eスポーツベットとは?人気タイトルや賭け方など基本を解説

2025.01.19
2025.01.19

皆さんの中には、普段からオンラインゲームを楽しむ方もいるでしょう。以前まで、単なる娯楽として親しまれてきたオンラインゲームですが、近年では世界的な競技シーンを形成する成長を遂げています。競技者たちの高度なスキル、戦略的なプレイ、そして観客を魅了するライブパフォーマンスは、サッカーやバスケットボールのような伝統的なスポーツと同じ熱狂を見せています。そしてその盛り上がりは、eスポーツベットという新たな楽しみ方を生み出しました。

この記事では、初心者の方でもeスポーツベットを楽しむための基礎知識を解説します、具体的には、eスポーツベットの基本、人気タイトルや主な賭け方、eスポーツでの専門用語などを詳しく解説します。普段からeスポーツを楽しむ方だけでなく、始めてeスポーツに触れる方もeスポーツベットを楽しめるポイントをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事でわかること】

  • eスポーツベットの基礎知識
  • eスポーツベットで人気のゲームタイトルと見どころ
  • eスポーツベットで提供されているベット方法
  • eスポーツベットで使用される専門用語

目次

eスポーツベットとは

eスポーツベットとは、オンラインゲームを競技として捉え、世界規模で試合を行うeスポーツの試合結果や、プレイ内容の予想にお金を賭ける新しいタイプのスポーツベットです。近年、eスポーツの競技シーンが世界中で盛り上がりを見せる中、その人気に伴ってベッティング市場も急成長しています。

eスポーツは、対戦型ゲームを中心にプロ選手たちが技術と戦略を競い合う競技です。単なる娯楽を超え、観戦スポーツとして確立される中で、その熱狂をさらに盛り上げる手段としてeスポーツベットが普及しつつあります。

世界各地で開催されるeスポーツ大会の規模や参加者数は年々増加しており、それに伴いベッティング市場も拡大を続けています。この流れの中で、eスポーツベットはファンに新たな楽しみ方を提供し、観戦体験を一層魅力的なものにしています。

eスポーツベットの概要

eスポーツベットは、サッカーやバスケットボールなどのスポーツと同様に、試合の結果や特定のプレイ内容を予想して賭ける形式のスポーツベットです。対象となるのは、プロ選手やチームが参加するeスポーツの公式試合であり、掛けの対象となるゲームタイトルは多岐に渡ります。

eスポーツの試合では、単なる娯楽の域を超えた高度な戦略性や技術が求められるため、eスポーツベットをしない観戦だけでも十分楽しめるでしょう。それに加え、試合の結果やプレイ内容を予測するeスポーツベット要素が加わることで、さらに一段階上の没入感を味わうことができます。

さらに、eスポーツはオンラインプラットフォームでの試合配信やデータ解析が進んでいるため、試合の状況や選手のパフォーマンスを詳細に把握することが可能です。これにより、eスポーツベットではデータに基づいた予測が行いやすく、ファンにとっては戦略的な楽しみ方が可能です。

eスポーツベットが人気を集める理由

eスポーツ市場は、世界的に急速な成長を遂げています。2021年には約11億7,800万米ドル(約1,188億円)と報告されており、2030年までに約57億4,300万米ドル(約6,317億円)に達すると予測されています。

eスポーツ市場は日本国内においても拡大を続けています。2022年には約125億円に達し、前年から127%の成長を遂げました。さらに、2025年には200億円を超えると予想されています。

eスポーツベットが近年人気を集めているのには、さまざまな要因と背景があります。多くの人を惹きつけるeスポーツベットの人気を支える理由には、以下のような要素が考えられます。

 eスポーツ市場の急成長

eスポーツは、今や従来のスポーツと肩を並べるほどの盛り上がりを見せています。世界規模で開催される「LoL World Championship」や「The International」といった大会では、プロ選手やチームが技術を競い合い、数百万人もの視聴者を魅了しています。eスポーツ特有のスピーディーな試合展開と高い戦略性は、単なるゲームの枠を超え、チーム間の緻密な連携や高度な技術が求められる、まさに競技そのものと言えるでしょう。

また、大手企業の参入も市場を後押ししています。たとえば、「Red Bull」や「Intel」「JCB」といった企業が大会やチームのスポンサーとなり、eスポーツの認知度をさらに高めています。このような盛り上がりに伴い、eスポーツベットはファンにとって自然な延長線上の楽しみ方として定着しつつあります。

予測の楽しさとデータの豊富さ

eスポーツの試合では、各チームや選手の過去の戦績、得意なキャラクターやプレイスタイル、特定マップでの勝率など、詳細なデータがオンラインで公開されています。この情報と自身の知識を活用することで、試合展開を予測しやすくなるだけでなく、分析を通じて深い戦略性を楽しむことができます。

たとえば、「どのチームが勝つか」だけではなく、「特定のプレイヤーが最初にキルを取るか」や「試合中にどのキャラクターが最も活躍するか」といった細かい要素を予想することも可能です。これにより、単純な運任せではなく、自分の知識や洞察力を活かして結果を導き出す楽しみを味わえる点が、eスポーツベットの大きな魅力となっています。

観戦の楽しさ

eスポーツの試合では、予測不可能なプレイが展開されることもあります。たとえば、何気なく放った攻撃が偶然相手に命中するようなシーンや、人数的に不利な状況でも、1人で敵全員を倒してしまう華麗なプレイが見られることがあります。

こうした場面は、単純な有利・不利を超えたスリルと興奮を生み出し、ファンだけでなく、eスポーツベットに参加したベッターをも魅了します。スキルや戦略次第で劣勢を覆し、勝利を手にする瞬間は、観戦者やベッターにとって大きな魅力です。さらに、eスポーツベットに参加していなくても楽しめるため、eスポーツが広く親しまれている理由のひとつとなっています。

若い世代を中心とした親和性

eスポーツは特に若い世代を中心に高い人気を誇り、その熱狂は年々広がっています。このようなeスポーツの人気の延長線として、eスポーツベットも自然に広まっています。デジタルネイティブ世代にとって、オンラインでのベッティングやライブ観戦は非常に馴染み深い体験です。インターネットを介してゲームを楽しむことが日常的なものであり、そのため、自分がプレイしているゲームの大会はとても身近に感じられることでしょう。

この親和性が、eスポーツベットの成長を支えている要因のひとつです。ゲームを観戦し、戦略やプレイヤーの動きを予測する楽しさに加え、賭けを通じてさらに熱中することができるため、若い世代の間でのeスポーツベットの人気は急速に高まっています。自身の経験と知識を活かせるeスポーツベットは、予想をさらに楽しくさせるでしょう。

eスポーツベットの人気ジャンル

eスポーツベットの世界には、多種多様なゲームタイトルが存在し、それぞれに特徴的な魅力があります。eスポーツベットを楽しむファンにとって、どのゲームに賭けるかは大きなポイントです。人気のジャンルは、その競技性や観戦の面白さに加え、プレイヤーやチームのスキルが際立つ場面が多く、予測の楽しさを引き出しています。ここでは、eスポーツベットにおける代表的な人気ジャンルをご紹介し、それぞれの魅力を掘り下げていきます。

FPS/TPS

FPS (First-Person Shooter) は、プレイヤーがゲーム内のキャラクターの視点、つまり一人称視点で銃を使って戦うシューティングゲームのジャンルです。画面に映るのはキャラクターの手や銃などで、プレイヤーの視点から見た世界そのものです。リアルで臨場感のある体験が特徴で人気を集めています。代表的なゲームには、「Call of Duty」や「Counter-Strike」などがあります。

TPS (Third-Person Shooter) は、プレイヤーがキャラクターを後ろから見て操作する、第三者視点で行うシューティングゲームです。代表的なゲームには、「Gears of War」や「Fortnite」などがあります。

eスポーツ内でも特に人気のジャンルで、国内外問わずeスポーツベットができる大会が多く開催されています。それでは、FPS/TPSのeスポーツベットで提供されているタイトルを見ていきましょう。

CS:GO

CS:GOは5vs5のFPSで、プレイヤーはテロリストチーム(T)と対テロリストチーム(CT)に分かれて対戦し、各ラウンドごとに勝利条件を達成することを目指します。1ラウンドは1分55秒(115秒)で行われます。

ゲームモード

  • 爆破モード(最も一般的なモード)では、テロリストチームが爆弾を設置し、対テロリストチームはそれを阻止するという形式で進行します。
  • 人質救出モードでは、テロリストが人質を捕えており、対テロリストチームは人質を救出する任務を果たします。
見どころ

CS:GOのプロシーンは、精密なエイムと高度な戦術が織り成すプレイが最大の魅力です。プロプレイヤーたちは個人技を駆使しながらも、チーム全体の戦略に基づいて連携を図り、観る者を魅了します。

また、CS:GOはラウンド制のゲームであるため、短期的な戦術だけでなく、長期的な戦略も勝敗を分ける重要な要素となります。例えば、人数不利な状況では無理に攻めるのではなく、次のラウンドを見据えた動きを選択するなど、各ラウンドごとの戦略の駆け引きが見どころの1つです。eスポーツベットにおいては、相手チームとの戦術がどう噛み合うかを予想しながら観戦することで、さらに楽しさが広がります。

Rainbow Six: Siege

Rainbow Six: Siegeは5vs5のFPSで、攻撃側と防御側が交互にプレイし、それぞれの役割を果たします。世界大会で採用される爆破モードはラウンド制で進行し、2ラウンド毎に攻守交代します。3ラウンドを先取した方が勝者となります。

  • 攻撃側:特定の場所を制圧したり、爆弾を設置することが目的となります。
  • 防御側:攻撃側の目標達成を阻止することが目的となります。防御側はマップ内にバリケードを作ったり、罠を仕掛けたりして防御を固めます。

防衛側と攻撃側のキャラクターは各30名程ずつおり、キャラクターによって戦場に持っていけるガジェットが異なります。例えば、防衛側のキャラクターであれば有刺鉄線や展開型シールド、攻撃側であればグレネードやフラッシュなどがあります。さらに、キャラクターによっては補強された壁を壊せるアビリティを持つキャラクターなどもいます。

攻撃側は、最初にバリケードや有刺鉄線、補強壁などをマップ内に設置して設置した爆弾を守る準備をします。攻撃側のターンが終わると、続いては防御側のターンです。防御側はドローンを使って、敵の位置や爆弾のポイントを探します。攻めるポイントを発見したら、爆弾を解除するために敵地へと進行します。

見どころ

Rainbow Six: Siegeは、各オペレーターによってさまざまなスキルがあり、どのオペレーターを選ぶかが試合の戦術に大きな影響を与えます。一方で、このゲームはリアルな戦場を再現しており、戦闘時に使える特別なスキルはありません。そのため、チームワークや個々のキャラクターコントロールが非常に重要になります。

特に、敵の位置を共有したり、味方の弱点をカバーするチームワーク、また混戦になった際のキャラクターコントロールや、相手に隙を与えない個人技のスピード感がポイントです遮蔽物やグレネードを計算して使うプレイヤースキルが、人数不利から逆転劇を生むこともあります。

さらに、全ての情報を把握して慎重に進めるチームもあれば、ある程度の情報だけで敵地へ攻め込むチームもあります。このように、各チームの特徴が試合の展開に大きな影響を与えるのが、このゲームの面白い部分です。eスポーツベットでは、両チームがどのような戦術をとるチームなのか、過去の試合から分析できると勝率が上がるでしょう。

Apex Legends

Apex Legendsは、バトルロイヤル型シューティングゲームで、最大60人のプレイヤーがマッチに参加する中で最後の1チームとして生き残ることを目指します。基本的に3人1組または2人1組のチーム戦で進行します。

このゲームの最大の特徴は、各キャラクター(レジェンド)が持つユニークな能力です。常時発動されるパッシブアビリティ、戦術的に使用する戦術アビリティ、そして強力なアルティメットアビリティがあります。例えば、煙幕を展開するスキルや、体力を回復するサポート能力、敵をスキャンして位置を探る能力などがあります。キャラクターによってチームでの役割が異なるのが大きな特徴です。

ゲーム内での移動はスピーディーで、ジャンプタワーなどを駆使した立体的な戦闘が特徴です。また、試合の進行はバトルロイヤル形式で、ラウンド制の爆破ゲームとは異なり、チームが全滅するまで続きます。そのため、1ゲームの所要時間は20~45分と比較的長めです。

戦闘の舞台となるのは広大なマップで、時間とともに縮小していく安全地帯(リング)によって、戦闘範囲が徐々に狭まります。この仕組みにより、試合後半には緊張感のある接近戦が展開されます。マップ内にはさまざまなアイテムが点在しており、プレイヤーはこれを駆使してレジェンドを強化しながら敵と戦い、最終的に優勝を目指します。

見どころ

各レジェンドのスキルを活用したチームの連携が重要になります。攻撃型、守備型、サポート型のバランスを取ったチーム構成が有利にはなりますが、攻撃型のみを集めることで火力を上げて戦いに勝利するチームも存在します。

また、縦横無尽にマップを駆け回りながら戦う立体的な戦闘はApex Legendsの醍醐味。高所を取る戦術や、隠れ場所を利用した待ち伏せ攻撃などが展開されます。物資が不足した状態から敵を倒すことでアイテムを奪取して逆転する展開や、最後の1vs1の戦いなど、試合ごとに予測不可能なドラマが生まれます。

eスポーツベットでは、各チームが選択したレジェンドのスキルも重要ですが、プレイヤーのキャラクターコントロールスキルを重要視すると良いでしょう。過去の試合や選手の配信から、プレイヤースキルを把握すると、eスポーツベットでは勝利しやすい傾向にあります。

Valorant

Valorantは、5対5のチーム戦で行われる戦術系FPSゲームです。攻撃側と防衛側に分かれて爆弾(スパイク)の設置・阻止をめぐる戦いを繰り広げます。攻撃側の目標はスパイクを設置し、爆発させること、防衛側はこれを阻止することが目的です。最大13ラウンドを先取したチームが勝利します。攻守は6ラウンドで交代します。

このルールは、CS:GOやRainbow Six: Siegeと似ていますが、Valorant独自の特徴として「エージェントのスキル」が大きな役割を果たします。各エージェントは、以下のようなスキルを持っています。

  • 妨害系:壁を設置して進行を妨げたり、煙幕を使って視界を遮る。
  • 攻撃系:爆発や目くらましで敵を一気に制圧する。
  • サポート系:味方を回復させたり、センサーで敵の位置を感知する。

これらのスキルを活用し、戦略的な連携を図ることが勝利のカギとなります。Valorantの試合では、一瞬の判断が試合の流れを左右します。特にスキルの使い方やタイミング、そして正確な射撃が求められる場面では、緊張感が高まります。また、eスポーツとしても世界中で人気があり、プロリーグやトーナメントでは、ハイレベルな戦略と技術が観戦者を熱狂させています。

見どころ

エージェントによってスキルが大きく異なり、それぞれの役割が明確に存在します。このため、チーム内での連携が勝敗を分ける場面が多く、ボイスチャットを活用した戦略的な連携が注目されます。プレイヤー個人の正確な射撃技術や瞬時の判断力に加え、チーム全体でのスキルの組み合わせが勝利への鍵となります。

また、Valorantは一瞬の判断ミスが命取りになる緊張感も大きな魅力です。攻撃側はスパイク設置のタイミングを見計らい、防衛側はそれを阻止するためにスキルや位置取りを駆使します。両チームの心理的な駆け引きが試合の見どころであり、最後の数秒で大きく流れが変わることも珍しくありません。

さらに、人数不利の状況でもスキルを駆使して逆転できるのがValorantの魅力です。プレイヤーの技量が問われる場面が多く、世界大会に出場するトッププレイヤー同士の戦いは、最後まで何が起こるかわからないスリルにあふれています。これがファンを魅了する最大のポイントの1つです。eスポーツベットでは、世界に強いチームが数多く存在するので、勝敗予想は難しいでしょう。そのような場合は、eスポーツベットで提供されている他のベット方法を試してみるのもいいですね。

Overwatch

Overwatchは5vs5のFPSで、プレイヤーは「ヒーロー」と呼ばれるキャラクターを選び、それぞれの特性を活かしてチーム戦を行います。ヒーローは、攻撃・防御・タンク・サポートといった役割を持ち、チーム編成や戦術が試合の鍵となります。試合のルールは、特定のエリアを制圧する「コントロール」、ペイロードと呼ばれる大きなロボットを守りながらを運ぶ「エスコート」、ハイブリッド形式の「アサルト&エスコート」など、多彩なゲームモードが存在します。

Overwatchも他のチームゲームと同様にヒーローによって役割が割り当てられています。このゲームの特徴は、この役割の重要度が大きく、HPの量に役割による差が顕著に出ていることです。各ロールの役割とHPは以下の通りです。

  • タンク(425~700)
    チームの盾となる役割で、最前線で戦いチーム全体を引っ張る。タンクがいなければチームが前線を上げることが難しい。
  • ダメージ(150~300)
    ワープや遠隔攻撃、高速移動などで相手のヒーローをキルする役割を担う。回り込み背後から敵の意表を突く攻撃や、前線を飛び越えて攻撃を仕掛けた後、スキルによって即座にチームに合流するなどの戦い方ができる。
  • サポート(200)
    味方の体力回復や敵の回復疎外など、味方ヒーローのキルをサポートする役割を担う。体力が200と少なく、敵に攻撃されるとすぐにキルされるため、通常はチームと共に行動して後方でサポートを行う。

チームに対してのロールの数は決まっているため、キャラクターピックとチームでスキルを出すタイミング駆使しながら、試合を有利に進めていかなければなりません。

見どころ

Overwatchの大きな特徴の1つは、試合中にヒーローを変更できることです。各ヒーローにはじゃんけんのように弱点となるヒーローが存在し、相手の編成に対して有利なヒーローを選びながら試合を進めます。しかし、じゃんけんのように、あるヒーローにとっては弱点となるヒーローも、別のヒーローにとっては脅威となることがあります。つまり、相手の編成に対して有利なヒーローを選んでも、必ずしも勝利できるわけではありません。そのため、スキルを駆使するだけでなく、個々の技術やチームの連携、さらに相手の隙を見抜いて突く観察力が試されます。

ヒーロー同士のスキルを組み合わせて相乗効果を生み出し、攻撃や防御を展開するのがこのゲームの醍醐味です。不利な状況であっても、チーム内で強力なスキルを合わせることで、試合の展開を一変させることができます。このスピード感あふれる試合展開と、チームワークの重要性がファンを引き込みます。

eスポーツベットでは、両者チームの戦況を見ながら賭けられるライブベットがあります。勝敗予想が難しい方やルールが多くて覚えにくい方は、eスポーツベットで提供されているライブベットから参加して、観戦しながらルールを覚えるのもおすすめです。

Call of Duty

Call of Dutyは、4vs4で戦うFPSです。これまでに数多くの作品がリリースされてきた人気の作品で、タイトルによっては、チーム戦以外にもソロプレイのシナリオが収録されているタイトルもあります。Call of Duty関連大会は多く、現在は米国を中心に2つのリーグが開催されています。

Call of Dutyにはさまざまなモードがありますが、世界大会で使用されるモードは主に3つです。

  • サーチ&デストロイ
    攻撃側と防御側に分かれて、爆弾を設置もしくは解除するモード。敵が全滅しても勝利となる。
  • コントロール
    マップ内の指定された範囲(ポイント)の奪取をめぐり戦闘を繰り広げるモード。リスポーン回数に制限がある。攻撃側はすべてのポイントを奪取するか敵を殲滅すると勝利。防御側は、最低1つのポイントを守るか、敵を殲滅、もしくは敵の時間切れで勝利となる。
  • ハードポイント
    時間経過ごとに切り替わるポイントを占拠するモード。ポイントを占拠できている時間が得点となり、先に150ポイント獲得したチームが勝利。
見どころ

CDLルールによって、使用武器や行動に制限があります。例えば、ショットガンを持って角に隠れる行動は禁止されています。戦略的に隠れることは可能ですが、正々堂々とプレイヤースキルで戦うことをリーグの方針としているため、紳士的ではない行為が禁止されているのが世界大会の特徴です。

これを踏まえて、各チームは戦略的に正々堂々と戦わなければなりません。チーム間の連携はもちろん、個人のプレイヤースキルに特に注目すると良いでしょう。また、Call of Dutyは手榴弾やグレネードといった投擲武器が使用されます。この投擲武器の使い方やタイミングが上手い選手に特に注目です。

eスポーツベットでは、個人技の上手さに比重をおきつつ、味方のカバーをすぐに取れるような選手の動きやチームプレイにも注目すると良いでしょう。モードによって戦い方が異なるので、少し覚えにくいかもしれませんが、ライブベットからeスポーツベットに挑戦してみるのもおすすめです。

RTS

RTS(Real-Time Strategy)は、リアルタイム戦略ゲームの略で、プレイヤーがリアルタイムで戦略を立て、リソースの管理やユニットの指揮を行いながら敵と戦うタイプのゲームです。ターン制ではなく、ゲーム内の時間が進行するにつれて戦況が変化します。RTSの特徴的な要素は次の通りです。

  1. リソース管理:ゲーム内で資源(例えば、金や木材、エネルギーなど)を集め、ユニットを生産したり、施設を建設したりする必要があります。
  1. ユニットの指揮:軍隊やユニットを動かして敵の拠点を攻撃したり、防衛を行ったりします。ユニットの種類や特性を活かしながら戦うことが求められます。
  1. 戦略的思考:瞬時に戦局を判断し、適切な戦術や戦略を取ることが重要です。リアルタイムで変化する状況に柔軟に対応しなければなりません。

それでは、代表的なRTSゲームを2つご紹介します。

Warcraft III

RTSゲームの中でも金字塔とも言えるWarcraft IIIは、プレイヤーが異なる種族を指揮して戦うRTSゲームです。プレイヤーは、資源を集めてユニットや建物を生産し、敵の拠点を攻撃して勝利を目指します。各種族に「ユニット」と呼ばれる異なる能力を持つキャラクターがおり、それらを操作して相手のユニットと拠点を殲滅すると勝利となります。

ゲーム内に登場する種族は主に以下の4つです。

  • ヒューマン
    個々の性能が低いため頭数をそろえる必要がある。時間と共に戦局が進むにつれて、本領を発揮する。
  • オーク
    攻撃力と耐久値が高いものの、時間経過すると少々押され気味になってしまうことが多い。マップによっては有利に働くこともある。
  • ナイトエルフ
    最もテクニックが必要になる種族。攻撃力は強いが耐久性が低いユニットの性能を、豊富な操作量によって引き出す役割を持つ。油断をすればすぐに殲滅されてしまうが、上手く使うことができればゲームを終始圧倒できる力を持つ。
  • アンデッド
    能力はそれほど高くないものの、独自の延命方法を持つユニットが多い。供給において高い性能を持つこともあるため、防御力が全種族最強を誇る。

時間と共に変わる戦況に合わせて、リアルタイムで戦略を立てながら操作をする、高い頭脳をプレイを必要とする点が今でも人気の要因です。

見どころ

プレイヤーは、少し広いマップで起こる状況を全て理解しなければなりません。情報量が多いゲームなので、プレイヤーの処理能力と瞬時の判断力が鍵となります。相手の動きを観察しながら、自身の戦略を逐一組み立てていくプレイヤーの技術が見どころです。

eスポーツベットでは、個人のプレイヤースキルが重要になります。試合のアーカイブや選手の普段の配信を基に、eスポーツベットに望むことをおすすめします。

StarCraft II

StarCraft IIはWarcraft IIIと同じく、異なる種族とさまざまな能力を持つユニットを操作することで、相手の本拠地を殲滅することが目標のRTSゲームです。一般的なRTSゲームと同様に、全体的を見て操作をするユニットの管理や、各施設の供給量や資源を管理する細かなリソースの管理が必要です。特に、同時に複数の戦線を管理しながらリソースを集め、適切なタイミングでユニットを生産する能力が求められます。上級プレイヤーはこれらのスキルを駆使して戦うため、戦局を一瞬で変えるプレイが繰り広げられます。

見どころ

『StarCraft II』では、しばしば最初に優位性を持っていたプレイヤーが後に逆転されることがあります。この逆転劇が頻繁に起こるため、予想が難しく、それがこのゲームの魅力でもあります。例えば、相手がミスを犯したり、こちらの戦略をうまく予測して立て直すことができれば、逆転が可能になります。

また、戦術を練ることはもちろん重要ですが、相手の戦術を先読みする能力も不可欠です。一見不利に見える一手が、後々勝利につながることもあります。逆に、わずかなミスで敗北することもあるため、どんな状況でも最善の一手を選べる冷静さと瞬時の判断力がプレイヤーに求められます。

MOBA

MOBA(Multiplayer Online Battle Arena)は、複数のプレイヤーがチームに分かれて戦うオンラインバトルゲームの一ジャンルです。このジャンルのゲームでは、各プレイヤーが1体のキャラクター(ヒーローやチャンピオン)を操作し、チームで協力しながら敵チームの拠点を攻撃し、守ることを目的としています。MOBAの特徴として、以下のポイントがあります。

  • チーム構成
    MOBAは2つのチームが対戦し、各チームは3~5人のプレイヤーで構成されます。
  • キャラクター
    各プレイヤーは、固有の能力や特徴を持つキャラクター(ヒーローまたはチャンピオン)を操作します。これらのキャラクターは、攻撃型、サポート型、タンク型など、特定の役割を持っています。
  • マップ
    MOBAのゲームマップは一般的に、3つのレーン(上・中央・下)と、それらを繋ぐジャングルと呼ばれるエリアに分かれています。各レーンには、タワーや建物、拠点が配置されており、これらを攻防しながら戦います。

MOBAのマップは比較的狭く、プレイヤーはミニマップを活用して味方の戦況や行動を把握しながら、自身のキャラクターを操作します。勝利条件は、敵の本拠地にあるタワーを倒すことです。

また、MOBAゲームの特徴的な要素として、プレイヤーがゲーム中に成長する点が挙げられます。敵プレイヤーをキルしたり、ジャングル内のモンスターを倒すことで、経験値やお金を得て、キャラクターを強化することができます。それでは、MOBAゲームの人気タイトルを2つご紹介します。

League of Legends

League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド、LoL)は、eスポーツの最前線ともいえるゲームで、これまでに数々の世界大会が開催されてきました。中でも公式世界大会であるWorld Championshipは、賞金が億単位に達することもあり、その規模の大きさから注目を集めています。

この大会には、各国のリーグ戦を勝ち抜いたプロチームが出場します。プロチームにはLogicoolや日清食品などの大企業がスポンサーとして名を連ねており、世界的なスポーツブランドのNikeや、テクノロジー企業のIntelやSamsungも公式大会をサポートしています。このように、LoLは単なるゲームを超えて、企業戦略やマーケティングの分野にも大きな影響を与えています。

プレイヤーは「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターを操作し、5対5のチーム戦に挑みます。試合は3つのレーン(上・中・下)からなるマップで行われ、それぞれのレーンでキャラクターが配置され、戦いが展開されます。各レーンにはタワーが設置されており、プレイヤーはこれを攻撃しながら相手のチャンピオンを倒し、最終的に敵本拠地のタワーを破壊することを目指します。

見どころ

LoLは、単にキャラクターを操作するだけでなく、チーム全体で戦略を立て、協力し合うことが求められます。選択するチャンピオンの役割(タンク、アサシン、キャリーなど)や、どのレーンを担当するかなど、チーム内での連携が勝敗を分けます。LOLにおけるチャンピオンのロール(役割)は、以下のようなものがあります。

  • ファイター
    前線を支えながら効果力で攻撃する、バランスが取れたロール。通常攻撃から火力が高いため、HPが高いタンクに対して有利となる。
  • タンク
    HPが高いため耐久力があり、相手の行動を阻害するスキルを持っていることが多いです。例えば、相手の動きをスローにしたり、逃げようとする敵を引き寄せたりできます。
  • メイジ(魔法使い)
    スキルを使って魔法ダメージを与えることを主とするロールです。スキルメインのため、瞬間火力に優れており、敵を確実に仕留める力があります。遠距離からの攻撃が多いです。
  • マークスマン(射手)
    遠距離から銃や弓で攻撃するマークスマンは、通常攻撃が強いです。序盤の戦闘力は高くないため、じっくりと育てて、中盤以降に効果力で遠距離から相手を仕留める戦い方に長けています。
  • サポート
    回復スキルや敵の行動を妨害するスキルによって、味方の支援を得意とするロール。味方のキャラクターが育つためのサポートを徹底します。
  • アサシン
    奇襲を得意としており、アグレッシブなプレイで敵を混乱させ、キルすることに長けたロールです。奇襲に適したワープや高速移動などのスキルと、成長によって敵を瞬殺できるほどの火力を持っています。特に操作の難易度が高いチャンピオンが多いです。

操作可能なチャンピオンは100体以上おり、それぞれに独自のスキルが備わっています。そのため、すべてのチャンピオンを把握するのは簡単ではありません。また、試合中には獲得したお金を使ってチャンピオンに適切な装備を与える必要があり、装備は戦術に応じて選ぶ必要があります。これにより、プレイヤーにはゲームの理解力や幅広い知識、さらに他のチャンピオンに関する情報を把握しておく能力が求められます。

また、チーム全体がどのような戦術を取るのか、個々のプレイヤースキル、目の前のチャンピオンへの集中力と全体を把握する視野の広さ、さらには敵との細かな駆け引きがこのゲームの見どころです。eスポーツベットでは、これらの総合的な技術を持つプレイヤーを多く有しているチームが有利になるでしょう。

Dota2

Dota2は、5対5のチームに分かれて戦い、相手の本拠地「エンシャント」を破壊することが勝利条件です。ヒーローの選択や装備品の構築、マップ上での動き方などはLOLと同じです。日本ではLOLの認知度が高いですが、海外ではDota2もLOLと同じように人気を博しています。毎年開催される公式世界大会「The International」は、eスポーツ界で最も高額な賞金を誇るイベントの1つで、2024年には総賞金額が数億円規模に達しています。

基本的なゲーム制もLOLと同じなので、見どころも同じようになります。それでは、LOLとDota2の違いを解説しておきます。

  • クーリエ
    Dota2には、各キャラクターに1体、ペットのような「クーリエ」というキャラクターが付与されます。クーリエはアイテムを持ち運べるので、拠点で購入したアイテムをクーリエに持たせることで、マップ内のどこでもアイテムを受け取れます。
  • タレントツリー
    Dota2の各ヒーローに用意されているタレントツリーは、試合の中でヒーローのレベルが10・15・20・25になった段階で、2つの能力から1つを選べる制度です。試合の状況に適した能力を選択できます。
  • 昼夜の概念
    Dota2では、5分毎に昼と夜が交互になります。昼の間は視界が明るく、夜になると視界が暗くなります。
  • オブジェクトの破壊
    マップ内に表示されている木は、特定の武器で壊せます。活用すれば、新しいルートを切り開いたり、逃げ道を確保できます。

今回紹介したもの以外にも、LOLと異なる仕様があります。似ているゲームですが、少し仕様が異なるだけで戦略や戦術が大きく変わります。それぞれの楽しみを見つけて、eスポーツベットを楽しんでください。

スポーツゲーム

スポーツゲームは、実際のスポーツを模倣またはアレンジしたゲームジャンルで、プレイヤーがさまざまなスポーツのルールや動きを仮想的に体験できるゲームです。競技や試合形式を再現し、シングルプレイやマルチプレイで楽しむことができます。

現実のスポーツをベースにしているため親しみやすく、プロリーグや有名選手、チームが登場するタイトルも多いです。例えば、『FIFA』シリーズや『NBA 2K』シリーズでは、実在する選手やチームを操作して、リアルな試合を再現できます。プレイヤーはパスやシュート、タックルといったアクションを通じて試合を進めます。

また、eスポーツベットのジャンルとしても人気が高く、世界大会が開催されるタイトルもあります。選手のモーションやグラフィックのリアルさが魅力で、プレイ中の戦術や選手交代の駆け引きもeスポーツベットでは楽しめます。さらに、選手やチームを育成し、自分だけの最強チームを作り上げて大会に挑むといった育成要素も、このジャンルならではの醍醐味です。

FIFA

FIFAは世界的に人気のあるサッカーゲームシリーズで、毎年新作がリリースされることで知られています。実際のサッカーリーグやクラブ、ナショナルチームを収録しており、プレイヤーは自分の好きなチームや選手をパス、ドリブル、シュート、タックルなどのアクションで操作できます。

FIFAシリーズは、公式ライセンスによるリアルなチームや選手、スタジアムが特徴です。例えば、プレミアリーグ、ラ・リーガ、ブンデスリーガなど世界中の主要リーグが登場します。また、選手の外見やプレイスタイルが忠実に再現されています。

見どころ

プレイヤーはフォーメーションや戦術を細かく調整し、相手チームに合わせた試合展開を組み立てる必要があります。また、スキルムーブ(フェイントや特殊なドリブル)を駆使して、敵選手をかわすプレイも魅力の1つです。

FIFAシリーズはeスポーツとしても大きな注目を集めており、公式大会「FIFA eWorld Cup」では世界中のトッププレイヤーが競い合います。賞金総額は高額で、eスポーツベットのファンや世界中のゲームファンを魅了しています。

初心者でも簡単に楽しめるシンプルな操作性を備える一方で、上級者には細かい戦略性やスキルが求められる奥深さを備えています。

NBA2K

NBA2Kは、バスケットボールをテーマにしたスポーツゲームシリーズで、実際のNBA(National Basketball Association)の試合や選手を再現しています。自分だけのオリジナル選手を作成し、NBAキャリアを積み上げるストーリーモードや、カードを集めて自分のチームを作り、他のプレイヤーと対戦するモードがあります。

NBA2Kシリーズは世界大会にも力を入れており、NBA2K Leagueという公式のプロリーグが開催されています。このリーグは、世界中のプレイヤーが参加し、プロのバスケットボールチームと提携して試合を行います。賞金総額が高額であり、eスポーツベットファンにとっても注目のイベントです。

見どころについては、別ゲームではあるもののFIFAと同じポイントが見どころになります。

eスポーツベットの賭け方

eスポーツは、競技性の高さと観客の熱狂的な支持を集める一方で、ブックメーカーによるeスポーツベット市場も拡大しています。特に、人気のあるゲームタイトルでは、試合結果に賭けることができる多くのオプションが提供されています。それでは、eスポーツベットで楽しめる賭け方の種類をいくつか解説します。

マネーライン

マネーラインは、初心者の方に特におすすめの賭け方で、試合の勝敗を予想します。チームの直近の成績や、過去の同チームとの対戦記録などを参考にすることで、精度の高い予想が可能になります。初心者の方でも比較的当たりやすく、簡単にベットできるので、eスポーツベットを始める第一歩に最適なベットオプションです。

ハンディキャップ

ハンディキャップは、実力差が明確なチーム同士が対戦する際に、弱いチームにハンデを与えることで結果の予想を難しくする賭け方です。eスポーツベットでは、試合の最終結果にあらかじめ設定された数字を足し、勝敗を決定します。

マップ勝者

eスポーツベットでは、試合全体を予想するだけでなく、マップごとにどちらのチームが勝つのかを予想することもできます。試合全体を通した予想だけでなく、個々のマップやラウンドごとの予想を行うことで、eスポーツベットでのベット回数を増やし、戦術や選手の動きをじっくり観察しながらより戦略的に楽しむことが可能になります。これにより、ゲームの進行に合わせて自分の予想を変える楽しみも加わり、eスポーツベットを一層深く味わうことができます。

マップ別キル数

マップ別キル数では、各チームやプレイヤーが各マップごとに獲得したキル数を予想できます。特にFPS(ファーストパーソン・シューティング)やMOBAゲームなど、チームの戦略やプレイヤーの動きが重要なゲームで、このベット形式は非常に人気があります。攻撃的なチームはキル数が多くなる傾向があり、狭いエリアや複数の角を持つマップでは、キル数が増えやすくなることがあります。eスポーツベットに参加する際には、マップの傾向を理解できるとさらに勝率が上がります。

【タイトル別】eスポーツベットで使われる用語

eスポーツベットを楽しむ上で、いくつかの専門用語を知っておくことは非常に重要です。ゲームのルールや賭けの種類を理解することで、より深くベットに関与でき、予想の精度も向上します。では、eスポーツベットでよく使われる用語をタイトル別に紹介し、それぞれの特徴を分かりやすく説明していきましょう。

League of Legends

League of Legendsで使われる用語を3つ解説します。配信やライブベットで利用される言葉もあるので、覚えてeスポーツベットを楽しみましょう。

ロール

ロールは、特にMOBAやRTSなどのゲームにおいて、プレイヤーがゲーム内で担う役割やポジションを指します。ゲームによって異なりますが、基本的に各ロールはプレイヤーのキャラクターやユニットがどのような役割を果たすかに基づいています。代表的なロールは以下の通りです。

  • タンク(Tank): ダメージを受けることが得意で、味方を守る役割を担う。耐久力が高く、前線で戦闘をリードします。
  • アタッカー(Damage Dealer / Carry): 主に敵チームにダメージを与える役割。高い攻撃力を持つが、耐久性は低いため、サポートやタンクの保護が必要です。
  • サポート(Support): 味方を支援する役割。回復やバフ(強化)、デバフ(弱体化)を行うことが多い。アタッカーやキャリーのサポートが主な仕事です。
  • ジャングラー(Jungler): ゲーム内の「ジャングル」と呼ばれるエリアでモンスターを倒してリソースを得る役割。チームの他のメンバーを支援するために、相手のチームに奇襲をかけることもあります。

オブジェクト

オブジェクトとは、主にMOBAやRTSなどのゲームにおいて、プレイヤーが操作するキャラクター(ユニット)やその環境に影響を与える、ゲーム内でのアイテムや構造物を指します。オブジェクトの例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • タワー
    ほとんどのMOBAゲームに登場するオブジェクトで、マップ上に配置された防衛施設。敵チームのキャラクターが近づくと自動で攻撃を行います。タワーを破壊することで、勝利へと近づきます。
  • ショップアイテム壊
    ゲーム内でキャラクターが装備できるアイテム。これらのアイテムは、プレイヤーが戦闘力を向上させるために使用します。購入にはゲーム内通貨が必要で、プレイヤーはアイテムを戦況に合わせて購入し、キャラクターを強化します。
  • 中立ジャングルのオブジェクト
    MOBAゲームにおいて、ジャングル内に存在するモンスターやバフオブジェクト。これらを倒すことで、経験値やゴールドを得たり、特定のバフ(強化)を得ることができます。

カウンターピック

カウンターピックとは、主にMOBAゲーム(例:League of LegendsやDota 2)において、相手チームが選択したキャラクター(チャンピオンやヒーロー)に対して、特定の能力や特徴を活かして優位に立つことができるキャラクターを選ぶ戦略を指します。カウンターピックは、試合前のピック段階(キャラクター選択の段階)で行われ、対戦相手の強みを封じ込め、弱点を突くことを目的としています。

Valorant

次は、Valorantで使われる用語を解説します。eスポーツベットや配信でもよく使われる単語を集めました。

エントリー

エントリーとは、ValorantのようなFPSゲームにおいて、攻撃側が攻撃を開始する際に最初に前線に出て、敵陣に突入する役割を担うプレイヤーやその行動を指します。エントリーを担当するプレイヤーは、敵の位置を把握し、安全に突入して情報を提供します。エントリーは、味方が戦闘を有利に進めるために重要な役割を担い、素早い反応やエイムの精度が求められます。エントリー役には、速さや耐久力、支援能力を持つキャラクターが適しています。

IGL

IGL(In-Game Leader)は、試合中の戦術や戦略を指揮する役割のプレイヤーです。IGLはチーム全体の動きを決定し、攻撃や防衛のプランを立て、味方に指示を出します。試合の流れを把握し、重要な決断を下す能力が求められるため、冷静さと高い判断力が必要です。各チームに1人、IGLがいるのが基本です。

クラッチ

クラッチとは、試合で1人のプレイヤーが非常に不利な状況を乗り越え、チームを勝利に導くプレイを指します。通常、数的に不利な状態で残されたプレイヤーが、敵を全滅させたり、重要な目標を達成したりすることで「クラッチ」と呼ばれます。特に最後の1人になると、精神的なプレッシャーも大きく、冷静さと高い技術が要求されます。

CS:GO

次は、CS:GOで使われる用語を解説します。eスポーツベットでは特にECOが重要になるので、覚えておくと良いでしょう。

ブースト

ブーストとは、チームメイトが特定のプレイヤーを助けるために意図的にサポートし、そのプレイヤーの位置やステータスを有利にする行為を指します。例えば、あるプレイヤーが高い位置に登るために他のプレイヤーがジャンプ台のような役割を果たすことが一例です。

ECO

ECO(エコ)とは、主にFPSやタクティカルシューティングゲームで使われる用語で、プレイヤーやチームが次のラウンドに向けてお金を節約するために、わざと弱い装備(例えば、安価な武器や防具)で戦う戦術を指します。これは、強力な装備を手に入れるために、後のラウンドでの優位性を狙ってお金を貯める戦略です。ECOラウンドでは通常、リスクを取らず、敵のラウンドに対して耐えるか、予想外の戦術で逆転を狙います。

Counter

Counter(カウンター)とは、ゲーム内で敵の戦術やプレイスタイルに対して有効な戦術や行動を指す用語です。例えば、特定の武器やキャラクター、戦略が強力な場合、それに対抗するために最適な戦術や選択肢を取ることを「カウンターする」と言います。

Overwatch

次は、Overwatchで使われる用語を解説します。Overwatchは特にリスポーン地点が決まっているので、eスポーツベットにおいてはスポーンキャンプを覚えておくと良いでしょう。

ハラス

ハラスとは、敵に対して継続的にダメージを与える、またはプレッシャーをかける戦術を指す用語です。主にMOBAやFPS、バトルロイヤルゲームで使われます。敵がリソースを確保したり、戦闘に集中できないように、少しずつでも攻撃を繰り返すことで相手を困らせ、試合の進行を有利に進めることを目的としています。

環境キル

環境キルとは、ゲーム内のマップや環境にあるオブジェクトや仕掛けを利用して敵を倒すことを指します。例えば、爆発物やトラップ、落下する場所、電撃を放つエリアなど、プレイヤーが直接的に攻撃せずに環境要素を使って敵を倒す場面です。

スポーンキャンプ

スポーンキャンプは、敵プレイヤーがゲームのスポーン地点(復活地点)に出現した直後を狙って攻撃する戦術です。この戦術は、特にFPSやバトルロイヤル、MOBAなどのゲームで使われます。スポーン地点の前を陣取ることをスポーンキャンプというのに対して、スポーンした直後の敵を待ち構えて何度もキルすることを、リスキル(リスポーンキル)といいます。

eスポーツベットを楽しむならStake(ステークカジノ)で

eスポーツが世界的な盛り上がりを見せる中、eスポーツベットは新たなエンターテインメントとして注目を集めています。既にスポーツベットの経験がある方は、新しいスポーツの開拓として、ゲームが好きな方はスポーツベットを始める第一歩として、eスポーツベットを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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ステークカジノでは、eスポーツベットに加えて、さまざまなスポーツ競技に賭ける楽しさを提供しています。サッカーバスケットボールテニス、アメリカンフットボールといった人気競技はもちろん、競馬やモータースポーツなども充実。eスポーツベットにとどまらず、より幅広いベット体験をぜひお楽しみください。

eスポーツベットのトレンドに乗り遅れるな!

eスポーツ業界は急成長を続けており、それに伴いベット市場も拡大しています。League of LegendsやValorant、CS:GOなどの人気タイトルでは、世界中で開催される大会を対象に多くのベットが行われています。これらの大会は、賞金総額が億単位になることも珍しくなく、注目度は年々高まっています。

中でも、日本で特に人気を集めているのがValorantです。2022年の世界大会では、日本代表チームZETA DIVISIONが3位に輝き、国内外で大きな話題となりました。それまで世界の舞台で結果を残せずにいた日本が、世界3位という快挙を成し遂げたことで、Valorantの人気が一気に高まりました。さらに、さいたまスーパーアリーナでのイベントが大盛況となるなど、国内でも多くの大会やイベントが開催されています。

eスポーツは現在、大企業の企業戦略やマーケティングに影響を与えるほど、大きな経済的影響力を持っています。インターネットの普及やバーチャルの技術が上がるとともに、これからもeスポーツベットの人気は高まっていくでしょう。この波に乗り遅れることなく、eスポーツベットをステークカジノで楽しみましょう!

執筆者
橘マリナ
ライター
橘マリナ タチバナ マリナ
所属:マーケティング部
5年以上オンラインカジノでプレイし、遊びながらギャンブルの楽しさと戦略を学んできた。2019年にオンラインカジノ業界に飛び込み、マーケティングやコンテンツ制作を中心にキャリアを築いている。高校時代にイギリスに留学した経験が、ブックメーカーに興味を持たせるきっかけとなった。格闘技や競馬に関する専門知識を有し、データ分析を活用した情報提供が得意。現在は海外に移住し、プレイヤー全体のニーズに応えることに情熱を注いでいる。
監修者
永井 晃
シニアマーケティングマネージャー
永井 晃
ナガイ アキラ
所属:マーケティング戦略部

Betwise Entertainment シニアマーケティングマネージャー
オンラインカジノ業界に15年以上従事し、主に仮想通貨を重点としたマーケティング戦略の策定に携わる。豊富な知識とデータ分析力で、クライアントの成長と業界発展に貢献している。

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