ブラックジャックでインシュランスをおすすめしない5つの理由

2023.03.27
2024.05.02

ブラックジャックのインシュランスとは

インシュランスは保険という意味です。

ブラックジャックのインシュランスとは、ディーラーのブラックジャックに対する保険としてインシュランス分の金額を賭けるアクションです。

あくまでも保険なので、ブラックジャックのインシュランスは、大きく稼ぐことができたり得ができたりする方法ではありません。

ディーラーがブラックジャックを出す可能性が高いと判断した場合、プレイヤーが自身の最初のベット額の半分を追加して、ディーラーのブラックジャックに賭けることができるのがブラックジャックのインシュランスです。

ブラックジャックのインシュランスのルール

ブラックジャックのインシュランスは、最初の2枚のカードのうち、ディーラーのアップカードがAだった場合、最初のベット額の半分を追加で賭けることを選択できるという保険アクションです。

ディーラーがブラックジャックだった場合、インシュランスが成立します。

インシュランスが成立すると、インシュランス分の3倍があなたに払い戻されます。

ブラックジャックのインシュランスは、不成立の場合、ベット分を没収されてしまいます。

そのため、インシュランスが成立すれば、収支はイーブン(プラスマイナスゼロ)の状態に戻ることになります。

インシュランスは本当に得なのか?4つのケースを解説

結局のところ、ブラックジャックインシュランスは得なのでしょうか。損になるのでしょうか。

ここからは、想定しうる4パターンのブラックジャックのインシュランスの結果について、実際に比較をしていきます。

なお、最初のベット額を20ドル、インシュランス分は10ドルで統一しています。

インシュランス成立|プレイヤーが負けた場合

ディーラーがブラックジャックとなり、インシュランスが成立しました。

そのうえで、プレイヤーが負けた場合を想定します。

負けたため通常のベット分20ドルは没収。よってこの時点での損失は-20ドルです。

インシュランス成立分の払い戻し額は10×3で30ドルです。

つまり、この場合に獲得できたのは-20+30で10ドルです。

ここから、元々手持ちだったインシュランスのベット分10ドルを引いて、結果はプラスマイナス0ドルとなります。

インシュランス成立|引き分けた場合

次は、ディーラー、プレイヤー共にブラックジャックが成立した場合です。

両者共にブラックジャックが成立した場合は、勝負は引き分けとなります。

引き分けの場合、ベット分の20ドルは返金されます。

返金のため、利益はこの時点で0です。

インシュランスは成立したことになるため、インシュランス成立分の払い戻し額は10×3で30ドルです。

インシュランスのベット額は10ドルですので、この額を差し引くと、インシュランスで獲得できたのは30-10で20ドルです。

これは本来ならば0だったはずの利益をインシュランス成立によりプラスに変えることができた、ブラックジャックインシュランスの成功例です。

インシュランス不成立|プレイヤーが勝った場合

次は、ディーラーがブラックジャックにならず、プレイヤーが勝利した場合です。

勝負に勝ったため、ベット分20ドルが倍となって配当されます。

よって利益は+20ドルです。

しかしインシュランスは不成立のために、インシュランス分の10ドルは没収されます。

トータルすると、+20-10で結果は10ドルです。

これは、インシュランスが成立しなければ得られたはずの20ドルが、半分に減ってしまったという結果です。

インシュランス不成立|プレイヤーが負けた場合

最後はディーラーがブラックジャックにならず、プレイヤーがゲームに負けた場合です。

勝負に負けたためにベット分20ドルは没収されます。損失は-20ドルです。

さらに、インシュランスの不成立により、インシュランス分の10ドルも没収されます。

トータルすると、-20-10で-30ドルです。

これはインシュランス不成立によって、より多くの額が没収されてしまった結果です。

インシュランスのメリット

インシュランスのメリットは主に、「損失を減らすことができる」というものです。

ディーラーがブラックジャックだった場合、プレイヤーが負ける確率は高くなります。

インシュランスをしておくと、損失のリスクを軽減することができます。

ブラックジャックでインシュランスをする場合には、カードのカウンティングをしておくとよいでしょう。

カードを数えておくことで、シューの山にどれくらい10または絵札が含まれているのかがわかるようになります。

カードのカウンティングはプレイヤーの損失をより減らしてくれ、有利にゲームを進める手助けとなります。

ブラックジャックでインシュランスをおすすめしない5つの理由

ここまで説明してきましたが、実はブラックジャックのインシュランスはあまりおすすめできません。

インシュランス不成立の場合に、損失が最大1.5倍になってしまうためです。

インシュランスは損失を減らすことが可能な一方、損失が多くなってしまう場合もあると理解しておきましょう。

ここでは、ブラックジャックでインシュランスがおすすめできない理由を

  • 的中率が高くない
  • 配当が少なくなる
  • 長期的にみると損失が多い
  • 余計な出費が増える
  • ハウスエッジが高い

の5つの観点から解説します。

的中率が高くない

ブラックジャックのインシュランスの的中率は30%です。

ディーラーのアップカードがAだった場合、もう1枚のカードが10または絵札になる確率は30%程度だからです。

不成立の可能性が70%というのは、決して有利な賭けとはいえないでしょう。                            

配当が少なくなる

ブラックジャックでインシュランスをした場合、プレイヤーが勝つか、または引き分けにならないと利益を出すことができないことはすでに説明しました。

インシュランスは損失を少なくすることができるアクションであって、利益を出すことができるアクションではありません。

その一方で、ゲームに勝利したとしてもインシュランスが不成立であった場合は、得られるはずの利益が減ってしまうことになります。

ブラックジャックにおいて、インシュランスはメリットよりもデメリットの方が大きくなるアクションです。

長期的に見ると損失が多い

先述の通り、インシュランスの的中率は約30%です。

連続してインシュランスを賭ける場合、成立し続ける確率よりも、不成立が続く確率の方が高くなってしまいます。

そのため、インシュランスはブラックジャックを長期的にプレイする際にはおすすめできないアクションです。

余計な出費が増える

インシュランスを賭ける場合には、最初のベット額に0.5倍を上乗せし、合計で1.5倍の金額を賭けることになります。

この0.5倍に該当する金額は、賭け金が大きくなればなるほど膨れ上がります。

ブラックジャックにおけるインシュランスは「最初のベット額の0.5倍の額を賭ける」というルールにより、余計な出費が増えるアクションとなっています。

ハウスエッジが高い

一般にブラックジャックのインシュランスはハウスエッジが高くなる傾向にあります。

ハウスエッジはいくつのデッキを使うかによって異なるものですが、カジノ側にとって有利なものです。

よって、プレイヤーにとっては反対に不利なアクションとなります。

インシュランスに似ているアクション

ここからはインシュランスとよく似ているブラックジャックのアクションを2つご紹介します。

サレンダー

サレンダーとは、アップカードが手元に来た時点で負けを認めることです。

アップカードとは、ディーラーによって最初に配られる2枚のカードのことをいいます。

サレンダーをすると、本来負けた場合に没収される額の半分が払い戻しされます。

そのため、没収額を半分に抑えることができるアクションです。

イーブンマネー

イーブンマネーとは、アップカードが手元に来た時点でナチュラルブラックジャックだった場合に、ディーラーがカードをめくる前にその旨を宣言できるというものです。

この時点でプレイヤーが勝利を宣言すると、ディーラーがブラックジャックだったとしてもゲームはプレイヤーの勝利になります。

よくある質問

ここからブラックジャックのインシュランスについてのよくある質問、

  • ブラックジャックでインシュランスに賭けるにはどうしたらいいですか?
  • ブラックジャックではインシュランスを用いるべきですか?
  • ブラックジャックでインシュランスを用いるタイミングは、どのように決めればいいですか?
  • ブラックジャックにはほかにどんなサイドベットがありますか?
  • ブラックジャックをプレイする際に利用できる戦略はありますか?

の5つに回答していきます。

ブラックジャックでインシュランスに賭けるにはどうしたらいいですか?

ブラックジャックのインシュランスとは、ディーラーのブラックジャックに対してインシュランス分の金額を賭けて保険とする方法です。

ディーラーがブラックジャックを出す可能性が高いと判断した場合に、インシュランスを賭けることができます。

最初のベット額の半分を追加ベットし、合計1.5倍の金額を賭けます。

ブラックジャックではインシュランスを用いるべきですか?

ブラックジャックのインシュランスは、名前の通りあくまで保険です。

大きな利益をもたらすことのできるアクションではなく、損失を抑えることができるアクションです。

しかし、インシュランスは的中率が低く、追加ベットの資金が必要です。

よって、一般的にインシュランスはあまりおすすめできないアクションです。

ブラックジャックでインシュランスを用いるタイミングは、どのように決めればいいですか?

ブラックジャックでインシュランスを用いるタイミングを測るのに有効的なのが、カードのカウンティングです。

ブラックジャックゲーム中、カードを数えておきましょう。

シューの山の中にどれくらい10のカードまたは絵札カードがあるかを把握しておき、インシュランス発動のタイミングの目安にしてみるとよいです。

ブラックジャックにはほかにどんなサイドベットがありますか?

インシュランスのほかに、ブラックジャックには以下のようなサイドヘッドがあります。

名称内容
マーチンゲール法負け続けている時に、勝つまで倍ベットを賭けるアクション。勝った場合の利益が初めのベット額になる。負け分を取り戻しつつ勝負に出る方法。
ダランベール法賭け金を勝った場合に1単位減らし、負けた場合には1単位増やすベットシステム。損失を次の回でカバーすることができる。損失を抑え、少しずつ利益を得る方法。
オスカーズグラインド法1セッションで1単位の利益獲得を目指すことの繰り返しをするアクション。少しずつ地道に利益を積み上げていく方法。

まとめ

ここまで、ブラックジャックのアクションの1つ、インシュランスについて解説してきました。

ブラックジャックのインシュランスは、没収額を抑えるための保険としてのアクションです。

一方で、インシュランス成立率は30%と低く、アクションのための資金も必要になる方法です。

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永井 晃
シニアマーケティングマネージャー
永井 晃
ナガイ アキラ
所属:マーケティング戦略部

Betwise Entertainment シニアマーケティングマネージャー
オンラインカジノ業界に15年以上従事し、主に仮想通貨を重点としたマーケティング戦略の策定に携わる。豊富な知識とデータ分析力で、クライアントの成長と業界発展に貢献している。

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