吉永啓之輔選手のTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）における獲得タイトルと戦績

吉永啓之輔選手はTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）の65-70kg級初代王者として、「キング・オブ・アウトサイダー」「ミスター・アウトサイダー」の異名を持つ総合格闘家として活躍しています。

現在、吉永啓之輔選手は総合格闘技大会「BREAKING DOWN」への出場でも注目を集めており、Stake（ステーク）のブランドアンバサダーも務めています。

本記事ではそんな吉永啓之輔選手が一躍有名となった、THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）におけるタイトル獲得までの歩みと戦績についてご紹介していきます。

THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）における吉永啓之輔選手のタイトル獲得までの遍歴

THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）で脚光を浴びた、総合格闘家の吉永啓之輔選手は、同大会での65-70kg級で初代と第4代の王者に輝いています。

ここでは初代と第4代の王者、それぞれのタイトルを獲得するまでの遍歴についてご紹介していきます。

選考試合から5試合を戦い抜きTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）65-70kg級初代王者へ

2009年8月9日にTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）第7戦として「65-70kg トーナメントマッチ 選考試合」が行われました。

この試合で吉永啓之輔選手は山口剛選手と対戦、1Rにフロントチョークを決め勝利し本戦への出場権を獲得しました。

2009年10月11日にはTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）第8戦「65-70kg トーナメントマッチ」として、1日に1回戦と2回戦が行われました。

1回戦はモルトマン選手と対戦し1R三角絞めで勝利、2回戦は三枝美洋と対戦し2Rまでもつれ込んだものの、1回戦同様三角絞めで吉永啓之輔選手は勝利を収めました。

トーナメントの1回戦と2回戦で勝利を収めたことで、吉永啓之輔選手は「65-70kg トーナメントマッチ準決勝」への進出が決定しました。

約2ヶ月後の2009年12月13日に行われた準決勝の対戦相手は、格闘技大会「アマチュア修斗」にも参戦経験のある武井勇輝選手。

この試合では開始から30秒ほど互いに見合う時間が続きましたが、一瞬の隙をついた吉永啓之輔選手の左跳び膝蹴りが決まり、1R37秒で圧巻のKO勝利を収めました。

そして同日に行われたTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）第9戦「65-70kg トーナメントマッチ 決勝」では、アマチュアシュートボクシング選手権関東大会で優勝経験がある佐野哲也選手。

佐野哲也選手は「アウトロースナイパー」の異名を持った、THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）第4戦では、吉永啓之輔選手にパウンドでTKO勝利を収めている実力者です。

注目が集まるTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）第9戦決勝では、佐野哲也選手から2回のノックダウンを奪った吉永啓之輔選手が2RでTKO勝利を収め、前回のリベンジを果たします。

これによって吉永啓之輔選手は、選考試合から5試合を戦い抜き、見事にTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）65-70kg級初代王者に輝きました。

再びTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）65-70kg級の王者へ

THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）65-70kg級初代王者に輝いた吉永啓之輔選手は、プロの格闘家としての歩みをはじめます。

しかし2010年10月に行われた「THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）対ZST対抗戦」プロデビュー戦となった、奥出雅之選手との試合では2Rで腕ひしぎ十字固めにより敗戦。

その後、THE OUTSIDER 第4戦とTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）第9戦「65-70kg トーナメントマッチ 決勝」でも戦った佐野哲也選手との2011年11月に行われた、3度目の対戦で吉永啓之輔選手は判定勝ちを収めます。

それから約1年後の2012年7月、THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）第22戦の「65-70kg級王座防衛戦」で行われたRyo選手との対戦では、善戦するもチョークスリーパーにより1Rでタップアウトの末、防衛に失敗。

そして約2年後の2014年9月に行われたTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）第32戦の「65-70kg級タイトルマッチ」。

この試合の対戦相手は、プロとして「PANCRASE NEO BLOOD TOURNAMEN」準優勝の実績を持ち、当時のTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）65-70 第3代王者の熊澤伸哉選手。

1R2分47秒で吉永啓之輔選手はTKO勝利を収め、再びTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）65-70kg級王者へと、2012年7月ぶりに返り咲きました。

THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）での吉永啓之輔選手の戦績

上記でご紹介したように、吉永啓之輔選手はTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）の初代と第4代の王者に輝いた経歴があります。

ここからはアマチュア総合格闘技時代とプロ総合格闘技時代、それぞれのTHE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）関連の試合における吉永啓之輔選手の戦績をご紹介します。

アマチュア総合格闘技時代：THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）における吉永啓之輔選手の戦績一覧

アマチュア総合格闘技時代、THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）関連試合における吉永啓之輔選手の戦績は、13戦10勝です。

プロ総合格闘技時代：THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）における吉永啓之輔選手の戦績一覧

プロ総合格闘技時代、THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）関連試合における吉永啓之輔選手の戦績は、17戦9勝です。

Stake（ステーク）ブランドアンバサダーとしても活躍する吉永啓之輔選手

本記事でご紹介したように、THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）王者の実績がある吉永啓之輔選手は、「キング・オブ・アウトサイダー」「ミスター・アウトサイダー」と呼ばれる名選手です。

また現在では、BREAKING DOWN（ブレイキングダウン）出場やStake（ステーク）ブランドアンバサダーとしても活躍しています。

また以下の記事では、BREAKING DOWN（ブレイキングダウン）における吉永啓之輔選手の活躍をご紹介しています。