任を問われる可能性があります。

家族のアカウントなら大丈夫?

たとえ親の許可があったとしても、家族のアカウントを使用することは規約違反となります。同様にアカウント所有者は、出金制限や分配金の没収、永久追放などのペナルティを課せられるでしょう。

無料デモゲームなら未成年でも遊べる!

多くのオンラインカジノでは、無料のデモゲームを提供しています。これは実際のカジノゲームを模したものであり、実際の金銭を使用せずにプレイできるのが特徴です。基本的にデモゲームなら、未成年がプレイしても問題ありません。

オンラインカジノで年齢詐称がバレるときのタイミングは?

オンラインカジノで未成年であることがバレる主なタイミングは、「アカウント作成時」と「出金申請時」の2つです。それぞれの詳細に加え、オンラインカジノ側がどのような対策を講じているのかご紹介します。

アカウント作成時の本人確認でバレる

多くのオンラインカジノでは、アカウント作成時に生年月日の入力を求めます。18歳未満と判断された場合、登録申請自体が拒否されるでしょう。さらにカジノ側は、身分証明書と住所確認書類の提出を求めます。これにより、年齢と本人確認を同時に行うのが一般的です。

出金時にバレる

オンラインカジノによっては、出金申請時に本人確認プロセスを行います。アカウント作成時同様、身分証明書や住所確認書類の提出が必要です。さらに近年は、AIや生体認証を活用した年齢確認技術が導入されています。

具体的には、顔認識技術・指紋認証・虹彩スキャン・音声認証などの生体情報を組み合わせて、年齢確認を行います。

例えば、顔認識技術を使用する場合、AIアルゴリズムがユーザーの顔の特徴を分析。形状、皮膚のテクスチャー、目や口の周りのしわなどの微細な特徴を検出し、高い精度で年齢を判別します。

このように、従来の手作業による確認方法と比較して、極めて高い精度で年齢確認を行えるようになりました。今後さらに技術が進化すれば、未成年が虚偽の情報でアカウント作成をすることは、極めて難しくなっていくでしょう。

家族にバレない方法はない?

未成年者が家族に黙ったままオンラインカジノで遊ぶことは、非常に難しいでしょう。第一に、アカウント作成時や出金申請時の本人確認プロセスにおいて、年齢詐称はほぼ見抜かれます。後の対応はサイトごとに異なりますが、法的措置に踏み込んだ場合、その旨が家族に伝わるはずです。

繰り返しますが、オンラインカジノを利用できるのは、18歳または20歳、21歳以上の成人です。どのような理由があっても、未成年者がオンラインカジノで遊ぶことは認められていません。

オンラインカジノで年齢詐称がバレたときのペナルティは?

オンラインカジノで年齢詐称がバレたときは、アカウント凍結・資金やボーナスの没収・出金制限などのペナルティが課せられます。各項目について、より詳しく解説します。

アカウント凍結

アカウント凍結は、年齢詐称発覚時の典型的なペナルティです。該当アカウントによるカジノゲームへの参加、入出金処理、ボーナス利用など、あらゆる機能が完全に使用不可能となります。

オンラインカジノ側は、年齢詐称が確認された瞬間にアカウントを即時凍結します。大抵は半永久的なものとなり、一度凍結されたアカウントが再開される可能性は極めて低いでしょう。さらに対象者は、同じカジノで新しいアカウントを開設することも禁止されています。

また、1つのカジノで年齢詐称が発覚した場合、その情報がほかのカジノに共有される可能性があるとされます。これは、業界全体で未成年者の保護と公正なゲーミング環境の維持に取り組んでいるためです。オンラインカジノを利用する際は、年齢制限を含むすべての規約を厳守しなければなりません。

資金やボーナスの没収

アカウントの凍結に加え、すべての資金とボーナスが没収されます。正確には、プレイヤー自身が入金した資金、ゲームプレイによって獲得した分配金、さらには未使用のボーナス資金がすべてユーザーのアカウントから抹消されます。

オンラインカジノ側がこのような厳しい措置をとる理由は、年齢詐称を重大な規約違反とみなしているためです。上記の通り、オンラインカジノ業界では昨今、未成年者の保護および公平なゲーミング環境の維持に取り組んでいます。

年齢詐称はこれらの原則に真っ向から反する行為です。そのためオンラインカジノは、違反者のいかなる権利も認めないという厳格な姿勢をとっています。

資金・ボーナスの没収の手続きは通常、年齢詐称が発覚した時点で即座に実施されます。一度資金などの没収が決まると、それを覆すことは極めて困難です。

出金制限

年齢詐称が発覚した場合、出金制限を含むすべての金銭的取引が無効となります。具体的には、出金申請中の金額は即座にキャンセルされ、その資金は没収の対象となります。このプロセスはシステムで自動的に処理され、プレイヤーに異議を申し立てる余地はほぼありません。

返金は受けられない?

一部のオンラインカジノでは、未成年者保護の観点から入金額の一部を返金するケースもありますが、極めて稀です。年齢詐称が発覚した段階で、基本的には全額没収となります。

そのほかのギャンブルの年齢制限とは?

日本では、ギャンブルの種類によって異なる年齢制限が設けられています。ここでは、日本国内で楽しめる公営ギャンブルや遊技の年齢制限についてご紹介します。

公営ギャンブル(競馬・競輪など)

公営ギャンブルとは、日本の法律規制を受けている公営競技です。競馬・競輪・オートレース・モーターボート競走(競艇)が公営ギャンブルにあたり、各競技の統括組織が存在します。これらの公営ギャンブルには、20歳以上でなければ参加できません。

この年齢制限は、1948年に制定された「競馬法」をはじめとする各公営ギャンブルの根拠法にもとづいています。

例えば、「競馬法第28条」には「20歳未満の者は、勝馬投票券を購入し、または譲り受けてはならない」と明記されています。同様の規定が「モーターボート競走法」や「自転車競技法」にも存在し、20歳未満の者による舟券や車券の購入および譲り受けが禁止されています。

公営ギャンブルの運営者には、参加者の年齢確認を厳格に行うことが義務付けられています。これは、未成年者をギャンブル依存症のリスクから守り、健全な社会を維持するための措置です。

なお、2022年4月1日に施行された民法改正により、成人年齢が18歳に引き下げられましたが、公営ギャンブルの年齢制限は20歳のままです。これは飲酒などと同様に、ギャンブルが個人や社会に与える影響を考慮した結果とされています。

将来的に解禁されるカジノ(大阪IR)はどうなる?

2029年秋以降、大阪府の「夢洲(ゆめしま)」地区において、日本初の統合型リゾート(IR)の開業が予定されています。これは2018年に成立した「特定複合観光施設区域整備法(IR整備法)」にもとづくもので、既存の公営ギャンブル同様に、厳格な管理体制が敷かれます。

例えば、入場可能年齢は20歳以上に制限される見込みです。成人年齢が18歳に引き下げられた後であっても、変更は予定されていません。このほか、日本国民に対してのみ、1日あたりの入場可能数に制限があったり、入場料を徴収したりして、ギャンブル依存症の予防・対策を徹底することが明言されています。

パチンコ・パチスロ

遊技に分類されるパチンコ・パチスロは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)」により、18歳未満の者のパチンコ店への入場および遊技を禁止しています。

パチンコ店は、入店時に利用者の年齢確認を行うことが義務付けられており、18歳未満と思われる者に対しては身分証明書の提示が求められます。

宝くじ

宝くじの購入および当せん金の受け取りにおける年齢制限は、1948年に公布された「当せん金付証票法」によって定められています。

この法律では、宝くじの購入および当せん金の受け取りは20歳以上の者に限定されています。近年はインターネット経由で宝くじを買えるようになりましたが、その際にも厳格な年齢確認プロセスを設けています。

スポーツくじ

スポーツくじ(toto)は、日本のスポーツ振興を目的として運営されている公営ギャンブルの一種です。その運営は「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」にもとづいて行われています。

同法律の第9条には「19歳に満たない者は、スポーツ振興投票券を購入し、または譲り受けてはならない」と明記されています。この規定により、19歳以上の者のみがスポーツくじを購入し、払戻金を受け取ることができます。

なお、オンラインでスポーツくじを購入する場合も、同様の年齢制限が適用されます。基本的には、会員登録の際に年齢確認プロセスが設けられており、19歳未満の者が参加できないように対策されています。

スポーツベット

近年、海外に拠点を置くオンラインブックメーカーを通じてスポーツベットに参加することができるようになりました。スポーツベットとは、野球やサッカー、テニスなどのスポーツの試合結果や選手のパフォーマンスなどを予想して賭けを行うギャンブルの一種です。

詳しくは後述しますが、スポーツベットは「ブックメーカー」と呼ばれる企業やWebサイトが賭けの場を提供しています。その多くは、18歳または21歳以上の年齢制限を設けており、ブックメーカーごとに賭けに参加できる年齢は異なります。

スポーツベットを楽しめるブックメーカーとは?

ブックメーカーは、さまざまなスポーツイベントに対してオッズ(配当率)を設定し、ベッターと呼ばれる賭け手から賭け金を受け付ける企業やサービスの総称です。主にオンラインで運営されており、世界中のスポーツイベントに対して24時間365日、ベッティングを受け付けています。

イメージとしては、日本のスポーツくじに近いでしょう。ただし、運営組織や賭けの目的、賭けられる「対象」に大きな違いがあります。

スポーツベットの場合、試合の勝敗だけでなく、得点数や選手のパフォーマンス、さらには試合中の細かな出来事まで、多様なベットのオプションが用意されています。これにより、ベッターは自分の知識や予想を活かして、より細かく、戦略的に賭けを行えるのです。

また、スポーツベットの運営組織は、基本的に民間企業です。対して、日本のスポーツくじは「独立行政法人日本スポーツ振興センター」が運営しています。さらに前者は営利目的、後者はスポーツ振興を目的としている点に違いがあります。

海外のギャンブルの年齢制限は?

オンラインカジノで遊ぶには、各国や地域で定められた年齢制限を遵守しなければなりません。では、海外のギャンブルでは、どのような年齢制限が設定されているのでしょうか。ここからは、世界の主要地域におけるギャンブルの年齢制限を確認していきましょう。

アジア

アジア地域では、ギャンブルの年齢制限が比較的高く設定されている傾向があります。多くの国々は21歳以上としていますが、一部の国では異なる年齢制限を設けています。

例えば、韓国では19歳以上、カンボジアでは18歳以上から、ギャンブルへの参加が認められています。一方、シンガポール・フィリピン・ベトナム・マカオ・マレーシア・ラオスなどでは、ギャンブルの年齢制限を21歳以上としています。なお、外国人専用など、特定のカジノでは例外も存在します。

特にマカオは、2022年11月から年齢制限を18歳から21歳に引き上げ、より厳格な規制を導入した経緯があります。この制限は、各国の文化や社会的背景、ギャンブルに対する姿勢を反映した結果とされています。

北米・南米

北米と南米では、国・地域によって年齢制限にかなりの違いが見られます。例えば北米では、アメリカがもっとも厳格です。全土で21歳以上の年齢制限を設けています。これはアルコールの法定飲酒年齢と同じであり、ギャンブルとアルコールの組み合わせによるリスクを考慮した結果とされます。

一方、カナダでは州によって異なります。多くの州は19歳以上ですが、アルバータ州では18歳以上からギャンブルに参加できます。また、中米のコスタリカやハイチ、カリブ海のアンティグア・バーブーダ、バハマなどでは、ギャンブルの年齢制限を18歳以上に設定。比較的緩やかな制限が設けられています。

これらの地域では、観光産業の一環としてカジノが運営されていることが多く、より多くの観光客を呼び込むための戦略とされています。

なお、南米諸国での年齢制限は、18歳以上が一般的です。アルゼンチン・ウルグアイ・コロンビア・チリ・ペルー・ボリビアなどの国々が該当し、これは南米の文化や社会規範、法的成人年齢との整合性をとった形です。

ヨーロッパ

ヨーロッパ地域におけるギャンブルの年齢制限は、多くの国々で18歳以上と設定されています。具体的には、イギリス・イタリア・スイス・スペイン・スロバキア・デンマーク・ドイツ・トルコ・フィンランド・フランスなど、主要な観光地や大都市を抱える国々では、18歳以上からカジノや各種ギャンブル施設への入場が許可されています。

これらの国々では、ギャンブルを娯楽の一形態として捉える傾向があり、責任ある遊び方を促進しつつ、比較的アクセスしやすい環境を整えています。

しかし、エストニアでは21歳以上、オランダでは地域によって18歳・20歳・21歳と異なる制限が存在します。これらの例外的な国々では、ギャンブル依存症のリスクや社会的影響をより慎重に考慮した結果、高い年齢制限を設定しているのかもしれません。

オンラインカジノの年齢制限が上がる?理由は?

2024年7月現在、多くのオンラインカジノは18歳以上の年齢制限を設けていますが、今後20歳以上に引き上げられる動きがあります。この変更の背景には、いくつかの重要な理由があるのです。

依存症対策のため

年齢制限引き上げの最大の理由は、ギャンブル依存症対策です。特にオンラインカジノは、スマートフォンやパソコンがあれば簡単にアクセスできるため、若者が依存症に陥る可能性が高いと考えられています。より判断力や自制心が育った段階でオンラインカジノを利用できるよう、一部のオンラインカジノを中心に、年齢制限を20歳以上に引き上げようとしています。

法規制を強化するため

オンラインカジノの年齢制限引き上げは、法規制強化の一環とされています。一般的なオンラインカジノは、国や政府が発行する運営ライセンスを取得していますが、いまだ未成年者の利用や不正行為を完全に防げてはいません。少しでもこれらの問題を解決するには、法規制の強化が必要です。

公営ギャンブルとの整合性をとるため

年齢制限引き上げは、日本の公営ギャンブルとの整合性を図る目的があるとされます。上記の通り、競馬・競輪・オートレース・競艇などの公営ギャンブルは、すべて20歳以上でなければ参加できません。2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられた後も、ギャンブル依存症対策の観点から、公営ギャンブルの年齢制限は20歳のまま維持されています。

オンラインカジノの年齢制限を20歳に引き上げることで、公営ギャンブルとの整合性がとれ、ギャンブルに関する法規制の一貫性が保たれます。これにより、ギャンブルに関する社会的な理解や受容性が高まり、将来的なオンラインカジノのクリーンなイメージや規制整備に繋がる可能性があります。

18歳以上ならOK!オンラインカジノの始め方

これまでオンラインカジノの年齢制限や違法性、年齢詐称などが発覚した際のペナルティについて解説してきました。業界全体で未成年の参加防止やギャンブル依存症対策に取り組んでいるため、これほどまでに厳しい措置を講じているのです。

各オンラインカジノが定める年齢制限を満たしている人、過去にアカウント凍結などのペナルティを受けていない人であれば、基本的に誰でもオンラインカジノで遊べます。ここからは、一般的なオンラインカジノの始め方をご紹介します。

1.オンラインカジノのアカウントを作る

まずはオンラインカジノのアカウント作成から始めましょう。オンラインカジノのWebサイトにアクセスしたら、ホーム画面にある「登録」、または「サインアップ」をクリックしましょう。このボタンは通常、ページの目立つ位置にあります。

クリックすると、登録フォームが表示されますので、基本情報を入力してください。アカウント作成では通常、フルネーム・生年月日・住所・電話番号・メールアドレスの入力が求められます。

登録フォームを送信すると、確認メールが届きます。このメール内のリンクをクリックして、メールアドレスの認証を完了させましょう。これで新しいオンラインカジノアカウントが有効になります。

本人認証に使われる「KYC書類」とは?

オンラインカジノ業界では、「KYC」という用語が使われています。KYCは「Know Your Customer(顧客を知る)」のことで、本人確認プロセスの総称です。

マネーロンダリングや不正利用を防ぐための重要な手続きで、ほとんどのオンラインカジノで採用されています。

KYC書類として一般的に求められるのは、以下のようなものです。

  • 顔写真付きの公的身分証明書(パスポートや運転免許証など)
  • 現住所を証明する書類(公共料金の請求書など)
  • 支払い方法の証明(クレジットカードのコピーや銀行取引明細など)

これらの書類を提出することで、申請者が実在する人物であり、登録情報が正確であることを証明できるのです。なお、本プロセスは通常、初回出金時に要求されますが、オンラインカジノによってはアカウント作成時や入金時に行います。

オンラインカジノは海外企業が運営しているため、「個人情報をアップロードして大丈夫だろうか……」と気になるかもしれません。適切に運営されているオンラインカジノでは、ユーザーの個人情報保護を目的に、高度な暗号化システムを採用しています。そのため、個人情報流出や不正利用の過度な心配は不要です。

どうしても不安な方は、キュラソーなどの運営ライセンスを取得しているオンラインカジノを選びましょう。運営ライセンスは、各国の政府が安心・安全・公平なサービスであることを保証している証明。いわば、国や政府の「お墨付きのオンラインカジノ」なのです。確かな信頼性が認められていますので、安心して必要書類をアップロードしてください。

2.入出金に必要なものを用意する

オンラインカジノの入出金プロセスでは、最初にクレジットカード情報や銀行口座情報、場合によっては仮想通貨ウォレットの情報が求められます。入金と出金、それぞれに必要な情報が異なるのです。

具体的に見ていきましょう。オンラインカジノは多彩な決済手段に対応しており、クレジットカードや銀行送金、仮想通貨などで入金できます。また、外部の決済代行サービスを経由して入金することもできます。

3.決済代行サービスのアカウントを作る

特にこだわりがなければ、決済代行サービス経由で入金するのがおすすめです。これはオンラインカジノの入出金を仲介する電子決済サービスで、「ecoPayz」や「iWallet」などが知られています。

これらは決済利用時には決済手数料がかかるものの、入出金を迅速に行えたり、複数通貨に対応していたりするのが特徴。オンラインカジノへの入金だけでなく、分配金の出金にも利用できるため、非常に便利です。

決済代行サービスにおいても、同様にアカウント作成が必要です。まずは公式サイトにアクセスし、新規登録ページから必要事項を入力。その後、本人確認書類の提出を求められる場合がありますので、パスポートや運転免許証などを用意しておくとスムーズです。

アカウントの作成は、以下の3つの手順で行います。

  1. まず、選択したサービスの公式サイトにアクセスし、新規登録ページから必要事項を入力します。
  2. その後、本人確認書類の提出を求められる場合がありますので、パスポートや運転免許証などを用意しておきましょう。
  3. アカウント作成が完了したら、銀行口座やクレジットカードを登録し、決済代行サービスのアカウントに資金をチャージします。

入金にデビットカードは使える?

セキュリティの観点から「デビットカードで入金したい」といったユーザーの声が散見されます。結論からいうと、デビットカードの使用可否は、オンラインカジノごとに異なります

具体的には、VISAやMasterCardのデビットカードは利用可能、それ以外は利用不可、といったサイトが多い印象です。また、一部のカジノでは、デビットカード利用時に別途手数料がかかるため、事前に確認することをおすすめします。

デビットカードは入金時、即時に残高から引き落とされるため、予算管理のしやすい決済手段といえます。また、クレジットカードの審査が通らない方でも利用できるのが魅力です。

4.オンラインカジノに入金してプレイ開始

決済代行サービスのアカウントが準備できたら、いよいよオンラインカジノに入金しましょう。一般的には、カジノサイトにログインし、入金ページに移動します。先ほど作成した決済代行サービスを選択し、入金額を入力してください。

入金が完了したら、いよいよプレイ開始です。スロットルーレットブラックジャックなど、さまざまなカジノゲームを楽しみましょう。

【日本人向け】優良オンラインカジノを選ぶポイント

ここからは、日本人プレイヤーに向けた優良オンラインカジノの選び方をご紹介します。運営実績・入出金方法・ボーナスおよびプロモーション・ライセンスの有無・日本語サポートの5つに着目してみましょう。

十分な運営実績があるか

運営実績は、そのオンラインカジノの安全性と信頼性を見極める指標です。以下のポイントをご覧ください。

  • ゲームラインナップが充実している
  • 長年の運営を通じてサービス改善を続けている
  • 安定した財務基盤を築いている
  • 規制当局と良好な関係性を築いている

これは、運営歴の長いサイトで見られる傾向、あるいは共通点です。こうしたオンラインカジノは、長年の運営を通じてプレイヤーのニーズや市場動向を熟知しています。それを活かして新たなカジノゲームを開発・実装したり、プレイフィールやカスタマーサポート、ボーナス制度などを継続的に改善したりしています。

また、長期間の運営を通じて安定した財務基盤を築いているため、大きな賞金の支払いや、予期せぬ事態への対応力が高いとされます。さらに運営実績の豊富なオンラインカジノは、規制当局と良好な関係を築いていることが多く、ライセンスの維持や更新がスムーズです。

入出金方法が豊富か

一般的なオンラインカジノでは、クレジットカード・電子マネー・仮想通貨・銀行送金などの多彩な決済手段および入出金方法を用意しています。それぞれメリットとデメリットがあるため、ご自身のニーズに合ったものを選びたいところです。

例えば、クレジットカードは入金に便利ですが、日本の多くのカードは出金に対応していません。したがって、入金と出金を別々の方法で管理しなければなりません。

一方、電子マネーや仮想通貨は、入出金の両方に対応。特に仮想通貨は、従来の銀行送金に比べて入出金処理が速く、手数料も安価です。オンラインカジノによっては、仮想通貨入金の手数料を無料にしていることもあります。プレイヤーの利便性を考慮し、さまざまな入出金方法に対応しているサイトを選びましょう。

ボーナスやプロモーションはあるか

魅力的なボーナスやプロモーションがあるかチェックしましょう。特に注目すべきは初回入金ボーナスです。これは新規プレイヤーに適用される特典で、入金額に対して100〜200%程度のボーナスが付与されます。オンラインカジノ初心者の方でも、余裕を持ってプレイできるのが嬉しいところです。

公認ライセンスを取得しているか

アカウント作成を始める前に、公認ライセンスの有無と種類を必ずチェックしましょう。主なライセンス発行機関には、キュラソー・マルタ・ジブラルタル、そしてイギリスの「ギャンブル委員会」などがあります。これらのライセンスを取得するには、厳格な審査をパスする必要があり、取得後も定期的な監査が行われます。

ここで重要なのが、公認ライセンスを持たないカジノはほとんどの場合、違法であるということです。適切に運営されているオンラインは、取得しているライセンスの情報を明確に公開しています。

日本語のサポートを受けられるか

日本人プレイヤーにとって大切なのが、日本語サポートの有無です。近年、Webサイトを日本語対応にしたり、日本語でカスタマーサポートを受けられたりするオンラインカジノが登場しています。主なサポート方法は、ライブチャット・電話・メールなどが一般的です。

問題発生時はスムーズに解決できるよう、日本語サポートの充実したカジノを選ぶことをおすすめします。

本人確認不要で遊べる!?オンラインカジノ「Stake(ステークカジノ)」とは?

ステークカジノは、2017年に設立された革新的なオンラインカジノプラットフォームです。ここでは、ステークカジノの特徴と魅力、日本人プレイヤーにおすすめの理由をご紹介します。

仮想通貨に特化した次世代のオンラインカジノ

ステークカジノが革新的といわれる理由に、20種類の仮想通貨での入出金に特化している点が挙げられます。以下は、ステークカジノで利用できる仮想通貨の一部です。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • ドージコイン(DOGE)
  • テザー(USDT)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • リップル(XRP)
  • イオス(EOS)
  • トロン(TRX)
  • バイナンスコイン(BNB)

これらの仮想通貨を使用することで、迅速な入出金が可能になり、プレイヤーの利便性が大幅に向上します。また、仮想通貨特有の匿名性により、プライバシーを重視するプレイヤーも安心して利用できるでしょう。

本人確認不要ですぐに始められる

ステークカジノは、1〜4段階の本人確認レベルを設けています。仮想通貨で入金する場合、本人確認は原則不要です。アカウント作成後、仮想通貨を使えばすぐにゲームを楽しめるのが特徴です。

なお、日本円で入出金する際は、本人確認レベル2の承認が必要です。パスポートや運転免許証を提示するだけなので、特別難しいことはないでしょう。また、レベル3以上については任意となります。

このように、本人確認を簡略化している点は、ほかのオンラインカジノにはない、ステークカジノならではの特徴であり魅力といえるでしょう。

政府公認の「キュラソーライセンス」を取得

ステークカジノは、オンラインカジノ業界において高い信頼性を誇るキュラソーライセンスを取得しています。これはオランダ領・キュラソー島の政府が公認するオンラインギャンブルライセンスで、厳格な審査のもと、運営元の安全性や透明性、公平性が保証されています。

3,000種類を超える豊富なカジノゲーム

ステークカジノでは、スロットブラックジャックルーレットなどの伝統的なカジノゲームから、最新のビデオスロットまで、3,000種類を超えるゲームをプレイできます。さらにライブディーラーによるビデオストリーミングゲームも提供しており、さながら店舗型カジノのような、臨場感溢れるゲーム体験を楽しめます。

スポーツベッティングも同時に楽しめる

ステークカジノはカジノゲームだけでなく、さまざまなスポーツベッティングを用意しています。サッカーやバスケットボール、野球などの主要スポーツはもちろん、UFC(総合格闘技)や40種類以上のeスポーツなど、幅広い競技に賭けられます。カジノゲームとスポーツベッティングを同一のプラットフォーム上で楽しめる点も、ステークカジノの大きな魅力です。

豊富なボーナスと魅力的なVIPプログラム

ステークカジノでは、カジノゲームとスポーツベットの両方で使えるお得なボーナス制度や、カジノ専用/スポーツベット専用ボーナス、そして常連ユーザー必見のVIPプログラムを利用できます。特に注目すべきは、ステークカジノ独自のVIPプログラムです。

本プログラムでは、プレイヤーのアクティビティに応じて、ブロンズからダイヤモンドまでの10段階のレベルが用意されています。レベルが上がるごとにキャッシュバック率の向上、専属のVIPホストの割り当て、特別なボーナスなど、多彩な特典が増えていきます。

一度獲得したVIPレベルは基本的に降格しないため、長期にわたってその恩恵を受けられるのが魅力です。

ユーザー間の資金移動に対応

ステークカジノの魅力的な独自機能の1つに、ユーザー間での資金移動があります。この機能を使えば、友人や知人とゲーム内で資金をやり取りすることができます。例えば、ポーカーの個人戦で負けた分を支払ったり、スポーツベッティングの共同購入の精算をしたりと、さまざまな用途に活用できるでしょう。

日本語サポートで安心・安全にプレイ

ステークカジノは、日本人プレイヤーが使いやすいオンラインカジノとして知られています。例えば、公式サイトはメインページから各種ゲームページまで、すべて日本語化されています。ほかのオンラインカジノとは違い、言語の壁を感じることなく、スムーズに入出金やカジノゲームをプレイできるでしょう。

また、ステークカジノは24時間365日対応の日本語カスタマーサポートを提供しています。ライブチャットは基本的に即時対応、Eメールでの問い合わせも最大12時間以内に返信が来るようになっています。日本人スタッフが対応してくれるため、言葉の細かいニュアンスもはっきりと伝わります。

「Stake(ステークカジノ)」でオンラインカジノデビューをしよう

ステークカジノは18歳以上であれば利用できるオンラインカジノです(高校生不可)。仮想通貨での入出金に特化しているため、アカウント作成前にウォレットを用意しておきましょう。新規ユーザーから常連ユーザーまで活用できるボーナスや、日本人向けの充実のサポートで、安全かつ便利に楽しむことができるステークカジノは、オンラインカジノデビューをしたい方にぜひおすすめです。

永井 晃
シニアマーケティングマネージャー
永井 晃
ナガイ アキラ
所属:マーケティング戦略部

Betwise Entertainment シニアマーケティングマネージャー
オンラインカジノ業界に15年以上従事し、主に仮想通貨を重点としたマーケティング戦略の策定に携わる。豊富な知識とデータ分析力で、クライアントの成長と業界発展に貢献している。

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